第4回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 2 国民医療費増大の原因で正しいのはどれか。 1.  予防医学の増進 2.  老年人口の増大 3.  コスト意識の徹底 4.  医療供給体制の合理化
衛生学
問題 5 我が国の人口統計について誤っている記述はどれか。 1.  人口ピラミッドは「つぼ型」である。 2.  出生率は低下傾向である。 3.  国勢調査は毎年行われる。 4.  平均寿命は世界第1位である。
衛生学
問題 11 保健所が行う環境衛生対策で誤っているものはどれか。 1.  食中毒の予防 2.  食品衛生の監視 3.  美容室の衛生監視 4.  騒音の監視
関係法規
問題 12 免許資格の欠格事由でないのはどれか。 1.  素行が著しく不良であるもの 2.  麻薬中毒者 3.  免許を受けずに施術を行ったもの 4.  肝炎ウイルスキャリア
関係法規
問題 13 施術者の行為で正しい記述はどれか。 1.  医師の同意を得て骨折患部の施術をした。 2.  診察の結果知り得た病名を告知した。 3.  施術者養成学校の生徒に施術を行うよう指示した。 4.  痛み止めの薬を指示した。
解剖学
問題 16 細胞について正しい記述はどれか。 1.  細胞は分化することによって増殖する。 2.  染色体は細胞質に含まれる。 3.  生殖細胞は減数分裂を行う。 4.  全ての細胞は1個の核を持つ。
解剖学
問題 17 体表から触れる部分と骨との組合わせで正しいものはどれか。 1.  肩峰---肩甲骨 2.  乳様突起---後頭骨 3.  肘頭---上腕骨 4.  内果---腓骨
解剖学
問題 19 筋とその作用との組合わせで誤っているのはどれか。 1.  腕橈骨筋---肘関節の屈曲 2.  上腕三頭筋---肘関節の伸展 3.  大腿二頭筋---膝関節の屈曲 4.  中殿筋---股関節の屈曲
解剖学
問題 20 筋とその付着部との組合わせで誤っているのはどれか。 1.  僧帽筋---鎖骨 2.  外腹斜筋---肋骨 3.  腰方形筋---腸骨稜 4.  大腿直筋---坐骨結節
解剖学
問題 22 肺について誤っている記述はどれか。 1.  左肺は三葉に分かれる。 2.  肺尖は頸部に達する。 3.  心圧痕は両肺にある。 4.  肺底は横隔膜に接する。
解剖学
問題 23 消化器について正しい記述はどれか。 1.  永久歯は28本である。 2.  胃の出口には幽門弁がある。 3.  肝臓は門脈によって栄養される。 4.  虫垂は小腸に属する。
解剖学
問題 24 膵臓について正しい記述はどれか。 1.  骨盤腔に存在する。 2.  下腸間膜動脈で栄養される。 3.  膵管は十二指腸に開口する。 4.  ランゲルハンス島は膵液を分泌する。
解剖学
問題 25 泌尿器について誤っている記述はどれか。 1.  腎臓は腹膜後器官である。 2.  尿道は膀胱三角に開口する。 3.  男性では膀胱の後方に直腸がある。 4.  尿道は女性の方が長い。
解剖学
問題 31 脳神経とその支配との組合わせで正しいのはどれか。 1.  三叉神経---歯の痛覚 2.  顔面神経---舌の運動 3.  舌咽神経---舌尖の味覚 4.  舌下神経---舌の痛覚
解剖学
問題 36 縦隔について誤っている記述はどれか。 1.  左右の肺の間の空間である。 2.  後方には脊柱がある。 3.  縦隔には心臓がある。 4.  縦隔には肝臓がある。
生理学
問題 40 白血球のうち単球について誤っている記述はどれか。 1.  血中から組織中に移行する。 2.  大食細胞とも呼ぶ。 3.  止血作用を持つ。 4.  細菌を取り込んで分解する。
生理学
問題 47 ビタミンについて正しい記述はどれか。 1.  エネルギー源となる。 2.  体内で合成される。 3.  身体の代謝を調節する。 4.  骨の構成成分となる。
生理学
