第19回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 1 我が国の保健衛生行政業務報告で、次の医療関係者のうち最も数が多いのはどれか。 1.  保健師 2.  あん摩マッサージ指圧師 3.  歯科技工士 4.  柔道整復師
医療概論
問題 2 施術者の倫理で正しいのはどれか。 1.  患者の家族の要求優先 2.  施術者本位の施療 3.  患者の苦痛への共感 4.  施術者の利益優先
衛生学
問題 3 ウインスローの定義による公衆衛生の目的に含まれるのはどれか。 1.  プライマリ・ケア 2.  インフォームド・コンセント 3.  医療費の低減 4.  寿命の延長
衛生学
問題 5 作業と疾病との組合せで正しいのはどれか。 1.  トンネル掘削作業---イタイイタイ病 2.  有機溶剤作業---はくろう病 3.  VDT作業---頸肩腕症候群 4.  チェーンソー作業---じん肺
衛生学
問題 7 排菌している結核患者が用いた寝具の消毒法として適しているのはどれか。 1.  乾熱滅菌法 2.  高圧蒸気滅菌法 3.  日光消毒法 4.  低温消毒法
衛生学
問題 9 我が国の最近の食中毒統計で患者数が最も多い食中毒の原因はどれか。 1.  腸炎ビブリオ 2.  サルモネラ属 3.  病原性大腸菌O-157 4.  ノロウイルス
衛生学
問題 11 我が国の最近の死亡率のうち数値が上昇してきているのはどれか。 1.  粗死亡率 2.  年齢調整死亡率 3.  乳児死亡率 4.  妊産婦死亡率
関係法規
問題 12 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で再発行後に失った免許証を発見した場合、厚生労働大臣に返納する期間で正しいのはどれか。 1.  5日以内 2.  10日以内 3.  30日以内 4.  1年以内
関係法規
問題 13 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で施術所の構造設備について誤っている記述はどれか。 1.  施術室は6.6平方メートル以上必要である。 2.  待合室は3.3平方メートル以上必要である。 3.  消毒設備が必要である。 4.  救急設備が必要である。
関係法規
問題 14 あん摩マッサージ指圧師名簿の登録事項の変更について正しい記述はどれか。 1.  死亡した場合は届出の必要はない。 2.  届出先は都道府県である。 3.  届出義務者は10日以内に申請する。 4.  日本国籍を有する者は戸籍謄本または抄本を添付しなければならない。
関係法規
問題 15 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で施術所の開設を届け出る期限で正しいのはどれか。 1.  開設前30日以内 2.  開設前10日以内 3.  開設後10日以内 4.  開設後30日以内
解剖学
問題 16 上皮と器官との組合せで正しいのはどれか。 1.  移行上皮---胃 2.  重層扁平上皮---食道 3.  多列線毛上皮---膀胱 4.  単層円柱上皮---血管
解剖学
問題 18 体表区分とその区分内を通る血管との組合せで正しいのはどれか。 1.  顎下三角---顔面動脈 2.  後頸三角---内頸静脈 3.  橈骨小窩---尺骨動脈 4.  大腿三角---小伏在静脈
解剖学
問題 19 頭蓋の骨と骨にある穴との組合せで正しいのはどれか。 1.  前頭骨---上眼窩裂 2.  上顎骨---正円孔 3.  蝶形骨---頸静脈孔 4.  側頭骨---内耳孔
解剖学
問題 20 関節について正しい記述はどれか。 1.  正中環軸関節は楕円関節である。 2.  肩関節は関節円板を有する。 3.  肘関節は3つの関節からなる。 4.  膝関節には三角靱帯がある。
解剖学
問題 23 主動筋と拮抗筋との組合せで正しいのはどれか。 1.  棘下筋---肩甲下筋 2.  烏口腕筋---上腕二頭筋 3.  中殿筋---小殿筋 4.  腓腹筋---ヒラメ筋
