第7回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 2 施術者の姿勢として誤っているのはどれか。 1.  施術の過程を記録する。 2.  賠償責任保険に加入する。 3.  社会的地位によって施術の内容を変える。 4.  自分の健康管理に努める。
衛生学
問題 5 職場での健康障害とその原因との組合せで適切でないのはどれか。 1.  眼の疲れ---VDT作業 2.  腰痛症---重労働 3.  アルコール依存---有機溶剤取り扱い 4.  ノイローゼ---人間関係
衛生学
問題 8 芽胞を死滅させることのできない消毒法はどれか。 1.  火炎 2.  シンメルブッシュ消毒器(煮沸) 3.  高圧蒸気 4.  エチレンオキサイドガス(EOG)
衛生学
問題 9 我が国の最近の衛生統計で正しい記述はどれか。 1.  平均寿命は男性の方が長い。 2.  人口は女性の方が多い。 3.  出生数は女児の方が多い。 4.  死亡率は女性の方が高い。
関係法規
問題 13 按摩マッサージ指圧師免許の資恪要件で欠格事由はどれか。 1.  精神病者 2.  身体障害者 3.  日本以外の国籍を有する者 4.  大量飲酒者
解剖学
問題 24 胃について正しい記述はどれか。 1.  外表面は腹膜で覆われる。 2.  幽門は食道に続く。 3.  内側の弯曲部を大弯という。 4.  下腸間膜動脈によって栄養される。
解剖学
問題 26 腎臓について正しい記述はどれか。 1.  腎盂から尿道が始まる。 2.  靱帯に支えられている。 3.  腎柱から尿が放出される。 4.  皮質は血管が豊富である。
解剖学
問題 28 内分泌腺について正しい記述はどれか。 1.  松果体は前頭葉の下面にある。 2.  下垂体は前頭蓋窩の中にある。 3.  上皮小体は甲状腺の後面にある。 4.  副腎は腹膜に包まれる。
解剖学
問題 29 心臓の弁について正しい組合せはどれか。 1.  右房室弁---僧帽弁 2.  左房室弁---三尖弁 3.  肺動脈弁---二尖弁 4.  大動脈弁---半月弁
解剖学
問題 31 胸管が血管に連結する部位はどれか。 1.  右鎖骨下動脈と右総頸動脈との合流部 2.  左鎖骨下動脈と左総頸動脈との合流部 3.  右鎖骨下静脈と右内頸静脈との合流部 4.  左鎖骨下静脈と左内頸静脈との合流部
生理学
問題 42 健康成人の血小板について誤っている記述はどれか。 1.  血液1mm3中に約15〜40万個ある。 2.  骨髄幹細胞から分化する。 3.  止血作用がある。 4.  有核細胞である。
生理学
問題 46 発汗について誤っている記述はどれか。 1.  体温の上昇を防ぐ。 2.  汗腺には交感神経が分布する。 3.  温熱性発汗には大脳皮質が関与する。 4.  環境温が35℃を超えると著しく増える。
生理学
問題 54 膝蓋腱反射について誤っている記述はどれか。 1.  受容器は筋紡錘である。 2.  単シナプス反射である。 3.  大腿二頭筋の反射である。 4.  脊髄反射である。
病理学
問題 59 ホルモンとその分泌低下症との組合せで誤っているのはどれか。 1.  サイロキシン---シモンズ病 2.  パラソルモン---テタニー 3.  抗利尿ホルモン---尿崩症 4.  インスリン---糖尿病
臨床医学総論
問題 69 浮腫と症状との組合せで誤っているのはどれか。 1.  心臓性浮腫---下肢に初発 2.  腎性浮腫---顔面に初発 3.  肝性浮腫---腹水 4.  低栄養性浮腫---静脈怒張
臨床医学各論
問題 76 疾患と検査との組合せで適切でないのはどれか。 1.  てんかん---脳波検査 2.  神経症---心理検査 3.  精神分裂病---MRI検査 4.  知的障害---知能検査
臨床医学各論
問題 78 誤っている組合せはどれか。 1.  水痘---帯状疱疹 2.  風疹---胎児奇形 3.  麻疹---亜急性硬化性全脳炎 4.  アトピー性皮膚炎---ビタミンB12欠乏
臨床医学各論
問題 84 疾患と症状との組合せで誤っているのはどれか。 1.  食道静脈瘤---吐血 2.  急性膵炎---便秘 3.  胃潰瘍---空腹時痛 4.  胆石症---急性腹症
臨床医学各論
問題 85 胆石症について誤っている記述はどれか。 1.  女性に多い。 2.  超音波検査は診断に有用である。 3.  疝痛発作がある。 4.  吐血を伴う。
臨床医学各論