問題 48 アシドーシスのときに血液中で増加するイオンはどれか。 1.  カルシウムイオン 2.  水素イオン 3.  ナトリウムイオン 4.  塩素イオン
生理学
問題 51 インスリンの作用について正しい記述はどれか。 1.  血糖値を下げる。 2.  細胞のブドウ糖取り込みを抑制する。 3.  グリコーゲンの分解を促進する。 4.  蛋白質合成を抑制する。
臨床医学総論
問題 65 生命徴候(バイタルサイン)の検査項目として誤っているのはどれか。 1.  体温 2.  脈拍数 3.  呼吸数 4.  瞳孔対光反射
臨床医学総論
問題 68 健常者の血圧について正しい記述はどれか。 1.  右手より左手の方が高い。 2.  臥位と立位では異なる。 3.  拡張期血圧が収縮期血圧より高い。 4.  上肢と下肢では差がない。
臨床医学総論
問題 69 胸痛を起こす疾患で適切な記述はどれか。 1.  自然気胸の痛みは突然起こる。 2.  心筋梗塞の痛みは数分で始まる。 3.  狭心症の痛みは右肩に放散する。 4.  解離性大動脈瘤は胸全体に鈍痛が起こる。
臨床医学総論
問題 73 検査について誤っている組合せはどれか。 1.  トーマステスト---股関節の屈曲拘縮 2.  ラセーグテスト---頸部脊椎症 3.  マクマレーテスト---膝半月板損傷 4.  膝の引き出しテスト---十字靱帯断裂
臨床医学総論
問題 74 測定部位で誤っているものはどれか。 1.  上肢長---肩峰と橈骨茎状突起との間 2.  下肢長---上前腸骨棘と内果との間 3.  大腿周径---膝関節裂隙の位置 4.  下腿周径---下腿の最大部位
臨床医学総論
問題 75 運動麻痺で誤っているのはどれか。 1.  片麻痺---一側の上下肢 2.  対麻痺---一側上肢と反対側下肢 3.  単麻痺---四肢のうち一肢 4.  四肢麻痺---両側上下肢
臨床医学各論
問題 77 心筋梗塞について誤っている記述はどれか。 1.  アテローム硬化が関与する。 2.  心筋の壊死を伴う。 3.  ニトログリセリンを治療薬として用いる。 4.  白血球増多がみられる。
臨床医学各論
問題 78 本態性高血圧の食事で最も控えなければならないのはどれか。 1.  カロリー 2.  ナトリウム 3.  アルコール 4.  カルシウム
臨床医学各論
問題 85 慢性関節リウマチについて誤っている記述はどれか。 1.  女性に多い 2.  朝のこわばりがある 3.  皮下結節がみられる 4.  蝶形紅斑がみられる
臨床医学各論
問題 87 出血性素因について誤っている記述はどれか。 1.  血小板増加により起こる 2.  いったん出血すると止血しにくい 3.  皮下に紫斑をつくりやすい 4.  わずかな外力で出血する
臨床医学各論
問題 89 脳血管障害について正しい記述はどれか。 1.  脳梗塞は若年に多い 2.  脳血栓は過激な体動時に多い 3.  くも膜下出血は慢性に発症する 4.  一過性脳虚血発作は24時間以内に症状が消失する
臨床医学各論
問題 90 メニエール病について誤っている記述はどれか。 1.  中耳の疾患が原因である 2.  発作性のめまいを伴う 3.  耳鳴りを伴う 4.  難聴を伴う
臨床医学各論
問題 91 疾患と原因との組合せで正しいのはどれか。 1.  パーキンソン症候群---喫煙 2.  脊髄小脳変性症---向精神薬 3.  筋萎縮性側索硬化症---飲酒 4.  スモン---キノホルム
臨床医学各論
問題 92 正しい組合せはどれか。 1.  スワンネック変形---尺骨骨折 2.  アキレス腱断裂---つま先立ち不能 3.  テニス肘---肘関節脱臼 4.  ジャンパー膝---膝関節の異常可動性
臨床医学各論
問題 93 先天性股関節脱臼の症状で正しい記述はどれか。 1.  大腿内側皮膚溝は左右対称である 2.  下肢の延長がみられる 3.  開排制限がある 4.  歩行開始後には大転子低位がみられる
臨床医学各論
