第23回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 1 多職種連携によるチーム医療で望ましくないのはどれか。 1.  専門用語を他の職種に説明する。 2.  他の職種の業務内容を考慮する。 3.  自分の職種の専門性を理解する。 4.  リーダーを特定の職種に固定する。
医療概論
問題 2 我が国の国民医療費について正しいのはどれか。 1.  平成22年度の対国内総生産比率は15%以上である。 2.  近年は減少傾向にある。 3.  出産時費用は含まれない。 4.  薬剤調剤費は含まれない。
衛生学
問題 5 精神保健および精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)による入院で本人の同意が必要なのはどれか。 1.  任意入院 2.  措置入院 3.  医療保護入院 4.  応急入院
衛生学
問題 8 過剰摂取と生活習慣病の組合せで正しいのはどれか。 1.  炭水化物---糖尿病 2.  緑黄色野菜---高脂血症 3.  唐辛子---高血圧症 4.  ビタミン---痛風
衛生学
問題 11 WHOについて誤っているのはどれか。 1.  国際連合の専門機関である。 2.  本部はアメリカ合衆国のニューヨークにある。 3.  地域事務局は6つである。 4.  日本は西太平洋地域事務局に所属する。
関係法規
問題 12 あん摩マッサージ指圧師に関する法令で施術者が氏名を変更したときに、名簿の訂正を申請しなければならない期限はどれか。 1.  5日以内 2.  10日以内 3.  20日以内 4.  30日以内
関係法規
問題 13 介護保険法について正しいのはどれか。 1.  特定疾病は65歳以上に適用する。 2.  介護サービスにかかる自己負担は1割である。 3.  要介護認定は認定審査会が決定する。 4.  認定区分は要支援と要介護5段階の計6区分である。
関係法規
問題 14 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で広告できるのはどれか。 1.  施術の方法 2.  施術者の経歴 3.  施術者の技能 4.  施術所の名称
解剖学
問題 18 消化管においてアウエルバッハ神経叢があるのはどれか。 1.  粘膜上皮と粘膜筋板の間 2.  粘膜筋板と輪走筋層の間 3.  輪走筋層と縦走筋層の間 4.  縦走筋層と漿膜の間
解剖学
問題 22 内分泌腺の特徴はどれか。 1.  導管がみられる。 2.  ホルモンを分泌する。 3.  分泌腺は標的器官に隣接する。 4.  神経性調節より速やかに作用する。
解剖学
問題 24 大網について正しいのはどれか。 1.  上腸間膜動脈が通る。 2.  横行結腸に付着する。 3.  後方に網嚢が広がる。 4.  総胆管が通る。
生理学
問題 27 能動輸送はどれか。 1.  肺におけるガス交換 2.  小腸における脂肪酸の吸収 3.  筋小胞体におけるカルシウムの取り込み 4.  腎臓の糸球体からボーマン嚢への水の移動
生理学
問題 28 血圧を上昇させる要因はどれか。 1.  血液粘度の減少 2.  血管壁の弾力性の低下 3.  迷走神経遠心性活動の亢進 4.  圧受容器からの求心性活動の亢進
臨床医学総論
問題 45 大腸がん検診で最初に行うのはどれか。 1.  腹部エックス線検査 2.  下部消化管内視鏡検査 3.  便潜血検査 4.  腫瘍マーカー検査
臨床医学総論
問題 48 視診所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。 1.  眼球突出---アジソン病 2.  満月様顔貌---クッシング症候群 3.  仮面様顔貌---アルツハイマー病 4.  眼瞼下垂---橋本病
臨床医学総論
