第6回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 2 施術者としての倫理について正しいのはどれか。 1.  施術者主導 2.  処方せんの交付 3.  インフォームド・コンセント 4.  患者の要求優先
衛生学
問題 4 老人の医療制度について正しい記述はどれか。 1.  原則として60歳以上を対象とする。 2.  本人負担はない。 3.  医療保険からの拠出金がある。 4.  入院医療は無料である。
関係法規
問題 13 按摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法令について正しい記述はどれか。 1.  施術所には広告の制限がある。 2.  施術所には名称の制限はない。 3.  施術所は立入検査を受けることはない。 4.  業務停止処分を受けた施術者は、その身分を失う。
関係法規
問題 15 施術者が業務停止処分を受ける事由はどれか。 1.  素行が著しく不良である者 2.  禁治産者 3.  罰金以上の刑に処せられた者 4.  交通違反を犯した者
解剖学
問題 25 気道について誤っている記述はどれか 1.  後鼻孔は咽頭に開口する。 2.  喉頭蓋は咽頭と喉頭とを境する。 3.  気管軟骨は馬蹄形をしている。 4.  気管筋は横紋筋である。
解剖学
問題 26 腎臓について誤っている記述はどれか。 1.  腹膜後器官である。 2.  右腎は左腎より低い位置にある。 3.  腎門は腎臓の外側にある。 4.  腎小体は皮質にある。
解剖学
問題 31 胸管について誤っている記述はどれか。 1.  呼吸器の一部である。 2.  乳ビ槽から始まる。 3.  腸からのリンパが注ぐ。 4.  左静脈角につながる。
生理学
問題 39 染色体について正しい記述はどれか。 1.  細胞質内に散在する。 2.  蛋白合成の場となる。 3.  細胞分裂の際に形成される。 4.  細胞の活動のエネルギー源となる。
生理学
問題 41 安静呼気時に起こる現象はどれか。 1.  横隔膜は挙上する。 2.  肋骨は挙上する。 3.  外肋間筋は収縮する。 4.  腹壁の筋は弛緩する。
生理学
問題 42 消化液とそれに含まれる消化酵素との組合せで正しいのはどれか。 1.  唾液---ヌクレアーゼ 2.  胃液---アミラーゼ 3.  腸液---ペプシン 4.  膵液---トリプシン
生理学
問題 48 神経線維の絶縁性伝導として正しい記述はどれか。 1.  興奮は両方向に伝導する。 2.  興奮は隣りの神経線維には伝導しない。 3.  興奮は飛び飛びに伝導する。 4.  興奮の大きさは減衰しない。
生理学
問題 52 健康成人のレム唾眠について誤っている記述はどれか。 1.  眼球が急速に動く。 2.  心拍や呼吸が乱れる。 3.  一夜に約20回発生する。 4.  夢を見ていることが多い。
生理学
問題 53 副交感神経の働きで正しい組合せはどれか。 1.  心臓---心拍数増加 2.  気管---気管支筋弛緩 3.  胃---平滑筋収縮 4.  膀胱---排尿筋弛緩
生理学
問題 57 正常な心筋について誤っている記述はどれか。 1.  横紋構造をもつ。 2.  機能的合胞体をなす。 3.  強縮を起こす。 4.  不随意筋である。
病理学
問題 59 ビタミンとその欠乏症との組合せで誤っているのはどれか。 1.  ニコチン酸---末梢神経炎 2.  ビタミンB12---悪性貧血 3.  ビタミンC---メルレル・バロウ病 4.  ビタミンK---新生児出血傾向
病理学
問題 60 皮膚の循環障害とその症状との組合せで誤っているのはどれか。 1.  充血---温かく拍動性である。 2.  うっ血---チアノーゼでむくむ。 3.  出血性素因---軽い打撲で出血する。 4.  虚血---しわが消えて硬くなる。
臨床医学総論
問題 70 聴診法による血圧測定で収縮期血圧に相当するのはどれか。 1.  音が聴こえ始める点 2.  音が最も大きく聴こえる点 3.  突然音が小さくなる点 4.  音が完全に消失する点
臨床医学各論
問題 76 ビタミンとその欠乏症との組合せで正しいのはどれか。 1.  ビタミンA---くる病 2.  ビタミンB1---脚気 3.  ビタミンD---壊血病 4.  ビタミンE---夜盲症
臨床医学各論
問題 85 疾患と検査との組合せで誤っているのはどれか。 1.  肺結核---ツベルクリン反応 2.  気管支喘息---皮内反応 3.  肺炎---CRP 4.  肺気腫---白血球数