解剖学
問題 24 胃について正しい記述はどれか。 1.  噴門には括約筋がある。 2.  胃底は横隔膜の直下にある。 3.  大網は小弯と肝臓の間にある。 4.  上腸間膜動脈によって栄養される。
解剖学
問題 25 泌尿器系について正しい記述はどれか。 1.  糸球体は動脈によって形成される。 2.  尿管は腹大動脈の前方を通る。 3.  膀胱は前立腺の下方にある。 4.  女性の尿道は腟に開口する。
解剖学
問題 27 頸部・胸部の動脈について正しい記述はどれか。 1.  右総頸動脈は大動脈弓から起こる。 2.  左鎖骨下動脈は腕頭動脈から起こる。 3.  椎骨動脈は鎖骨下動脈から起こる。 4.  内胸動脈は腋窩動脈から起こる。
解剖学
問題 29 脳室系について正しい記述はどれか。 1.  室間孔は側脳室と第4脳室を連結している。 2.  第3脳室は間脳に挟まれている。 3.  中脳水道はくも膜下腔へと通じている。 4.  脳脊髄液は脈絡叢で吸収される。
解剖学
問題 30 脳神経とその機能との組合せで正しいのはどれか。 1.  上顎神経---嚥下運動 2.  顔面神経---顔面の感覚 3.  舌咽神経---舌の運動 4.  迷走神経---発声
解剖学
問題 32 末梢神経の走行について正しい記述はどれか。 1.  正中神経は烏口腕筋を貫く。 2.  橈骨神経は手根管を通る。 3.  大腿神経は筋裂孔を通る。 4.  陰部神経は鼡径管を通る。
生理学
問題 35 正常時の呼吸調節で正しい記述はどれか。 1.  動脈血酸素分圧が低下すると呼吸運動が促進される。 2.  血液のpHが低下すると呼吸運動は抑制される。 3.  末梢性化学受容器が刺激されると呼吸運動が抑制される。 4.  呼吸中枢は中脳にある。
生理学
問題 36 消化液と消化酵素との組合せで正しいのはどれか。 1.  唾液---トリプシン 2.  胃液---ヌクレアーゼ 3.  膵液---リパーゼ 4.  腸液---ペプシン
生理学
問題 37 発汗について正しい記述はどれか。 1.  温熱性発汗の調節は視床下部で行われる。 2.  精神性発汗は全身性に起こる。 3.  体温調節にはアポクリン汗腺が関与する。 4.  汗腺は副交感神経の支配を受ける。
生理学
問題 40 1回換気量が500ml、呼吸数が16回/分のヒトの分時換気量はいくらか。 1.  2000ml 2.  4000ml 3.  6000ml 4.  8000ml
生理学
問題 42 血液中グルコースが細胞内に取り込まれるのを促進するのはどれか。 1.  アドレナリン 2.  インスリン 3.  グルカゴン 4.  コルチゾール
生理学
問題 43 代謝における解糖について正しいのはどれか。 1.  核内で起こる 2.  酸素を必要とする 3.  二酸化炭素を発生する 4.  ピルビン酸が作られる
生理学
問題 45 骨格筋について正しい記述はどれか。 1.  心筋よりも活動電位の不応期が短い。 2.  横紋構造は認められない。 3.  収縮のエネルギーはADPの分解による。 4.  細胞外へのカルシウムイオン放出が収縮の引き金となる。
生理学
問題 47 聴覚について正しい記述はどれか。 1.  音波は内耳道を通って鼓膜に達する。 2.  耳小骨には音圧を増幅する作用がある。 3.  コルチ器の有毛細胞は外リンパに接する。 4.  聴覚情報は外側膝状体を中継する。
病理学
問題 50 ビタミンについて正しい記述はどれか。 1.  ビタミンAは水溶性である。 2.  ビタミンEは血中カルシウム値の維持に関与する。 3.  ビタミンKの欠乏によって悪性貧血が発症する。 4.  ビタミンCは体内で合成できない。
病理学
問題 53 浮腫(水腫)のみられる疾患とその原因との組合せで正しいのはどれか。 1.  ネフローゼ---血管透過性亢進 2.  虫刺され---血漿膠質浸透圧低下 3.  心不全---毛細血管内圧上昇 4.  熱傷---リンパ管閉塞
病理学
