第9回 はり師・きゅう師国家試験 |
医療概論
問題 1 施術者の行為として適切でないのはどれか。 1.  処方せんの交付 2.  施術内容の記録保持 3.  全人的な施術 4.  賠償責任保険加入
衛生学
問題 3 健康被害とその原因との組合せで誤っているのはどれか。 1.  水俣病---有機水銀 2.  イタイイタイ病---ヒ素 3.  カネミ油症---PCB 4.  ダイオキシン汚染---塩素系ごみの不完全燃焼
衛生学
問題 6 我が国の最近の衛生統計で誤っている記述はどれか。 1.  人口は減少しつつある。 2.  乳児死亡率は世界最低水準にある。 3.  女性の平均寿命は80歳を超えている。 4.  離婚件数は増加しつつある。
関係法規
問題 11 按摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で広告できるのはどれか。 1.  鍼灸医東京太郎 2.  胃腸炎に効くはり 3.  東京鍼灸療院 4.  中国秘伝のはり治療
関係法規
問題 12 正しい組合せはどれか。 1.  保健所の設置---医療法 2.  BCGの接種---予防接種法 3.  医療用具の販売---薬事法 4.  育成医療---生活保護法
関係法規
問題 13 按摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律に定める施術所開設の届出期限はどれか。 1.  開設後5日以内 2.  開設後10日以内 3.  開設後20日以内 4.  開設後30日以内
関係法規
問題 14 はり師、きゅう師に許される施術行為はどれか。 1.  医師の指示による外科手術 2.  薬品の投与 3.  販売目的での調剤 4.  業務範囲内の電気光線器具の使用
解剖学
問題 20 脳について誤っている記述はどれか。 1.  大脳は2つの半球に分かれる。 2.  間脳には視床下部がある。 3.  脳室は脊髄中心管とつながる。 4.  小脳は脳幹に属する。
解剖学
問題 21 下肢の動脈について誤っている記述はどれか。 1.  貫通動脈は大腿深動脈から分岐する。 2.  大腿動脈は大腿三角を通る。 3.  前脛骨動脈は膝窩動脈から分岐する。 4.  足背動脈は後脛骨動脈の延長である。
解剖学
問題 23 子宮について誤っている記述はどれか。 1.  子宮底は腟につながる。 2.  表面は腹膜で覆われる。 3.  内膜は粘膜である。 4.  筋層は平滑筋である。
解剖学
問題 24 腎小体について誤っている記述はどれか。 1.  腎臓の皮質に存在する。 2.  糸球体に出入りする血管は動脈である。 3.  腎小体の一端から尿管が続く。 4.  ネフロンを構成する。
解剖学
問題 25 気管について誤っている記述はどれか。 1.  喉頭の下方に続く。 2.  食道の後方に位置する。 3.  内面は粘膜で覆われる。 4.  気管軟骨は馬蹄形をしている。
解剖学
問題 26 大腸について正しい記述はどれか。 1.  小腸と同じ長さである。 2.  輪状ヒダがある。 3.  直腸は腸間膜をもつ。 4.  盲腸から虫垂が突出する。
生理学
問題 34 細胞膜について正しい記述はどれか。 1.  糖脂質分子が規則正しく配列している。 2.  イオンに対して選択的な透過性をもつ。 3.  蛋白質分子の二重層膜からなる。 4.  脂質に溶けやすい物質ほど細胞膜を通りにくい。
生理学
問題 37 健康成人の呼吸について誤っている記述はどれか。 1.  一回換気量は約500mlである。 2.  予備呼気量は約1000mlである。 3.  機能的残気量は予備呼気量と残気量との差である。 4.  肺活量は最大の換気量である。
生理学
問題 38 消化管ホルモンについて正しい記述はどれか。 1.  セクレチンは膵液分泌を抑制する。 2.  ガストリンは胃液分泌を抑制する。 3.  コレシストキニンは胆嚢を収縮する。 4.  ソマトスタチンは胃液分泌を促進する。
生理学