問題 49 四肢の測定法について正しいのはどれか。 1.  上肢長は上腕骨大結節から橈骨茎状突起まで 2.  前腕長は橈骨頭から橈骨茎状突起まで 3.  下肢長(棘果長)は上前腸骨棘から足関節内果まで 4.  足長は踵後端から母指MP関節部まで
臨床医学総論
問題 50 運動機能検査と傷害の組合せで正しいのはどれか。 1.  スパーリングテスト---頸髄損傷 2.  ペインフルアーク徴候---肩甲下筋損傷 3.  トーマステスト---股関節屈曲拘縮 4.  ラックマンテスト---膝後十字靱帯損傷
臨床医学総論
問題 51 脊髄性失調症でみられるのはどれか。 1.  ブルンベルグ徴候 2.  ロンベルグ徴候 3.  トレンデレンブルグ徴候 4.  ケルニッヒ徴候
臨床医学各論
問題 56 疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。 1.  鉄欠乏性貧血---スプーン状爪 2.  急性白血病---関節内血腫 3.  特発性血小板減少性紫斑病---脾腫 4.  血友病---リンパ節腫大
臨床医学各論
問題 60 筋・健疾患についての組合せで正しいのはどれか。 1.  肉離れ---骨化性筋炎 2.  多発性筋炎---筋挫傷 3.  ドケルバン病---フィンケルスタインテスト 4.  重症筋無力症---筋仮性肥大
臨床医学各論
問題 61 熱傷についての組合せで正しいのはどれか。 1.  Ⅰ度熱傷---水疱形成 2.  Ⅱ度熱傷---皮膚全層の凝固壊死 3.  熱傷面積---9の法則 4.  初期治療---軟膏塗布
臨床医学各論
問題 63 先天性内反足について正しいのはどれか。 1.  女児に多い。 2.  前足部は外転変形している。 3.  早期にギプス矯正を行う。 4.  リーメンビューゲル装具を装着する。
臨床医学各論
問題 64 インフルエンザウイルス感染症について正しいのはどれか。 1.  予防に手洗いは有用である。 2.  春に大流行を起こしやすい。 3.  潜伏期は1、2週間である。 4.  三類感染症である。
臨床医学各論
問題 65 高尿酸血症について正しいのはどれか。 1.  自己免疫疾患である。 2.  成人女性に多い。 3.  プリン体と関係する。 4.  関節炎の好発部位は手関節である。
臨床医学各論
問題 66 2型糖尿病について正しいのはどれか。 1.  若年者に多い。 2.  非肥満者に多い。 3.  糖尿病患者の90%以上を占める。 4.  治療の第一選択はインスリン療法である。
総合問題(基礎科目)
問題 70 「78歳の男性。胸痛、呼吸困難の精査のため受診。心電図検査で左室肥大所見を認めた。心エコー検査では著明な大動脈弁口の狭窄と左室-大動脈間の圧較差がみられた。」本疾患の所見で適切なのはどれか。 1.  Ⅰ音亢進 2.  収縮期雑音 3.  ランブル音 4.  速脈
総合問題(基礎科目)
問題 71 「78歳の男性。胸痛、呼吸困難の精査のため受診。心電図検査で左室肥大所見を認めた。心エコー検査では著明な大動脈弁口の狭窄と左室-大動脈間の圧較差がみられた。」本疾患の原因で適切なのはどれか。 1.  リウマチ熱 2.  大動脈解離 3.  心房中隔欠損症 4.  肺動脈血栓塞栓症
総合問題(基礎科目)
問題 72 「55歳の女性。息切れ、動悸、めまいを主訴に来院した。45歳で胃全摘手術の既往がある。血液検査では大球性正色素性貧血を認めた。」本疾患の原因はどれか。 1.  ビタミンA欠乏 2.  ビタミンB6欠乏 3.  ビタミンB12欠乏 4.  ビタミンK欠乏
総合問題(基礎科目)
問題 73 「55歳の女性。息切れ、動悸、めまいを主訴に来院した。45歳で胃全摘手術の既往がある。血液検査では大球性正色素性貧血を認めた。」本疾患でみられるのはどれか。 1.  黄疸 2.  スプーン状爪 3.  脾腫 4.  ハンター舌炎
総合問題(基礎科目)