問題 56 エイズについて正しい記述はどれか。 1.  リケッチアの感染によって発症する。 2.  先天性の免疫不全症である。 3.  T細胞が増加する。 4.  症状が進行するとニューモシスチス肺炎を起こす。
臨床医学総論
問題 57 腰椎椎間板ヘルニアについて誤っている記述はどれか。 1.  下肢の感覚障害がある。 2.  ラセーグテストが陽性となる。 3.  病変は下部腰椎に多い。 4.  髄核は前方に脱出し発症する。
臨床医学総論
問題 58 特発性側弯について正しい記述はどれか。 1.  椎体奇形が原因である。 2.  生後すぐ気づかれることが多い。 3.  肺活量が低下する。 4.  治療は成人後に開始する。
臨床医学総論
問題 59 悪性腫瘍のリンパ節転移における触診で正しい記述はどれか。 1.  熱感を伴う。 2.  圧痛がある。 3.  表面は整である。 4.  可動性に乏しい。
臨床医学総論
問題 60 腹部視診の所見と疾患との組合せで正しいのはどれか。 1.  赤色皮膚線条---急性膵炎 2.  臍周囲腹壁静脈怒張---肝硬変 3.  腹部膨隆---胃潰瘍 4.  鼡径部手術痕---虫垂炎
臨床医学総論
問題 62 過去の疾患・処置が原因となる疾病で適切でないのはどれか。 1.  リウマチ熱後の心臓弁膜症 2.  扁桃炎後の糸球体腎炎 3.  輸血後の骨粗鬆症 4.  心筋梗塞後の心室細動
臨床医学総論
問題 66 アーガイル・ロバートソン徴候に含まれるのはどれか。 1.  眼瞼の下垂 2.  眼球運動の障害 3.  対光反射の障害 4.  輻輳反射の障害
臨床医学総論
問題 67 ギランバレー症候群で正しい記述はどれか。 1.  中枢神経障害である。 2.  髄液蛋白質の上昇を認める。 3.  腱反射は亢進する。 4.  呼吸筋麻痺はない。
臨床医学総論
問題 68 赤血球型不適合輸血に特徴的な副作用はどれか。 1.  急性溶血反応 2.  急性発熱反応 3.  移植片対宿主病 4.  肝炎ウイルス感染
臨床医学総論
問題 69 ピロリン酸カルシウムが原因である疼痛発作性関節炎はどれか。 1.  痛風 2.  偽痛風 3.  変形性関節炎 4.  リウマチ性関節炎
臨床医学総論
問題 70 外反母趾について誤っているのはどれか。 1.  男性に多い 2.  MP関節亜脱臼を起こす 3.  扁平足を伴う 4.  靴の使用と関連する
臨床医学総論
問題 71 骨肉腫で誤っている記述はどれか。 1.  40歳代に好発する。 2.  大腿骨下端に多い。 3.  局所の疼痛・腫脹がみられる。 4.  エックス線検査で骨皮質の虫食い像を認める。
臨床医学各論
問題 72 「60歳の男性。断続する腹痛と腹部圧痛があり、画像診断で膵臓内に多数の石灰化が認められ、尿中アミラーゼ値上昇と脂肪便がみられる。」この文で示す疾患の成因として最も多いのはどれか。 1.  肥満 2.  喫煙 3.  胆石 4.  アルコール
臨床医学各論
問題 73 「60歳の男性。断続する腹痛と腹部圧痛があり、画像診断で膵臓内に多数の石灰化が認められ、尿中アミラーゼ値上昇と脂肪便がみられる。」この文で示す症例について、脂肪便はどの細胞の減少によって起こるか。 1.  膵腺房細胞 2.  ランゲルハンス島A細胞 3.  ランゲルハンス島B細胞 4.  ランゲルハンス島D細胞
臨床医学各論
問題 74 「85歳の女性。骨粗鬆症の治療中。トイレに行こうとして転倒、殿部と腰を打撲し、歩けなくなった。股関節は外旋位をとり、痛みは右殿部に強い。」この文で示す病態について正しい記述はどれか。 1.  坐骨神経損傷が多い。 2.  寝返り動作は障害されにくい。 3.  寝たきりの原因となる危険性が高い。 4.  保存療法で歩行予後は良好である。
臨床医学各論
問題 75 「85歳の女性。骨粗鬆症の治療中。トイレに行こうとして転倒、殿部と腰を打撲し、歩けなくなった。股関節は外旋位をとり、痛みは右殿部に強い。」この症例以外に、高齢者の転倒で起こりやすいのはどれか。 1.  上腕骨近位部骨折 2.  骨盤骨折 3.  大腿骨骨幹部骨折 4.  脛骨骨折
臨床医学各論
