第12回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
関係法規
問題 13 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で制限行為として規定されているのはどれか。 1.  骨折の患部への施術 2.  外科手術 3.  薬品の投与 4.  関節拘縮の矯正
関係法規
問題 14 施術所の衛生上必要な要件でないのはどれか。 1.  常に清潔を保つ。 2.  適度な湿度を保つ。 3.  採光、照明を充分にする。 4.  換気を充分にする。
関係法規
問題 15 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で広告できないのはどれか。 1.  予約に基づく施術の実施 2.  夜間における施術の実施 3.  駐車場に関する事項 4.  特殊技術に関する事項
解剖学
問題 28 呼吸器について誤っている記述はどれか。 1.  右肺は3葉からなる。 2.  左気管支は右気管支より太い。 3.  肺表面は臓側胸膜で覆われる。 4.  胸膜腔は陰庄である。
解剖学
問題 29 腎臓について誤っている記述はどれか。 1.  腹膜後器官である。 2.  右腎は左腎より高い位置にある。 3.  皮質と髄質が区別される。 4.  脂肪組織に囲まれる。
解剖学
問題 32 下腿と大腿の内側部から血液を集め、大腿静脈に注ぐのはどれか。 1.  外腸骨静脈 2.  膝窩静脈 3.  大伏在静脈 4.  小伏在静脈
解剖学
問題 33 成人の脊髄で誤っている記述はどれか。 1.  下端は第1〜2腰椎の高さで終わる。 2.  中心部は灰白質からなる。 3.  前角には運動神経細胞がある。 4.  後角には自律神経細胞がある。
生理学
問題 40 アシドーシスのときに血液中で増加するのはどれか。 1.  カリウムイオン 2.  ナトリウムイオン 3.  水素イオン 4.  マグネシウムイオン
生理学
問題 42 心筋について誤っている記述はどれか。 1.  アクチンフィラメントをもつ。 2.  固有心筋は刺激伝導系を構成する。 3.  自動能をもつ。 4.  スターリングの法則に従う。
生理学
問題 43 唾液について誤っている記述はどれか。 1.  ムチンを含む。 2.  消化酵素を含む。 3.  分泌中枢は視床にある。 4.  自律神経が分泌を調節する。
生理学
問題 45 寒冷環境において体温の維持に関与するのはどれか。 1.  皮膚血管の収縮 2.  不感蒸散の増加 3.  メラトニン分泌の増加 4.  交感神経活動の低下
生理学
問題 47 内分泌器官とホルモンとの組合せで正しいのはどれか。 1.  甲状腺---サイロキシン 2.  副腎皮質---アドレナリン 3.  膵臓---プロラクチン 4.  下垂体前葉---オキシトシン
生理学
問題 49 下垂体前葉ホルモンが分泌を調節しないのはどれか。 1.  エストロゲン 2.  アドレナリン 3.  コルチゾール 4.  テストステロン
生理学
問題 50 有髄神経で誤っている記述はどれか。 1.  全か無の法則に従う。 2.  ランビエの絞輪は絶縁性が高い。 3.  ミエリンがある。 4.  無髄神経より興奮伝導が速い。
生理学
問題 56 筋の収縮で誤っている記述はどれか。 1.  収縮時に熱を産生する。 2.  弛緩にATPは必要である。 3.  筋トーヌスは姿勢保持に関与する。 4.  歩行運動は等尺性収縮による。
病理学
問題 59 皮膚機能として老化の影響を最も受けにくいのはどれか。 1.  表皮のターンオーバー 2.  角質層のバリアー機能 3.  角質層の水分含有状態 4.  皮膚血流量
病理学
問題 61 関連の少ない組合せはどれか。 1.  狭心症---敗血症 2.  動脈瘤---梅毒 3.  川崎病---血管炎 4.  多臓器不全---ショック
臨床医学総論
問題 65 問診で誤っている記述はどれか。 1.  問診は主訴から始める。 2.  問診内容については守秘義務がある。 3.  家族歴は現病歴に含める。 4.  輸血歴は既往歴に含める。
臨床医学総論
問題 69 呼吸困難の成因と疾患との組合せで誤っているのはどれか。 1.  気管支喘息---呼吸筋性 2.  左心不全---心臓性 3.  尿毒症---代謝性 4.  頭蓋内庄亢進症---神経性
臨床医学総論
問題 71 熱傷局所の特徴で誤っている記述はどれか。 1.  第1度は表皮のみの傷害である。 2.  第2度は水疱を生じる。 3.  第3度は疼痛が強い。 4.  低温熱傷は難治性潰瘍となりやすい。
臨床医学総論
問題 74 高齢者の睡眠の特徴でないのはどれか。 1.  早い時刻に寝る。 2.  寝つきがよい。 3.  夜間に何度も起きる。 4.  朝早く起きる。
臨床医学総論
問題 75 誤っている組合せはどれか。 1.  スワンネック変形---関節リウマチ 2.  ヘバーデン結節---変形性関節症 3.  デュプイトレン拘縮---痛風 4.  クモ状指---マルファン症候群