問題 39 健康成人の体温について誤っている記述はどれか。 1.  腋窩温は直腸温より低い。 2.  女性では排卵日以降、低温期になる。 3.  皮膚温は環境温の影響を受けやすい。 4.  夜間から早朝にかけて低い。
生理学
問題 40 腎臓による体液の調節について正しい記述はどれか。 1.  レニン・アンジオテンシン系はバソプレシンの分泌を促進する。 2.  アルドステロンは水素イオンの再吸収を高める。 3.  バソプレシンは尿量を増加させる。 4.  ろ液の水分の99%は尿細管で再吸収される。
生理学
問題 41 オキシトシンについて誤っているのはどれか。 1.  ポリペプチド型ホルモンである。 2.  子宮筋を収縮させる。 3.  射乳反射を生じる。 4.  下垂体前葉から分泌される。
生理学
問題 42 神経の興奮伝導について正しい記述はどれか。 1.  活動電位は両方向には伝導しない。 2.  活動電位の振幅は減衰する。 3.  伝導速度は温度変化に影響されない。 4.  伝導速度は軸索の太さに比例する。
生理学
問題 43 大脳皮質の機能局在について誤っている組合せはどれか。 1.  味覚野---体性感覚野上部 2.  運動野---前頭葉中心前回 3.  聴覚野---側頭葉上部 4.  視覚野---後頭葉
生理学
問題 44 レム睡眠について誤っている記述はどれか。 1.  眼球が急速に動く。 2.  脳波が徐波になる。 3.  自律神経機能が乱れる。 4.  逆説睡眠とも呼ばれる。
生理学
問題 46 筋の性質について正しい記述はどれか。 1.  骨格筋は不随意筋である。 2.  骨格筋は機能的合胞体である。 3.  心筋は単収縮のみである。 4.  平滑筋には横紋構造がみられる。
生理学
問題 47 腱反射について誤っている記述はどれか。 1.  受容器は筋紡錘である。 2.  反射潜時は短い。 3.  誘発筋電図でM波として記録される。 4.  脊髄反射である。
病理学
問題 50 原因疾患とその続発症との組合せで適切でないのはどれか。 1.  糖尿病---網膜症 2.  動脈硬化症---心筋梗塞 3.  高血圧症---脳出血 4.  扁桃炎---慢性関節リウマチ
病理学
問題 52 脳血栓の溶解療法は、発生後3時間を過ぎると危険を伴うという。考えられる理由の中で適切でないのはどれか。 1.  一度酸素欠乏に陥っていた脳血管が破れて出血する。 2.  好中球が動員されて脳の損傷が進む。 3.  血栓形成が更に進む。 4.  脳浮腫が進んで脳圧が亢進する。
病理学
問題 53 炎症担当細胞とその分泌する物質との組合せで誤っているのはどれか。 1.  マスト細胞---ヒスタミン 2.  好中球---ライソゾーム(リソソーム)酵素 3.  単球---免疫グロブリン 4.  Tリンパ球---リンホカイン
病理学
問題 54 組織内異物処理について誤っている組合せはどれか。 1.  炭粉---貪食 2.  ナイロン糸---融解 3.  折れた鍼---被包 4.  血栓---器質化
臨床医学総論
問題 58 日和見感染の原因でないのはどれか。 1.  インフルエンザウイルス 2.  ニューモシスチス・カリニ 3.  カンジダ 4.  緑膿菌
臨床医学総論
問題 61 誤っている組合せはどれか。 1.  脊柱側弯---坐骨神経痛 2.  亀背---くる病 3.  前傾位---パーキンソン病 4.  腰椎後弯---進行性筋ジストロフィー症
臨床医学総論
問題 64 誤っている組合せはどれか。 1.  テニス肘---上腕骨外側上顆炎 2.  野球肘---離断性骨軟骨炎 3.  ジャンパー膝---膝蓋靱帯炎 4.  平泳ぎ膝---外側側副靱帯炎
臨床医学総論
問題 66 胸郭出口症候群の診断テストでないのはどれか。 1.  ライトテスト 2.  アドソンテスト 3.  モーレイテスト 4.  ファレンテスト
臨床医学各論
問題 69 症状と疾患との組合せで誤っているのはどれか。 1.  血尿---腎結石症 2.  頻尿---膀胱炎 3.  無尿---前立腺肥大症 4.  多尿---尿崩症