臨床医学各論
問題 87 慢性関節リウマチの症状で誤っているのはどれか。 1.  朝のこわばり 2.  対称性の関節の腫れ 3.  皮下結節 4.  指DIP関節の腫れ
臨床医学各論
問題 88 捻挫について誤っている記述はどれか。 1.  無理な関節運動を強いられたときに起こる。 2.  関節面の損傷である。 3.  受傷外力と同一方向の外力により疼痛が再現する。 4.  急性期には患部を冷やす。
臨床医学各論
問題 89 五十肩(肩関節周囲炎)について正しい記述はどれか。 1.  肩甲上腕関節の運動制限がある。 2.  結髪困難は内旋制限による。 3.  結帯困難は外旋制限による。 4.  腱板の萎縮はない。
臨床医学各論
問題 90 腰椎椎間板ヘルニアについて誤っている記述はどれか。 1.  L5-S1間のヘルニアではラセーグテストは陽性である。 2.  L2-L3間のヘルニアでは大腿神経伸展テストは陽性である。 3.  L5-S1間のヘルニアではアキレス腱反射は正常である。 4.  坐骨神経痛は殿部から足部にかけて放散する。
臨床医学各論
問題 92 誤っている組合せはどれか。 1.  肝硬変---食道静脈瘤 2.  くも膜下出血---頭痛 3.  胃潰瘍---喀血 4.  急性腹症---胃穿孔
臨床医学各論
問題 96 痛風について誤っている記述はどれか。 1.  胆石を合併しやすい。 2.  腎障害を合併しやすい。 3.  急性関節炎を起こす。 4.  飲酒により増悪する。
リハビリテーション医学
問題 97 リハビリテーション領域で福祉事務所が主たる役割を担っているのはどれか。 1.  医学的リハビリテーション 2.  社会的リハビリテーション 3.  教育的リハビリテーション 4.  職業的リハビリテーション
リハビリテーション医学
問題 98 障害における能力低下の評価はどれか。 1.  関節可動域テスト 2.  徒手筋力テスト 3.  日常生活動作テスト 4.  ブルンストーロムのステージ
リハビリテーション医学
問題 99 関節の運動方向と動作との組合せで正しいのはどれか。 1.  母指の対立---物をつまむ。 2.  前腕の回内---顔を洗う。 3.  肩の伸展---手を前にあげる。 4.  股関節の内旋---あぐらをかく。
リハビリテーション医学
問題 102 脳卒中片麻痺患者の歩行訓練で誤っている記述はどれか。 1.  立位バランス訓練を行った後に開始する。 2.  不安定な場合は脚杖を用いる。 3.  3点歩行ではまず健側下肢を前に出す。 4.  内反尖足には短下肢装具を用いる。
リハビリテーション医学
問題 103 脊髄損傷急性期の訓練で誤っているのはどれか。 1.  関節可動域訓練 2.  残存筋力維持訓練 3.  呼吸訓練 4.  ねがえり動作訓練
リハビリテーション医学
問題 104 変形性膝関節症で適切でない記述はどれか。 1.  歩行開始時痛がある。 2.  関節水腫を起こす。 3.  大腿四頭筋の萎縮がみられる。 4.  外反変形が多い。
リハビリテーション医学
問題 105 慢性関節リウマチの温熱療法の効果で誤っている記述はどれか。 1.  関節の変形が改善する。 2.  関節の痛みが軽くなる。 3.  筋のスパズムが軽くなる。 4.  末梢血管が拡張する。
リハビリテーション医学
問題 106 脳性麻痺について誤っている記述はどれか。 1.  病型として痙直型が多い。 2.  聴力障害は言語発達を遅らせる。 3.  異常な運動パターンを示す。 4.  運動療法の開始は3歳まで待つ。
東洋医学概論
問題 113 虚の痛みはどれか。 1.  温めると気持ちがよい。 2.  赤く腫れて痛む。 3.  冷やすと快い。 4.  押さえると痛みが増す。
東洋医学臨床論
問題 125 治療原則で誤っている記述はどれか。 1.  充血に対しては健部誘導法を用る。 2.  神経麻痺に対しては持続圧迫法を用いる。 3.  内臓疾患に対してはデルマトームを活用する。 4.  神経痛に対しては圧痛点を活用する。
東洋医学臨床論
問題 126 片頭痛の対応で適切でないのはどれか。 1.  誘導を目的とした上肢への施術 2.  ネーゲリーの伸頭法 3.  圧痛部の持続的圧迫法 4.  疼痛部の温罨法
東洋医学臨床論
問題 129 特発性肋間神経痛に対する施術で適切でない記述はどれか。 1.  肋間神経の伸展法を行う。 2.  脊柱点には深部に達する力度で行う。 3.  側胸点には軽い母指圧迫法を行う。 4.  背筋の強化運動を行う。