問題 74 「49歳の女性。易疲労感、食欲不振を主訴に来院した。皮膚は乾燥し、低血圧、歯肉の色素沈着が認められる。月経異常や体重減少も伴っていた。」最も考えられる疾患はどれか。 1.  橋本病 2.  アジソン病 3.  ランバート・イートン症候群 4.  ギラン・バレー症候群
総合問題(基礎科目)
問題 75 「49歳の女性。易疲労感、食欲不振を主訴に来院した。皮膚は乾燥し、低血圧、歯肉の色素沈着が認められる。月経異常や体重減少も伴っていた。」本疾患の治療に用いられるのはどれか。 1.  ビタミンD製剤 2.  甲状腺ホルモン 3.  副腎皮質ホルモン 4.  非ステロイド系抗炎症薬
臨床医学各論
問題 76 気管支喘息について正しいのはどれか。 1.  最近減少傾向にある。 2.  昼間に発作を起こしやすい。 3.  吸入ステロイド薬が有効である。 4.  小児喘息はアトピー性が少ない。
臨床医学各論
問題 77 星状神経節ブロックが用いられる頻度が高いのはどれか。 1.  後頭神経痛 2.  顔面神経麻痺 3.  肋間神経痛 4.  坐骨神経痛
臨床医学各論
問題 78 肺癌の隣接臓器への浸潤により起こるのはどれか。 1.  マルファン症候群 2.  ネフローゼ症候群 3.  ラムゼー・ハント症候群 4.  パンコースト症候群
リハビリテーション医学
問題 80 改訂長谷川式簡易知能評価スケールで正しい質問はどれか。 1.  足し算 2.  生年月日 3.  数字の逆唱 4.  昨日の出来事
リハビリテーション医学
問題 81 筋萎縮を予防する目的で用いる物理療法はどれか。 1.  超音波療法 2.  赤外線療法 3.  ホットパック 4.  低周波電気療法
リハビリテーション医学
問題 83 脳卒中の急性期リハビリテーションの内容で正しいのはどれか。 1.  階段昇降訓練 2.  関節可動域訓練 3.  利き手交換訓練 4.  家事動作訓練
リハビリテーション医学
問題 84 第6頸髄節残存の頸髄損傷患者の移動動作に対する訓練で正しいのはどれか。 1.  床面から車いすへの移動 2.  車いす転倒からの起き上がり訓練 3.  トランスファーボードを利用しての車いすへの移動 4.  車いすキャスター挙げを利用しての段差乗り越え
リハビリテーション医学
問題 85 下腿切断術後に起こりやすい拘縮はどれか。 1.  脛骨内旋拘縮 2.  膝関節屈曲拘縮 3.  股関節伸展拘縮 4.  股関節内転拘縮
リハビリテーション医学
問題 86 呼吸リハビリテーションを行う疾患で閉塞性換気障害をきたすのはどれか。 1.  筋ジストロフィー症 2.  高位頸髄損傷 3.  肺線維症 4.  肺気腫
リハビリテーション医学
問題 87 腰痛に対して行われるリハビリテーションで正しいのはどれか。 1.  ウィリアムズ体操 2.  フレンケル体操 3.  ボバース法 4.  ボイタ法
リハビリテーション医学
問題 88 大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術後のリハビリテーションで正しいのはどれか。 1.  骨盤牽引を行う。 2.  早期に荷重を開始する。 3.  股関節内旋運動を行う。 4.  患部に極超短波療法を行う。
リハビリテーション医学
問題 89 肩関節周囲炎に対するコッドマン体操について正しいのはどれか。 1.  直立姿勢で行う。 2.  左右方向には動かさない。 3.  おもりは100gより重くしない。 4.  疼痛が軽減してから開始する。
リハビリテーション医学
問題 90 パーキンソン病患者に対する歩行訓練で最も有効なのはどれか。 1.  できるだけ速く歩く。 2.  方向転換を繰り返す。 3.  止まってから歩く動作を繰り返す。 4.  横に引いた線をまたぎながら歩く。
東洋医学概論
問題 94 臓腑の付着位置とその臓腑の機能の組合せで正しいのはどれか。 1.  第3胸椎---納気を主る 2.  第9胸椎---運化を主る 3.  第12胸椎---腐熟を主る 4.  第1仙椎---貯尿を主る