臨床医学各論
問題 70 マイコプラズマ肺炎で正しい記述はどれか。 1.  ウイルス性の疾患である。 2.  水痘様の発疹が出る。 3.  頑固な咳を伴う。 4.  成人に感染しない。
臨床医学各論
問題 71 感染症で誤っている記述はどれか。 1.  単純性疱疹は再発する。 2.  腸炎ビブリオ食中毒の潜伏期は数日間である。 3.  カリニ肺炎はエイズに合併する。 4.  伝染性単核症では頸部リンパ節が腫脹する。
臨床医学各論
問題 72 筋緊張性ジストロフィーの症状で誤っているのはどれか。 1.  筋トーヌスの亢進 2.  ミオトニア 3.  性腺萎縮 4.  白内障
臨床医学各論
問題 73 疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。 1.  単純ヘルペス脳炎---側頭葉症状 2.  ポリオ---痙性単麻痺 3.  脊髄癆---膝蓋腱反射亢進 4.  髄膜炎---ロンベルグ徴候
臨床医学各論
問題 76 熱傷について誤っている記述はどれか。 1.  第1度は表皮のみの損傷である。 2.  第2度では水疱を生じる。 3.  第3度では皮膚移植が必要となる。 4.  低温熱傷は治りやすい。
臨床医学各論
問題 79 先天性股関節脱臼について誤っている記述はどれか。 1.  女児に多い。 2.  オルトラニー徴候を認める。 3.  大腿内側皮膚溝は非対称となる。 4.  幼児期には腰椎後弯を認める。
臨床医学各論
問題 80 A型肝炎について誤っているのはどれか。 1.  ワクチンにより予防できる。 2.  集団発生を起こす。 3.  劇症化しやすい。 4.  経口感染する。
臨床医学各論
問題 83 症状とその軽減体位との組合せで誤っているのはどれか。 1.  うっ血性心不全---起坐位 2.  一側性気胸---患側上位の側臥位 3.  一側性胸水---健側上位の側臥位 4.  腹痛---仰臥位
臨床医学各論
問題 84 突発性難聴で誤っているのはどれか。 1.  突然に発症する。 2.  感音難聴である。 3.  耳鳴りを伴う。 4.  顔面神経麻痺を伴う。
臨床医学各論
問題 85 子宮癌で正しい記述はどれか。 1.  頸癌よりも体癌が多い。 2.  初発症状は腰痛が多い。 3.  組織診断が重要である。 4.  ホルモン療法が第一選択である。
リハビリテーション医学
問題 91 正常歩行周期について誤っている記述はどれか。 1.  立脚期と遊脚期の比率は6対4である。 2.  重心が最も低くなるのは立脚中期である。 3.  骨盤の回旋は重心の上下動を小さくする。 4.  一側の膝関節は屈曲と伸展をそれぞれ2回行う。
リハビリテーション医学
問題 92 片麻痺の理学療法で正しい記述はどれか。 1.  マット上で膝立ち訓練を行う。 2.  立位保持は膝の過伸展を利用する。 3.  杖歩行では杖の次に健側下肢を前に出す。 4.  浴槽へは患側下肢から入る。
リハビリテーション医学
問題 93 脳性麻痺について正しい記述はどれか。 1.  痙直型は腱反射が低下する。 2.  アテトーゼ型は不随意運動がみられない。 3.  失調型は平衡機能が保たれる。 4.  弛緩型は抗重力姿勢が保てない。
リハビリテーション医学
問題 95 慢性関節リウマチの理学療法で適切でない記述はどれか。 1.  全身訓練により呼吸運動の維持を図る。 2.  関節可動域訓練は愛護的に行う。 3.  筋力維持増強訓練は他動運動を中心に行う。 4.  疼痛を軽減する目的でホットパックを用いる。
リハビリテーション医学
問題 96 変形性膝関節症について誤っている記述はどれか。 1.  肥満は悪化要因になる。 2.  進行すると外反変形を生じやすい。 3.  大腿四頭筋の徒手抵抗運動を行う。 4.  側方不安定性には装具を用いる。
東洋医学概論
問題 99 五臓の相生関係で正しい記述はどれか。 1.  肝は肺の子である。 2.  脾は心の母である。 3.  肺は心の子である。 4.  腎は肝の母である。