問題 77 大腸癌で正しい記述はどれか。 1.  扁平上皮癌が多い。 2.  上行結腸側の方が症状が出やすい。 3.  肝転移を起こしやすい。 4.  進行度の判定にボルマン分類を用いる。
臨床医学各論
問題 83 血液疾患とその症状について正しい組合せはどれか。 1.  鉄欠乏性貧血---紫斑 2.  悪性リンパ腫---ハンター舌炎 3.  白血病---出血傾向 4.  再生不良性貧血---リンパ節腫脹
臨床医学各論
問題 84 進行性全身性硬化症について正しい記述はどれか。 1.  陰部潰瘍がみられる。 2.  肺線維症を合併する。 3.  蝶形紅斑が特徴的である。 4.  出血傾向がみられる。
臨床医学各論
問題 85 ビタミンとその欠乏症について正しい組合せはどれか。 1.  ビタミンB1---口角炎 2.  ビタミンB2---脚気 3.  ビタミンC---血友病 4.  ビタミンD---くる病
臨床医学各論
問題 89 熱傷について正しい記述はどれか。 1.  低温熱傷は第1度である。 2.  全層熱傷は第2度である。 3.  熱傷面積は重症度の判定に用いられる。 4.  重症熱傷では循環血漿量が増加する。
臨床医学各論
問題 90 突発性難聴について正しい記述はどれか。 1.  女性に多い。 2.  眩暈はない。 3.  伝音性難聴である。 4.  循環の改善が有効である。
リハビリテーション医学
問題 91 18歳以上の在宅身体障害者で最も多い原因疾患はどれか。 1.  脳血管疾患 2.  腎臓疾患 3.  心臓疾患 4.  骨関節疾患
リハビリテーション医学
問題 92 ノーマライゼーションの基本理念はどれか。 1.  障害者同士が交流を図る。 2.  障害者が健康増進を目指す。 3.  障害者が訓練により機能を回復する。 4.  障害者と健常者が地域で共に暮らす。
リハビリテーション医学
問題 93 下肢長を脛骨内果から測定する際に近位側の測定点はどこか。 1.  大腿骨骨頭 2.  大腿骨大転子 3.  下前腸骨棘 4.  上前腸骨棘
リハビリテーション医学
問題 94 運動の協調性をみる評価法はどれか。 1.  徒手筋力テスト 2.  拮抗運動反復テスト 3.  バーセルインデックス 4.  ブルンストロームステージ
リハビリテーション医学
問題 95 基本肢位における関節可動域角度で正しいのはどれか。 1.  肩関節外転30度 2.  肘関節屈曲90度 3.  膝関節伸展20度 4.  足関節背屈0度
リハビリテーション医学
問題 97 脳卒中左片麻痺患者で適切な記述はどれか。 1.  杖は左手にもつ。 2.  階段は左足から昇る。 3.  歩行介助は左側からする。 4.  前開きシャツは右手から通す。
リハビリテーション医学
問題 98 脳性麻痺について正しい組合せはどれか。 1.  両麻痺---上肢より下肢の麻痺が重度 2.  アテトーゼ型---頻度が最も高い 3.  失調型---痙性麻痺 4.  痙直型---不随意運動
リハビリテーション医学
問題 99 慢性閉塞性肺疾患患者に対するリハビリテーションで正しいのはどれか。 1.  胸式呼吸 2.  補助筋呼吸 3.  口すぼめ呼吸 4.  あえぎ呼吸
リハビリテーション医学
問題 100 変形性膝関節症に対する歩行訓練で誤っているのはどれか。 1.  足底挿板を用いる 2.  膝関節装具を装着する 3.  下肢に重量負荷を行う 4.  踵の柔らかい靴を履く
東洋医学概論
問題 109 四診で実の反応はどれか。 1.  経脈に沿った陥凹 2.  力のない声 3.  診察者の指を力強く押し上げる脈 4.  按圧すると軽減する疼痛
経絡経穴概論
問題 112 背部兪穴とその高さとの組合せで正しいのはどれか。 1.  厥陰兪---第5胸椎棘突起の下 2.  脾兪---第10胸椎棘突起の下 3.  三焦兪---第1腰椎棘突起の下 4.  小腸兪---第2仙椎棘突起の下
経絡経穴概論
問題 113 臂臑について正しい取穴部位はどれか。 1.  陽池の上方2寸 2.  曲池の上方3寸 3.  肩髃の下方3寸 4.  顴髎の下方3寸
経絡経穴概論