臨床医学各論
問題 79 感染症で誤っている組合せはどれか。 1.  成人の水痘---重症化 2.  エイズ---日和見感染症 3.  免疫抑制薬長期使用---菌交代現象 4.  ヘルペス感染症---抗ウイルス薬
臨床医学各論
問題 80 乳癌の自己チェックで適切でないのはどれか。 1.  月経直前の実施 2.  皮膚のえくぼ様陥凹の有無 3.  乳頭位置の左右非対称の有無 4.  血性分泌物の有無
臨床医学各論
問題 85 貧血と病態との組合せで誤っているのはどれか。 1.  鉄欠乏性貧血---骨髄赤芽球増加 2.  悪性貧血---ビタミンB6欠乏 3.  溶血性貧血---脾腫 4.  再生不良性貧血---白血球減少
臨床医学各論
問題 88 高齢者の転倒予防で誤っている記述はどれか。 1.  ベッドは膝の高さとする。 2.  起床時はしばらく座ってから立ち上がる。 3.  廊下を歩くときは手すりを利用する。 4.  履物はサンダルタイプとする。
臨床医学各論
問題 89 いわゆる五十肩で誤っている記述はどれか。 1.  帯を結ぶ動作が困難となる。 2.  肩甲帯筋の廃用性萎縮がみられる。 3.  肩関節腔は拡大している。 4.  痛みは寒冷時に増悪する。
臨床医学各論
問題 91 変形性脊椎症で最も適切なのはどれか。 1.  エックス線所見と臨床症状とは一致する。 2.  閉経後の女性に多い。 3.  長期間コルセットを装着させる。 4.  体操で筋力強化を図る。
臨床医学各論
問題 95 自律神経症状が中心となる疾患はどれか。 1.  シャイ・ドレーガー病 2.  筋萎縮性側索硬化症 3.  重症筋無力症 4.  フリードライヒ失調症
リハビリテーション医学
問題 97 職種とその業務との組合せで誤っているのはどれか。 1.  作業療法士---社会的適応能力訓練 2.  言語聴覚士---コミュニケーション訓練 3.  義肢装具士---義足の処方 4.  医療ソーシャルワーカー---社会資源の活用
リハビリテーション医学
問題 99 手指変形で遠位指節間関節が過伸展位となるのはどれか。 1.  手内在筋劣位の変形 2.  槌指 3.  ボタン穴変形 4.  スワンネック変形
リハビリテーション医学
問題 100 関節可動域で誤っている記述はどれか。 1.  肩関節屈曲は伸展より大きい。 2.  手関節橈屈は尺屈より大きい。 3.  股関節外転は内転より大きい。 4.  足関節屈曲は伸展より大きい。
リハビリテーション医学
問題 101 片麻痺の伸展共同運動でみられるのはどれか。 1.  肩甲帯挙上 2.  肩関節外転 3.  肩関節外旋 4.  前腕回内
リハビリテーション医学
問題 102 パーキンソン病にみられる運動障害で適切でないのはどれか。 1.  折りたたみナイフ現象 2.  リズム形成障害 3.  すくみ現象 4.  運動の切り換え困難
リハビリテーション医学
問題 104 下肢の痙性麻痺がみられるのはどれか。 1.  頸髄損傷不全麻痺 2.  腰椎椎間板ヘルニア 3.  閉塞性動脈硬化症 4.  総腓骨神経麻痺
リハビリテーション医学
問題 106 体内金属埋め込み部位への施行が禁忌なのはどれか。 1.  赤外線 2.  極超短波 3.  ホットパック 4.  アイスマッサージ
東洋医学概論
問題 112 内因によって起こる症状で正しいのはどれか。 1.  多忙でだるさがとれない。 2.  心配ごとが多くて常に憂うつである。 3.  階段の昇降で膝が痛む。 4.  体を冷やして風邪をひく。
経絡経穴概論
問題 116 次の文で示す経絡病証で適切なのはどれか。「難聴、耳鳴り、のどの腫れ、上肢の後側から第4指に沿った痛み。」 1.  肺経 2.  三焦経 3.  胃経 4.  心経
経絡経穴概論
問題 119 経脈と原穴との組合せで正しいのはどれか。 1.  肝経---太白 2.  腎経---衝陽 3.  小腸経---合谷 4.  三焦経---陽池
経絡経穴概論
問題 121 同じ高さにある経穴の組合せはどれか。 1.  身柱---心兪 2.  至陽---肝兪 3.  命門---三焦兪 4.  腰陽関---大腸兪
東洋医学臨床論
問題 125 神経麻痺による下垂足の麻痺筋に施術を行う場合、対象となる経絡はどれか。 1.  腎経 2.  膀胱経 3.  脾経 4.  胃経
東洋医学臨床論
問題 126 鼻づまり・のどの痛みや上腕外側の痛みを呈する経絡の病証に対し、施術対象となるのはどれか。 1.  手の太陽経 2.  手の少陽経 3.  手の陽明経 4.  手の厥陰経
東洋医学臨床論
問題 127 次の文で示す病証に対し、施術対象となる臓腑の募穴で適切なのはどれか。「食欲がなく、胃の膨満感や上腹部痛がある。医師から慢性胃炎と診断された。」 1.  中府 2.  中極 3.  中脘 4.  膻中
東洋医学臨床論
問題 128 突き指の応急処置で適切でないのはどれか。 1.  包帯で固定する。 2.  アイシングを行う。 3.  指を引っ張る。 4.  安静を保つ。