東洋医学概論
問題 100 次の文で示す病証を呈する経絡はどれか。「前胸部から心下部への圧迫感、腹部膨満感があり、下肢内側の腫れと痛み、足の母指の麻痺がある。」 1.  足の太陰脾経 2.  足の太陽膀胱経 3.  足の陽明胃経 4.  足の少陽胆経
東洋医学概論
問題 103 病因についての記述で適切でないのはどれか。 1.  房事過多は腎をおかしやすい。 2.  湿邪は心をおかしやすい。 3.  飲食労倦は脾をおかしやすい。 4.  風邪は肝をおかしやすい。
東洋医学概論
問題 104 腹診で誤っている記述はどれか。 1.  胸脇苦満は心実証でみられる。 2.  五臓診では肝の状態は臍の左側で診る。 3.  上実下虚の腹は脾実腎虚にみられる。 4.  天枢穴では大腸の異常を診る。
東洋医学概論
問題 107 脈についての記述で誤っているのはどれか。 1.  臍下丹田の動悸で先天の原気を診る。 2.  虚里の動で腎の働きを診る。 3.  四季の移り変わりに応じて変動する。 4.  祖脈は脈状の基本である。
東洋医学概論
問題 109 迎随の補瀉で瀉法となるのはどれか。 1.  太白穴に踵の方向に向けて刺す。 2.  復溜穴に足関節の方向に向けて刺す。 3.  経渠穴に手関節の方向に向けて刺す。 4.  陽池穴に肘関節の方向に向けて刺す。
経絡経穴概論
問題 112 次の文で示す奇経はどれか。「足の少陰の築賓から起こり、大腿内側を上って下腹部に入る。」 1.  陰維脈 2.  陰蹻脈 3.  衝脈 4.  帯脈
経絡経穴概論
問題 113 外眼角で接続している経絡はどれか。 1.  手の太陽小腸経と足の太陽膀胱経 2.  足の太陰脾経と手の少陰心経 3.  手の陽明大腸経と足の陽明胃経 4.  手の少陽三焦経と足の少陽胆経
経絡経穴概論
問題 114 取穴法で正しい記述はどれか。 1.  委陽は膝窩横紋の内端に取る。 2.  懸鐘は外果から陽陵泉に向かい5寸に取る。 3.  照海は内果の直下1寸に取る。 4.  隠白は足の第1指外側爪甲根部に取る。
経絡経穴概論
問題 115 手関節横紋からの寸法が同じ経穴の組合せはどれか。 1.  間使---三陽絡 2.  孔最---手三里 3.  郄門---温溜 4.  列缺---通里
経絡経穴概論
問題 119 経穴と神経との組合せで誤っているのはどれか。 1.  支正---橈骨神経 2.  内関---尺骨神経 3.  光明---浅腓骨神経 4.  条口---深腓骨神経
経絡経穴概論
問題 120 手の小指に始まり、前腕後面の尺側から肩甲部を経て顔面に至る経絡はどれか。 1.  手の少陰心経 2.  手の厥陰心包経 3.  手の太陽小腸経 4.  手の少陽三焦経
東洋医学臨床論
問題 125 東洋医学的な治療原則で誤っているのはどれか。 1.  陰陽の調整 2.  急なれば則ちその標を治す。 3.  瀉虚補実 4.  証に基づく治療
東洋医学臨床論
問題 126 スポーツ障害と罹患局所への治療穴との組合せで適切でないのはどれか。 1.  野球肩---臑会 2.  ジャンパー膝---犢鼻 3.  アキレス腱炎---承筋 4.  フォアハンドテニス肘---曲池
東洋医学臨床論
問題 127 次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う治療穴はどれか。「55歳の男性。慢性の腰下肢痛がある。倦怠感と耳鳴りを伴う。脈は細弱。」 1.  足三里 2.  復溜 3.  行間 4.  解谿
東洋医学臨床論
問題 128 次の文で示す患者の病証に対し、治療対象となる経絡はどれか。「35歳の女性。約1か月前から食欲不振となり軟便がある。やせ型で内臓下垂がみられる。」 1.  手の太陽小腸経 2.  手の陽明大腸経 3.  足の太陰脾経 4.  足の厥陰肝経
東洋医学臨床論
問題 129 次の文で示す患者の病証に対し、気の疎通を図る臓腑はどれか。「45歳の女性。のぼせと腰下肢の冷えがある。口渇を伴い、舌尖紅。脈は細弱。」 1.  腎と肝 2.  腎と肺 3.  心と腎 4.  心と脾