東洋医学概論
問題 96 三焦の働きで最も適切なのはどれか。 1.  水道を通調する。 2.  水気を膀胱へ送る。 3.  大便を体外に排出する。 4.  気血津液を全身にめぐらす。
東洋医学概論
問題 98 平人の腹はどれか。 1.  心下部に痞えがある。 2.  上腹部が平らである。 3.  下腹部に抵抗がある。 4.  季肋下部に充満感がある。
東洋医学概論
問題 100 「55歳の女性。1か月前から大腿部・下腿部の後側にだるい痛みがあり、その部位を押さえると痛みは和らぎ、気持ちが良い。」本患者の八綱病証で適切なのはどれか。 1.  表証 2.  熱証 3.  虚証 4.  陽証
東洋医学概論
問題 101 「55歳の女性。1か月前から大腿部・下腿部の後側にだるい痛みがあり、その部位を押さえると痛みは和らぎ、気持ちが良い。」本症例の経脈病証はどれか。 1.  膀胱経 2.  胆経 3.  腎経 4.  肝経
経絡経穴概論
問題 109 腓腹筋けいれんに対して下腿部の拮抗筋に施術した。施術部位と関係する経脈はどれか。 1.  胃経 2.  膀胱経 3.  肝経 4.  腎経
経絡経穴概論
問題 111 経穴と筋の組合せで正しいのはどれか。 1.  肩髎---三角筋 2.  肩外兪---前鋸筋 3.  肩井---肩甲挙筋 4.  肩貞---僧帽筋
東洋医学臨床論
問題 113 SOAPについて適切な組合せはどれか。 1.  S---評価 2.  O---客観的所見 3.  A---治療計画 4.  P---主訴
東洋医学臨床論
問題 115 次の文で示す患者について、関係する臓腑経脈を考慮して施術する場合、適切な部位はどれか。「15歳の女子。高校受験によるストレスのため、頭頂部に直径2cmの円形の脱毛部ができた。」 1.  上腕外側 2.  前腕内側 3.  大腿外側 4.  下腿内側
東洋医学臨床論
問題 116 次の文で示す患者の病証に対する治療方針で適切なのはどれか。「42歳の男性。主訴は咳嗽。声に力がなく、全身が重だるい。自汗がみられる。」 1.  肝火を除く 2.  脾の湿熱を除く 3.  肺気を補う 4.  腎の陰液を補う
東洋医学臨床論
問題 117 次の文で示す経脈病証に対する施術で治療穴として最も適切なのはどれか。「食べると吐き、胃が痛み、腹が張り、よくおくびが出る。体全体がだるい。」 1.  外関 2.  孔最 3.  光明 4.  地機
東洋医学臨床論
問題 118 次の文で示す患者の病証に対する治療で対象となる経脈はどれか。「58歳の男性。主訴は大腿後内側の痛み。舌の乾き、咳嗽を伴う。」 1.  足の陽明経 2.  足の太陽経 3.  足の少陰経 4.  足の厥陰経
東洋医学臨床論
問題 119 腋窩リンパ節郭清術後の上肢の浮腫に対し、還流促進を目的に局所に行うマッサージ施術として最も適切なのはどれか。 1.  切打 2.  神経圧迫 3.  うずまき状強擦 4.  手掌把握揉揑
東洋医学臨床論
問題 120 片麻痺患者における尖足の悪化防止を目的とする施術で、対象となる筋はどれか。 1.  膝窩筋 2.  前脛骨筋 3.  第三腓骨筋 4.  下腿三頭筋
東洋医学臨床論
問題 121 ライトテスト陽性を示す患者の施術対象となる筋で、停止腱に対応する経穴はどれか。 1.  曲沢 2.  欠盆 3.  巨骨 4.  中府
東洋医学臨床論
問題 122 絞扼性神経障害について罹患神経と局所治療穴の組合せで正しいのはどれか。 1.  腋窩神経---肩貞 2.  筋皮神経---消櫟 3.  正中神経---外関 4.  橈骨神経---支正
東洋医学臨床論
問題 123 月経痛に伴う所見のうち最も施術が適応するのはどれか。 1.  多量の帯下を伴う。 2.  不正性器出血を伴う。 3.  乳房脹痛を伴う。 4.  月経痛が漸次増強する。