問題 116 経穴と神経との組合せで正しいのはどれか。 1.  陽陵泉---脛骨神経 2.  臑会---肩甲上神経 3.  地機---閉鎖神経 4.  少海---正中神経
経絡経穴概論
問題 118 腎経の原穴の取穴部位はどれか。 1.  第1中足指節関節の後内側 2.  第1、第2中足骨底の間 3.  内果の上方3寸 4.  内果の後ろ5分
東洋医学臨床論
問題 120 後頭部の痛みに対し、流注を踏まえて施術する場合、最も適切な経脈はどれか。 1.  手の太陰経 2.  手の少陰経 3.  足の陽明経 4.  足の少陽経
東洋医学臨床論
問題 121 肩関節の外旋筋の短縮による内旋制限に対し、最も適切な局所治療穴はどれか。 1.  天宗 2.  肩井 3.  肩外兪 4.  臂臑
東洋医学臨床論
問題 122 末梢神経麻痺の罹患神経と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。 1.  橈骨神経---手五里 2.  筋皮神経---小海 3.  総腓骨神経---陰陵泉 4.  閉鎖神経---承筋
東洋医学臨床論
問題 123 三叉神経第2枝痛に対し、母指圧迫を行う局所施術部位はどれか。 1.  眉毛内端 2.  眼窩上孔 3.  眼窩下孔 4.  オトガイ孔
東洋医学臨床論
問題 124 次の文で示す患者に対し、施術対象の筋として最も適切なのはどれか。「右の肩外兪付近のこり感が強い。首を左に側屈すると右の首の付け根から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。」 1.  肩甲挙筋 2.  大菱形筋 3.  棘上筋 4.  小円筋
東洋医学臨床論
問題 125 モーリーテスト陽性の場合、その原因となる罹患筋を触知する部位として適切なのはどれか。 1.  頸椎棘突起部 2.  後頸三角 3.  鎖骨下窩 4.  烏口突起下部
東洋医学臨床論
問題 127 体位ドレナージ(排痰法)で併用する手技として適切なのはどれか。 1.  肩上部の揉揑 2.  胸壁の叩打 3.  腹壁の振せん 4.  腰部の圧迫
東洋医学臨床論
問題 129 次の文で示す患者に対する治療方針で、適切でないのはどれか。「62歳の肥満女性。数年前から運動開始時や階段昇降時に膝の内側が痛む。膝の熱感、腫脹はない。」 1.  大腿四頭筋の等尺性収縮訓練 2.  フルスクワットの実施 3.  食生活の改善 4.  和式から洋式への生活環境改善
東洋医学臨床論
問題 130 理学検査所見と局所施術部位との組合せで正しいのはどれか。 1.  ペインフルアークサイン陽性---頸部 2.  トムゼンテスト陽性---肩関節部 3.  ラセーグテスト陽性---腰部 4.  ニュートンテスト陽性---膝関節部
東洋医学臨床論
問題 131 次の文で示す患者に対し、施術対象となる罹患筋はどれか。「50歳の女性。右のつま先が敷居や布団につまずきやすくなった。右膝を高く上げて歩く。」 1.  中殿筋 2.  大腿四頭筋 3.  前脛骨筋 4.  後脛骨筋
東洋医学臨床論
問題 132 疾患と局所施術部位との組合せで正しいのはどれか。 1.  上腕骨外側上顆炎---上腕二頭筋 2.  鵞足炎---大腿筋膜張筋 3.  膝蓋靱帯炎---大腿二頭筋 4.  アキレス腱炎---下腿三頭筋
東洋医学臨床論
問題 133 変形性股関節症について、股関節の病態を確認を目的として行う理学検査はどれか。 1.  ジャクソンテスト 2.  ヤーガソンテスト 3.  SLRテスト 4.  パトリックテスト
東洋医学臨床論
問題 134 変形性股関節症について、股関節痛に対する局所治療穴として適切なのはどれか。 1.  環跳 2.  殷門 3.  梁丘 4.  委中
東洋医学臨床論
問題 135 「30歳の女性。電車での通勤時、右手でつり革につかまっていると同側上肢に痛みとしびれが出現する。烏口突起下部に圧痛を認める。」この文で示す患者について、病態の確認を目的として行う理学検査で最も適切なのはどれか。 1.  ヤーガソンテスト 2.  ライトテスト 3.  ファレンテスト 4.  ジャクソンテスト