東洋医学臨床論
問題 130 次の文で示す患者の病証に対し、補法を行う経穴はどれか。「25歳女性。半年前から月経周期の乱れ、月経血量の減少がある。下肢の筋のひきつり、目のかすみなどを訴える。」 1.  太衝 2.  衝陽 3.  太淵 4.  陽池
東洋医学臨床論
問題 132 頭部の神経痛と罹患神経を対象とした治療穴との組合せで正しいのはどれ 1.  三叉神経第1枝痛---天柱 2.  三叉神経第2枝痛---四白 3.  三叉神経第3枝痛---浮白 4.  大後頭神経痛---完骨
東洋医学臨床論
問題 133 秉風穴から神経刺鍼を目的として治療を行う場合、対象としている肩関節の運動障害はどれか。 1.  屈曲 2.  伸展 3.  外転 4.  内旋
東洋医学臨床論
問題 134 次の文で示す症状に対し、罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。「足関節の屈曲および外がえし運動で下腿部の痛みが増悪する。」 1.  足三里 2.  陽交 3.  合陽 4.  三陰交
東洋医学臨床論
問題 135 次の文で示す患者の病態に対する低周波鍼通電療法の通電部位として適切なのはどれか。「55歳の男性。頸を右へ側屈すると上肢に鈍痛が起こる。右前腕外側に知覚鈍麻がみられる。」 1.  C4〜C5間の直側と肘膠 2.  C5〜C6間の直側と偏歴 3.  C6〜C7間の直側と大陵 4.  C7〜C8間の直側と神門
東洋医学臨床論
問題 136 次の文で示す患者の病態に対し、適切な刺鍼部位はどれか。「45歳の男性。右肩前面の痛みを訴える。外転外旋時に痛みがあり、スピードテスト及びヤーガソンテスト陽性。」 1.  棘上部 2.  棘下部 3.  結節間溝部 4.  烏口突起部
東洋医学臨床論
問題 137 神経麻痺と罹患局所への治療穴との組合せで誤っているのはどれか。 1.  橈骨神経麻痺---温溜 2.  尺骨神経麻痺---神門 3.  総腓骨神経麻痺---浮郄 4.  脛骨神経麻痺---懸鐘
東洋医学臨床論
問題 138 疲労に対する鍼灸治療で最も慎重にしなければならないのはどれか。 1.  肩こりを伴うもの 2.  下肢の冷えを伴うもの 3.  精神的緊張を伴うもの 4.  発熱を伴うもの
東洋医学臨床論
問題 139 小児疳虫に対し、古来から行われてきた施灸の部位はどの高さの棘突起下にあるか。 1.  左右肩甲棘内端を結ぶ線 2.  左右肩甲骨下角を結ぶ線 3.  左右第12肋骨先端を結ぶ線 4.  左右腸骨稜最上部を結ぶ線
東洋医学臨床論
問題 140 オスグッド病の罹患局所に対する施術部位として適切でないのはどれか。 1.  大腿四頭筋部 2.  側副靱帯部 3.  膝蓋靱帯部 4.  脛骨粗面部
鍼理論
問題 145 鍼の副作用と対策との組合せで誤っているのはどれか。 1.  脳貧血---返し鍼 2.  刺鍼後の違和感---後揉法 3.  内出血---迎え鍼 4.  抜鍼困難---示指打法
鍼理論
問題 146 ディスポーザブル鍼の滅菌に用いられるのはどれか。 1.  エタノール 2.  ホルマリン 3.  エチレンオキサイド 4.  グルタールアルデヒド
鍼理論
問題 149 内因性オピオイドが関与するのはどれか。 1.  ナトリウムポンプ 2.  TCAサイクル 3.  レニン・アンジオテンシン系 4.  下行性抑制系
灸理論
問題 152 打膿灸について誤っているのはどれか。 1.  灸あたりを起こしやすい。 2.  指頭大の艾炷を用いる。 3.  高齢の虚弱者に適する。 4.  背腰部に施灸する。
灸理論
問題 155 有痕灸施灸時の注意事項で適切でないのはどれか。 1.  正しく同一点に施灸する。 2.  施灸部を消毒する。 3.  拍動部には強刺激を与える。 4.  刺激過多を防ぐ。
灸理論
問題 159 内因性オピオイドとナロキソンとが結合する受容体はどれか。 1.  ヒスタミン受容体 2.  モルヒネ受容体 3.  ドパミン受容体 4.  セロトニン受容体