問題 94 障害と部位との組合せで正しいのはどれか。 1.  前十字靱帯損傷---肩関節 2.  環椎破裂骨折---腰椎 3.  脊椎分離症---胸椎 4.  コーレス骨折---橈骨下端
臨床医学各論
問題 95 緑内障について誤っている記述はどれか。 1.  眼圧が上昇する 2.  水晶体が混濁する 3.  失明のおそれがある 4.  手術療法が行われる
リハビリテーション医学
問題 97 身体障害者福祉法に基づく内部障害でないのはどれか。 1.  心機能障害 2.  肝機能障害 3.  腎機能障害 4.  直腸膀胱障害
リハビリテーション医学
問題 98 関節の正常可動範囲で正しいのはどれか。 1.  肩関節屈曲:0゜〜70゜ 2.  手関節掌屈:0゜〜40゜ 3.  股関節屈曲:0゜〜70゜ 4.  足関節底屈:0゜〜45゜
リハビリテーション医学
問題 100 運動療法で正しい記述はどれか。 1.  伸展運動は筋力を増す 2.  関節モビリゼーションは痛みと関係なく行う 3.  関節の可動域訓練は筋力のない患者にも行う 4.  抵抗運動は筋力2(可)の患者に行う
リハビリテーション医学
問題 101 温熱刺激の作用で誤っている記述はどれか。 1.  末梢血管が拡張する 2.  代謝が低下する 3.  関節の可動域の増加を助ける 4.  筋のスパズムが低下する
リハビリテーション医学
問題 103 脊髄損傷について正しい記述はどれか。 1.  原因として血管障害が多い 2.  発症直後から腱反射が亢進する 3.  頸髄損傷では対麻痺となる 4.  膀胱直腸障害がおこる
リハビリテーション医学
問題 104 慢性関節リウマチで誤っている記述はどれか。 1.  高齢者の発症は少ない 2.  中手指節関節に多い 3.  炎症症状に応じて運動療法を行う 4.  関節可動域訓練は強力に行う
リハビリテーション医学
問題 105 脳性麻痺によく見られる状態として誤っているのはどれか。 1.  脳病変の進行 2.  運動発達の遅延 3.  筋緊張の亢進 4.  股関節脱臼の出現
リハビリテーション医学
問題 106 五十肩について誤っている記述はどれか。 1.  肩関節周囲炎と呼ばれる 2.  疼痛が治まるまで安静にする 3.  運動前に温熱療法を行う 4.  拘縮に対し滑車訓練を行う
経絡経穴概論
問題 117 経絡の流注の概要で誤っているのはどれか。 1.  手の三陰経は胸から手に流れる 2.  手の三陽経は手から胸に流れる 3.  足の三陰経は足から胸腹部に流れる 4.  足の三陽経は顔面から足に流れる
経絡経穴概論
問題 121 大腸兪穴の取穴法で正しいのはどれか。 1.  正中仙骨稜第2仙椎棘突起の下外方1寸5分に取る 2.  正中仙骨稜第1仙椎棘突起の下外方1寸5分に取る 3.  第4腰椎棘突起の下外方1寸5分に取る 4.  第3腰椎棘突起の下外方1寸5分に取る
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 125 軽擦法の皮膚に及ぼす作用でないのはどれか。 1.  感覚受容器の刺激 2.  新陳代謝の促進 3.  血管の収縮 4.  皮膚温の上昇
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 126 エリザベート・ディッケが創始したのはどれか。 1.  リンパマッサージ 2.  滑膜マッサージ 3.  乳房マッサージ 4.  結合織マッサージ
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 128 手技について誤っている記述はどれか。 1.  運動操作は指圧の基本手技である 2.  按揑法は揉揑法と圧迫法の混合手技である 3.  曲手は按摩特有の手技である 4.  圧迫法は漸増漸減圧が基本である
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 131 病態と治効作用との組合せで正しいのはどれか。 1.  関節の拘縮---興奮作用 2.  筋の痙攣---鎮静作用 3.  知覚麻痺---誘導作用 4.  浮腫---矯正作用