問題 86 症状と原因との組合せで誤っているのはどれか。 1.  洞性頻脈---甲状腺機能亢進症 2.  前胸部痛---狭心症 3.  チアノーゼ---貧血 4.  樽状胸---肺気腫
臨床医学各論
問題 88 遺伝性疾患はどれか。 1.  血友病 2.  鉄欠乏性貧血 3.  特発性血小板減少性紫斑病 4.  シェーンライン・ヘノッホ紫斑病
臨床医学各論
問題 89 変形性膝関節症の症状で誤っているのはどれか。 1.  運動開始時痛 2.  大腿四頭筋の肥大 3.  膝蓋跳勤 4.  内側関節裂隙部の圧痛
臨床医学各論
問題 90 五十肩について誤っているのはどれか。 1.  原因は退行性変性 2.  肩関節可動域は正常 3.  運動時の痛み 4.  運動療法の適応
臨床医学各論
問題 92 骨粗鬆症について誤っている記述はどれか。 1.  骨の化学的組成に異常がある。 2.  閉経後に多く発症する。 3.  病的骨折を起こしやすい。 4.  運動が予防に重要である。
臨床医学各論
問題 93 眼疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。 1.  白内障---眼圧上昇 2.  緑内障---水晶体混濁 3.  虹彩毛様体炎---斜視 4.  網膜色素変性症---視野狭窄
臨床医学各論
問題 94 食中毒について正しい記述はどれか。 1.  潜伏期が長い。 2.  原因となる微生物はウイルスが多い。 3.  胃腸炎の症状を示すものが多い。 4.  死亡することはない。
リハビリテーション医学
問題 97 障害とそのアプローチとの組合せで誤っているのはどれか。 1.  機能障害---外科的治療 2.  機能障害---特殊技能の獲得 3.  社会的不利---職場復帰の促進 4.  社会的不利---介護の保障
リハビリテーション医学
問題 100 立位姿勢が安定する要因で正しい記述はどれか。 1.  重心の位置が高い。 2.  支持面が狭い。 3.  重心線が支持面に落ちる。 4.  体重が軽い。
リハビリテーション医学
問題 102 脳卒中のリハビリテーションで誤っている記述はどれか。 1.  状態に関係なく直ちに開始する。 2.  良肢位保持は拘縮を予防する。 3.  健側肢の筋力強化を行う。 4.  体位変換は褥瘡を予防する。
リハビリテーション医学
問題 103 脳性麻痺の早期訓練開始の目的で誤っているのはどれか。 1.  脳損傷の改善 2.  二次的な知的発達遅滞の予防 3.  関節拘縮の予防 4.  正しい運動パターンの獲得
リハビリテーション医学
問題 104 慢性関節リウマチのリハビリテーションで適切でないのはどれか。 1.  巧緻動作訓練を行う。 2.  強い抵抗運動を行う。 3.  自助具を積極的に利用する。 4.  疼痛軽減に物理療法を行う。
リハビリテーション医学
問題 105 変形性膝関節症のリハビリテーションで適切でないのはどれか。 1.  大腿四頭筋の強化 2.  ハムストリングのストレッチ 3.  安静保持の厳守 4.  標準体重の保持
リハビリテーション医学
問題 106 脊髄損傷のリハビリテーションについて誤っている組合せはどれか。 1.  斜面台---起立性低血圧の予防 2.  弾性ストッキング---骨萎縮の予防 3.  プッシュアップ---移乗動作の獲得 4.  マット訓練---起居動作の獲得
東洋医学概論
問題 113 四診について正しい組合せはどれか。 1.  望診---脈状 2.  聞診---口臭 3.  問診---硬結 4.  切診---顔色
経絡経穴概論
問題 124 経絡と募穴との組合せで正しいのはどれか。 1.  胃経---中府 2.  大腸経---中脘 3.  肝経---膻中 4.  脾経---章門
東洋医学臨床論
問題 125 次の文で示す患者に対し施術対象とする経絡はどれか。「40歳の男性。1か月前に自動車事故にあい、手指の開閉がしにくく、小指の知覚鈍麻がある。ジャクソンテスト陽性。」 1.  大腸経 2.  小腸経 3.  肺経 4.  心包経
東洋医学臨床論
問題 126 頭痛で施術対象となるのはどれか。 1.  高熱を伴うもの 2.  痛みが進行性に増悪するもの 3.  嘔吐を繰り返すもの 4.  頸、肩のこりを伴うもの
東洋医学臨床論
問題 127 慢性の肩こりに対して併用する治療で適切でないのはどれか。 1.  頸肩部のホットパック 2.  頸部の徒手牽引 3.  装具による頸部の固定 4.  僧帽筋への低周波通電