東洋医学臨床論
問題 136 「30歳の女性。電車での通勤時、右手でつり革につかまっていると同側上肢に痛みとしびれが出現する。烏口突起下部に圧痛を認める。」この文で示す患者について、病態に対する局所施術部位で適切なのはどれか。 1.  三角筋 2.  前鋸筋 3.  小胸筋 4.  広背筋
東洋医学臨床論
問題 137 「32歳の男性。バレーボールの試合で相手のスパイクをブロックしようとジャンプして着地した際に左ふくらはぎに痛みを感じた。試合後、ふくらはぎが腫れて、足関節を背屈すると疼痛が誘発される。」この文で示す症例について、患部への応急手当として適切なのはどれか。 1.  マッサージ 2.  固定 3.  ストレッチ 4.  ホットパック
東洋医学臨床論
問題 138 「32歳の男性。バレーボールの試合で相手のスパイクをブロックしようとジャンプして着地した際に左ふくらはぎに痛みを感じた。試合後、ふくらはぎが腫れて、足関節を背屈すると疼痛が誘発される。」この文で示す症例について、足関節の背屈で最も伸展される領域に分布する経脈はどれか。 1.  脾経 2.  肝経 3.  胆経 4.  膀胱経
東洋医学臨床論
問題 139 「52歳の女性。じゅうたんをたわしで洗浄した翌日から頭部全体に締め付けられるような非拍動性の痛みが出現した。悪心・嘔吐、流涙・結膜充血は伴わない。眼底検査では異常を認めなかった。」この文で示す症例について、最も考えられる疾患はどれか。 1.  牽引性頭痛 2.  群発頭痛 3.  緊張型頭痛 4.  片頭痛
東洋医学臨床論
問題 140 「52歳の女性。じゅうたんをたわしで洗浄した翌日から頭部全体に締め付けられるような非拍動性の痛みが出現した。悪心・嘔吐、流涙・結膜充血は伴わない。眼底検査では異常を認めなかった。」この文で示す症例について、頭部への局所施術で適切でないのはどれか。 1.  ろとう揉揑法 2.  手掌軽擦法 3.  四指揉揑法 4.  かみなり手
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 142 マッサージの軽擦法による作用はどれか。 1.  皮静脈循環の促進 2.  骨格筋筋力の増強 3.  高閾値機械受容器の興奮 4.  関節変形の矯正
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 あん摩マッサージ指圧施術で最も適する症状はどれか。 1.  吐血 2.  発熱 3.  局所の急性炎症 4.  関節の拘縮
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 あん摩マッサージ指圧施術で出現する好ましくない反応はどれか。 1.  便意の訴え 2.  翌日の筋肉痛 3.  施術中の睡眠 4.  空腹感の発現
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 147 手指の清潔保持で誤っている記述はどれか。 1.  ペーパータオルを使用する。 2.  手の爪は短く切る。 3.  50%エタノールを用いる。 4.  ラビング法を行う。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 指頭振せん法の刺激の伝達に関与するのはどれか。 1.  マイスネル小体 2.  Aδ線維 3.  外側脊髄視床路 4.  視床下部
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 背部のあん摩施術により胃部不快感が軽減した。どの反射によるものか。 1.  内臓-運動反射 2.  軸索反射 3.  体性-内臓反射 4.  内臓-内臓反射
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 筋に対するマッサージの作用でないのはどれか。 1.  筋疲労を取り除く。 2.  筋を肥大させる。 3.  筋けいれんを抑制する。 4.  筋血流量を増やす。