東洋医学臨床論
問題 124 入眠障害を訴える患者に勧める就寝前の生活指導で、最も適切なのはどれか。 1.  緑茶の飲用 2.  好きな作家の読書 3.  ぬるめのお湯の入浴 4.  腹筋のトレーニング
東洋医学臨床論
問題 125 次の文で示す症例の罹患神経に対する施術で適切なのはどれか。「43歳の女性。一週間前から食事や歯みがきの際に右上唇から頬にかけて発作性の痛みが起こるようになった。」 1.  攅竹 2.  四白 3.  上関 4.  大迎
東洋医学臨床論
問題 126 次の文で示す患者の病証で、治療対象として適切でないのはどれか。「7歳の男児。主訴は夜尿で、かんしゃくを起こした夜にみられやすい。かんしゃくを起こすと顔は真っ赤になり、ひきつけを起こすことがある。小便は黄色く、臭いが強い。陰部に湿疹がある。脈は滑数。」 1.  督脈 2.  任脈 3.  肝経 4.  脾経
東洋医学臨床論
問題 127 次の文で示す症例について施術の対象となる筋はどれか。「50歳の男性。背側骨間筋の萎縮がみられる。フローマン徴候陽性。」 1.  母指対立筋 2.  母指内転筋 3.  短母指外転筋 4.  長母指屈筋
東洋医学臨床論
問題 128 VDT症候群による眼精疲労の施術で揉揑法を行う経穴として最も適切なのはどれか。 1.  頬車 2.  人迎 3.  下関 4.  風池
東洋医学臨床論
問題 129 次の文で示す患者の罹患筋で最も適切なのはどれか。「55歳の男性。左殿部から下肢後面にかけて痛み、しびれがある。以前に下位腰椎の椎間板ヘルニアを発症したことがあり、手術により完治した。秩辺付近に圧痛を認める。K-ボンネットテスト陽性。」 1.  梨状筋 2.  大殿筋 3.  大腿方形筋 4.  大腿筋膜張筋
東洋医学臨床論
問題 130 小海への圧迫法が最も有効なのはどれか。 1.  肘部管症候群 2.  ドケルバン病 3.  上腕骨炎外側上顆炎 4.  フォルクマン拘縮
東洋医学臨床論
問題 132 高齢者の日常動作において、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)のチェック項目に該当するのはどれか。 1.  片足立ちで靴下がはけない。 2.  5kg以上の米は買って持ち帰れない。 3.  膝を伸ばした姿勢で靴の紐が結べない。 4.  続けて1時間以上は歩けない。
東洋医学臨床論
問題 133 椅子に座らせた患者の大腿四頭筋に筋力増強訓練を徒手で行う場合、抵抗を加える部位として適切なのはどれか。 1.  脛骨粗面部 2.  下腿前面の中央部 3.  下腿前面の遠位部 4.  足背部
東洋医学臨床論
問題 134 次の文で示す症例について、局所治療の対象となる筋で最も適切なのはどれか。「17歳の男子。野球の投手。1か月前よりフオロースルー期に肩後方に鈍痛を自覚するようになった。」 1.  棘下筋 2.  広背筋 3.  肩甲下筋 4.  上腕二頭筋
総合問題(専門科目)
問題 135 「52歳の男性。主訴は慢性腰痛。腹臥位で腰部の触察をしたところ、脊柱起立筋の過緊張とともにその外側にある深部の筋に、こりと圧痛を認めた。また、圧痛部に指を当てたままで骨盤部を肩に向けて引き上げさせると筋収縮が確認できた。」脊柱起立筋の外側で、こりと圧痛を呈したのはどれか。 1.  外腹斜筋 2.  大腰筋 3.  腰方形筋 4.  腸骨筋
総合問題(専門科目)
問題 136 「52歳の男性。主訴は慢性腰痛。腹臥位で腰部の触察をしたところ、脊柱起立筋の過緊張とともにその外側にある深部の筋に、こりと圧痛を認めた。また、圧痛部に指を当てたままで骨盤部を肩に向けて引き上げさせると筋収縮が確認できた。」脊柱起立筋の外側にある深部の筋を選択的に揉揑するのに適切な部位はどれか。 1.  腸骨稜と第12肋骨の間 2.  第1腰椎棘突起から第5腰椎棘突起の外側2cm 3.  腸骨稜・仙骨と上腕骨小結節部の間 4.  第12胸椎から第4腰椎の椎体と大腿骨の小転子の間