東洋医学臨床論
問題 129 頸・肩のこりに対する局所施術で二指把握揉揑法を行うのはどれか。 1.  斜角筋 2.  胸鎖乳突筋 3.  菱形筋 4.  肩甲挙筋
東洋医学臨床論
問題 130 理学的検査所見と罹患局所への施術部位との組合せで適切なのはどれか。 1.  インピンジメント徴候陽性---頸部 2.  チェアテスト陽性---肩関節部 3.  モーリーテスト陽性---肘関節部 4.  ファレンテスト陽性---手関節部
東洋医学臨床論
問題 132 寝たきり老人に対する施術で最も注意が必要なのはどれか。 1.  腹部の振せん法 2.  脊柱側の母指圧迫法 3.  踵部・仙骨部の軽擦法 4.  下腿部の母指揉揑法
東洋医学臨床論
問題 133 三叉神経第2枝痛に対し、罹患神経への局所施術部位で適切なのはどれか。 1.  オトガイ孔部 2.  眼窩下孔部 3.  眼窩上孔部 4.  前額髪際部
東洋医学臨床論
問題 134 脛骨神経麻痺の治療で麻痺筋への施術部位として適切なのはどれか。 1.  腓腹筋部 2.  長短腓骨筋部 3.  長母指伸筋部 4.  前脛骨筋部
東洋医学臨床論
問題 135 ヤーガソンテスト陽性の痛みに対する罹患局所への施術部位で適切なのはどれか。 1.  肩関節前面 2.  上腕後側 3.  前頸部 4.  後頸部
東洋医学臨床論
問題 136 次の文で示す患者の生活指導として適切でないのはどれか。「25歳の女性。月経前に乳房痛、悪心、嘔吐、下腹部膨満、頭痛、いらいら感がある。」 1.  刺激性の食事を摂る。 2.  坐浴を行う。 3.  ストレスの緩和を図る。 4.  下腹部を温める。
東洋医学臨床論
問題 137 肩こりに随伴する症状で、最も注意が必要なのはどれか。 1.  手足の冷え 2.  胸内苦悶を伴う前胸部痛 3.  肩関節の運動制限 4.  非拍動性の締め付けられるような頭痛
東洋医学臨床論
問題 139 「60歳の女性。2年程前から歩行時に左膝内側部が痛むようになり、最近は正座もつらい。熱感、腫脹はない。マクマレーテスト陰性。内反・外反ストレステスト陰性。」最も考えられる疾患はどれか。 1.  半月板損傷 2.  内側側副靱帯損傷 3.  変形性膝関節症 4.  膝蓋前滑液包炎
東洋医学臨床論
問題 140 「60歳の女性。2年程前から歩行時に左膝内側部が痛むようになり、最近は正座もつらい。熱感、腫脹はない。マクマレーテスト陰性。内反・外反ストレステスト陰性。」局所への治療法で適切でないのはどれか。 1.  大腿四頭筋の筋力強化運動 2.  徒手矯正 3.  低周波通電 4.  極超短波
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 141 マッサージの施術方法で誤っているのはどれか。 1.  血液・リンパの還流を促すように行う。 2.  筋肉を十分弛緩させて行う。 3.  衣服の上から行う。 4.  求心性に行う。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 142 腹部に行う手技で最も多く用いられるのはどれか。 1.  ろとう揉揑法 2.  きりもみ状揉揑法 3.  母指揉揑法 4.  二指揉揑法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 144 古法の按腹における腹証で、心窩部に硬結があるのはどれか。 1.  虚人の腹 2.  脚気の腹 3.  血塊の腹 4.  苦労の腹
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 競技後の筋疲労を回復させるマッサージの効果はどれか。 1.  血管の収縮を促す。 2.  筋の興奮性を高める。 3.  乳酸の代謝を促す。 4.  皮下脂肪の吸収を促す。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 治療目的について誤っている組合せはどれか。 1.  関節水腫(水症)---誘導作用 2.  腓腹筋けいれん---興奮作用 3.  胃アトニー---反射作用 4.  肋間神経痛---鎮静作用
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 147 あん摩マッサージ指圧施術で出現する好ましくない反応はどれか。 1.  施術中の睡眠 2.  空腹感の発現 3.  便意の訴え 4.  翌日の筋肉痛
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 骨折の発生に最も注意しなければならないのはどれか。 1.  吸圧法 2.  衝圧法 3.  持続圧法 4.  緩圧法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 多様な刺激に対する生体反応で、下垂体-副腎皮質系の重要性を指摘しているのはどれか。 1.  サイバネティックス 2.  ストレス学説 3.  ホメオスタシス 4.  緊急反応