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 132 内臓疾患の際に筋の過緊張を起こす反射はどれか。 1.  体性-自律神経反射 2.  内臓-内臓反射 3.  内臓-知覚反射 4.  内臓-運動反射
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 134 ウィリアムズ体操の目的で正しいのはどれか。 1.  肩関節の可動域改善 2.  膝関節の可動域改善 3.  腹筋の筋力強化 4.  上腕の筋力強化
東洋医学臨床論
問題 135 施術の対象として適当なのはどれか。 1.  全身の安静が必要な状態 2.  外科的処置が必要な状態 3.  発熱を伴う炎症 4.  肉体作業後の筋疲労
東洋医学臨床論
問題 137 次の文で示す患者に対する治療目的で正しい記述はどれか。「25歳女性。3年前から時々、締め付けられるような頭痛が後頭部から側頭部にかけて起こる。頭痛はストレスで誘発される。頭蓋内病変の徴候はない。」 1.  後頭部の筋緊張を緩める 2.  帽状腱膜を緊張させる 3.  三叉神経領域の鎮静を図る 4.  頭蓋外血管を収縮させる
東洋医学臨床論
問題 138 三叉神経第1枝痛に対する母指圧迫を行う部位で適切なのはどれか。 1.  眉毛内端 2.  眼窩下孔 3.  頬骨下縁 4.  オトガイ孔
東洋医学臨床論
問題 140 次の文で示す患者の病態から考えて、緊張を改善すべき適切な筋はどれか。「35歳女性。3ヶ月前から電車の吊革につかまると上肢のおもだるさとしびれとが起こるようになった。ライトテスト陽性。」 1.  小胸筋 2.  僧帽筋 3.  胸鎖乳突筋 4.  三角筋
東洋医学臨床論
問題 141 次の文で示す症状に対して治療対象となる神経はどれか。「手の第1指から第4指のしびれと母指球筋の萎縮とがあり、母指と小指との対立運動ができない。」 1.  橈骨神経 2.  正中神経 3.  尺骨神経 4.  筋皮神経
東洋医学臨床論
問題 142 特発性肋間神経痛の対する施術で適切でないのはどれか。 1.  肋間部の指頭按撫法 2.  肋間部の按揑法 3.  肋間神経の圧迫法 4.  肋間神経の伸展法
東洋医学臨床論
問題 143 悪心・嘔吐に対する施術に当たって適応となる原因疾患はどれか。 1.  脳血管障害 2.  神経症 3.  妊娠中毒症 4.  腹膜の炎症
東洋医学臨床論
問題 144 根性坐骨神経痛の治療法として適切でないのはどれか。 1.  ワレー圧点の圧迫法 2.  神経の経路に沿った揉揑法 3.  腰部の牽引法 4.  中殿筋の運動法
東洋医学臨床論
問題 145 変形性膝関節症で起こる筋萎縮に対し、直接施術する部位はどれか。 1.  殿部 2.  大腿前側 3.  下腿外側 4.  下腿後側
東洋医学臨床論
問題 146 次の文で示す麻痺で施術する筋はどれか。「足関節の背屈ができず、足を高くあげて歩く。」 1.  大腿四頭筋 2.  前脛骨筋 3.  腓腹筋 4.  短腓骨筋
東洋医学臨床論
問題 147 顔面神経麻痺に対する施術で適切でないのはどれか。 1.  顔の筋肉への揉揑法 2.  表情筋の運動法 3.  電気運動点への低周波通電法 4.  顔面のアイシング
東洋医学臨床論
問題 148 メニエール病に対する治療方針で正しいのはどれか。 1.  嚥下障害の改善 2.  鼻閉の改善 3.  視機能の改善 4.  内耳の循環改善
東洋医学臨床論
問題 149 疲労している筋と施術部位との組合せで正しいのはどれか。 1.  僧帽筋---棘下部 2.  斜角筋---後頭部 3.  肩甲挙筋---腋窩後縁部 4.  菱形筋---肩甲間部
東洋医学臨床論
問題 150 スポーツ外傷の救急処置で適切でないのはどれか。 1.  アイシング 2.  レスト(安静) 3.  ストレッチング 4.  コンプレッション