東洋医学臨床論
問題 128 コッドマン体操について誤っているのはどれか。 1.  五十肩の治療に応用する。 2.  鉄アレイなどのおもりを使用する。 3.  関節可動域を広げる目的で行う。 4.  側臥位で行う。
東洋医学臨床論
問題 129 胸郭出口症候群の患者への対応で誤っているのはどれか。 1.  ウィリアムズ体操を指導する。 2.  斜角筋部へ施術を行う。 3.  肩すくめ運動を勧める。 4.  項頸部から肩背部への施術を行う。
東洋医学臨床論
問題 130 次の文で示す患者の病態から考えて罹患部への局所治療の対象とする筋はどれか。「50歳の男性。肩が痛む。結節間溝部に圧痛、ヤーガソンテスト陽性。」 1.  大円筋 2.  大胸筋 3.  上腕二頭筋 4.  上腕三頭筋
東洋医学臨床論
問題 131 橈骨神経痛に対する圧迫法の施術部位として適切なのはどれか。 1.  上腕内側部 2.  肘関節外側部 3.  前腕内側部 4.  手掌中央部
東洋医学臨床論
問題 132 仰臥位で坐骨神経伸展法を行う場合、適切なのはどれか。 1.  踵を持って牽引する。 2.  膝を伸ばしたまま挙上する。 3.  膝を曲げたまま胸に押しつける。 4.  膝を曲げ、外方の床面へ押し下げる。
東洋医学臨床論
問題 133 次の文で示す患者に対する施術目的で誤っているのはどれか。「58歳の女性。動作開始時に膝が痛む。内反変形、大腿四頭筋の萎縮がみられる。」 1.  関節痛の軽減 2.  関節部の循環改善 3.  変形の改善 4.  軟部組織の緊張緩和
東洋医学臨床論
問題 134 ベル麻痺の運動法として適切でないのはどれか。 1.  強く閉眼する。 2.  額にしわを寄せる。 3.  歯を食いしばる。 4.  口笛を吹く。
東洋医学臨床論
問題 135 高血圧症で施術の適応性の最も高いのはどれか。 1.  肩こりと不眠があるもの 2.  動悸と胸痛があるもの 3.  頭痛とめまいがあるもの 4.  悪心と嘔吐があるもの
東洋医学臨床論
問題 136 気管支喘息患者への対応で適切でない記述はどれか。 1.  喘鳴があるときには起坐姿勢で背部への軽擦を行う。 2.  発作間欠期には全身マッサージを行う。 3.  ハウスダストが関与しているときには、室内を清潔に保持する。 4.  発作中には頸部の徒手牽引を行う。
東洋医学臨床論
問題 137 次の文で示す患者への対応で適切でないのはどれか。「26歳の女性。胃腸が弱く下痢と便秘を繰り返す。精神的ストレスが加わると症状が悪化する。」 1.  背腰部に軽い指圧を行う。 2.  腹部に軽擦法を行う。 3.  全身に軽いマッサージを行う。 4.  腹部に冷罨法を行う。
東洋医学臨床論
問題 138 月経困難症に対する施術目的で適切でないのはどれか。 1.  腰殿部の筋緊張促進 2.  ストレスの緩和 3.  自律神経機能の調整 4.  内分泌機能の調整
東洋医学臨床論
問題 140 次の文で示す患者への対応で適切でないのはどれか。「65歳の女性。やせ型。主訴は腰痛。医療機関で骨粗鬆症と診断されている。発症後5年を経過し、ADL上大きな支障はない。」 1.  温熱療法を行う。 2.  腰椎の矯正法を行う。 3.  日光浴を勧める。 4.  疼痛部を中心に軽擦法を行う。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 指圧について誤っている記述はどれか。 1.  内臓の機能を調節する。 2.  神経痛にはワレーの圧痛点に施術する。 3.  運動麻痺には持続圧迫法を用いる。 4.  運動操作は健康増進法として応用される。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 147 軽擦法によって生じる触覚の伝導に関与しないのはどれか。 1.  高閾値侵害受容器 2.  Aβ線維 3.  脊髄神経節 4.  後角
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 セリエのストレス学説でストレス刺激に対する生体反応はどれか。 1.  脾臓の萎縮 2.  胸腺の肥大 3.  副腎皮質の萎縮 4.  胃・十二指腸潰瘍
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 キャノンが提唱したのはどれか。 1.  サイバネティックス 2.  ホメオスターシス 3.  汎適応症候群 4.  過剰刺激症候群