総合問題(専門科目)
問題 137 「62歳の女性。主訴は肥満と左膝痛。メタボリックシンドロームと変形性膝関節症と診断された。」メタボリックシンドロームの診断基準に含まれるのはどれか。 1.  腹囲 2.  赤血球数 3.  尿酸 4.  クレアチニン
総合問題(専門科目)
問題 138 「62歳の女性。主訴は肥満と左膝痛。メタボリックシンドロームと変形性膝関節症と診断された。」本症例で避けるべき運動はどれか。 1.  ウォーキング 2.  水泳 3.  縄跳び 4.  ストレッチ
総合問題(専門科目)
問題 139 「65歳の女性。半年前から左膝の内側に歩行時痛が出現。痛みのため階段昇降がつらくなり、O脚も目立つようになった。膝蓋骨底上方5cmの大腿周径は右35cm、左33cm。膝蓋骨圧迫テスト、膝蓋跳動はともに陰性。」本症例の治療計画で最も適切なのはどれか。 1.  前脛骨筋の強化 2.  後脛骨筋の強化 3.  大腿四頭筋の強化 4.  大腿後側筋群の強化
総合問題(専門科目)
問題 140 「65歳の女性。半年前から左膝の内側に歩行時痛が出現。痛みのため階段昇降がつらくなり、O脚も目立つようになった。膝蓋骨底上方5cmの大腿周径は右35cm、左33cm。膝蓋骨圧迫テスト、膝蓋跳動はともに陰性。」本症例の膝関節の深部組織を加温する目的で使用するのはどれか。 1.  赤外線 2.  ホットパック 3.  パラフィン浴 4.  極超短波
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 141 あん摩の基本手技で腹部に対し手を重ねて施術するのはどれか。 1.  二指揉揑 2.  母指揉揑 3.  四指揉揑 4.  手根揉揑
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 143 求心性抵抗運動法の主な目的はどれか。 1.  筋力の増強 2.  関節可動域の改善 3.  末梢循環の促進 4.  筋短縮の予防
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 あん摩・マッサージ・指圧施術で対象とならないのはどれか。 1.  関節リウマチの痛み 2.  脳卒中後の関節拘縮 3.  活動性肺結核の咳嗽 4.  常習性便秘
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 高齢者への施術で力度に注意が最も必要なのはどれか。 1.  督脈の術 2.  頭維の術 3.  骨分の術 4.  平手の術
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 147 手掌圧迫法の刺激を伝導するのはどれか。 1.  後索路 2.  錐体外路 3.  脊髄小脳路 4.  外側脊髄視床路
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 腓腹筋けいれんに対して持続圧迫を行ったところ、けいれんが治まった。考えられる作用はどれか。 1.  興奮作用 2.  鎮静作用 3.  反射作用 4.  矯正作用
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 軽擦法で生じる鎮痛効果に関与するのはどれか。 1.  レニン-アンジオテンシン系 2.  下行性痛覚抑制系 3.  下垂体-副腎皮質系 4.  ゲートコントロール系
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 交感神経-アドレナリン系の反応による調節と関係するのはどれか。 1.  ストレス学説 2.  ホメオスタシス 3.  圧自律神経反射 4.  サイバネティックス