東洋医学臨床論
問題 130 次の文で示す患者の病態に対する施術部位で適切なのはどれか。「45歳の男性。宅配業。1年前から肩がこるようになり、右腕がしびれる。スパーリングテスト陽性、アレンテスト陰性。」 1.  鎖骨下部 2.  鎖骨上窩部 3.  後頸部 4.  肩甲間部
東洋医学臨床論
問題 131 次の文で示す病態に対する施術郭位で適切なのはどれか。「肩関節が痛み、ヤーガソンテスト及び上腕二頭筋長頭腱ストレッチテスト陽性。」 1.  結節間溝部 2.  肩関節後部 3.  前胸部 4.  棘下部
東洋医学臨床論
問題 133 次の文で示す患者に対する治療で適切でないのはどれか。「60蔵の男性。主訴は腰痛。腰は重だるく起床時に痛むが、運動とともに改善する。」 1.  コッドマン体操 2.  腰部のホットパック 3.  脊柱起立筋の揉揑 4.  腹筋の強化運動
東洋医学臨床論
問題 134 次の文で示す患者の病態に対する適切な運動はどれか。「60歳の女性。運動開始時や歩行時に膝が痛む。膝蓋跳動テスト陽性。」 1.  立位でのつまさき立ち運動 2.  腹臥位での膝関節屈曲運動 3.  仰臥位での下肢伸展挙上運動 4.  仰臥位、膝屈曲位での尻上げ運動
東洋医学臨床論
問題 135 施術が適応する食欲不振の状態はどれか。 1.  胸やけと胃の膨満感を伴う。 2.  上腹部痛とやせを伴う。 3.  頭重と嘔吐とがあり、徐脈を伴う。 4.  精神状態の異常を伴う。
東洋医学臨床論
問題 136 乳汁分泌不全に対する治療で適切でないのはどれか。 1.  乳房に柔らかい按撫法を行う。 2.  乳頭の牽引を行う。 3.  肩背部に揉揑法を行う。 4.  乳房の冷罨法を行う。
東洋医学臨床論
問題 137 円形脱毛症に対する施術で誤っている記述はどれか。 1.  頭部を叩打し、毛根の代謝を促進する。 2.  後頸部を揉揑し、筋緊張を除去する。 3.  耳の下を圧迫し、顔面神経の機能を抑制する。 4.  前頸部・側頸部を按撫し、頭部の血液循環を政善する。
東洋医学臨床論
問題 138 施術が適応するインポテンツはどれか。 1.  ストレスの蓄積によるもの 2.  内分泌系の障害によるもの 3.  泌尿器疾患を伴うもの 4.  脊髄損傷によるもの
東洋医学臨床論
問題 139 試合後のジャンパー膝の選手に対する処置で適切でないのはどれか。 1.  膝関節の冷却 2.  膝関節の固定 3.  大腿四頭筋のマッサージ 4.  大腿四頭筋のストレッチ
東洋医学臨床論
問題 140 高齢者に対する生活指導で適切でないのはどれか。 1.  生活リズムを整える。 2.  安静臥床を守らせる。 3.  心理酌ケアを重視する。 4.  清潔保持に努める。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 143 皮下に生じた血腫の吸収を促進するのに適した手技はどれか。 1.  強擦法 2.  圧迫法 3.  揉揑法 4.  振せん法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 144 骨格筋の伸展運動に応答する受容器はどれか。 1.  パチニ小体 2.  筋紡錘 3.  自由神経終末 4.  ルフィニ終末
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 マッサージを求心性に行う理由で正しい記述はどれか。 1.  動脈の流れを促進する。 2.  リンパの流れを促進する。 3.  知覚神経の伝導速度を高める。 4.  脊髄反射を亢進させる。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 按摩施術により反射的に大腸の蠕動運動が亢進した。遠心路に関与する神経はどれか。 1.  知覚神経 2.  運動神経 3.  交感神経 4.  副交感神経
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 ヘッド帯に関与する組合せはどれか。 1.  内臓と知覚神経 2.  内臓と運動神経 3.  筋肉と知覚神経 4.  筋肉と運動神経
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 圧自律神経反射の学説で、非圧迫側の反応について誤っているのはどれか。 1.  血圧上昇 2.  発汗減少 3.  皮膚温上昇 4.  鼻粘膜血管収縮