第24回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 2 介護保険制度について正しいのはどれか。 1.  都道府県が保険者である。 2.  介護報酬は2年毎に見直される。 3.  第1号被保険者は65歳以上である。 4.  住宅改修はサービスの対象外である。
衛生学
問題 7 プライマリ・ヘルス・ケアの概念に含まれるのはどれか。 1.  専門病院の建設 2.  臓器移植の推進 3.  ワクチンの製造 4.  必須薬品の供給
衛生学
問題 11 平成23年患者調査で医療機関を受診している総患者数が最も多いのはどれか。 1.  糖尿病 2.  高血圧性疾患 3.  脳血管疾患 4.  悪性新生物
関係法規
問題 13 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、あん摩マッサージ指圧師の制限行為はどれか。 1.  外科手術 2.  薬品の投与 3.  骨折の患部への施術 4.  エックス線撮影の指示
関係法規
問題 14 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律で広告できないのはどれか。 1.  施術所の電話番号 2.  夜間の施術 3.  駐車場の設備 4.  学位の名称
解剖学
問題 16 受精と発生について正しいのはどれか。 1.  受精は卵管膨大部で起こる。 2.  受精と同時に透明帯は消失する。 3.  桑実胚の状態で着床する。 4.  胎盤で母体と胎児の血液が混ざり合う。
解剖学
問題 21 気管について正しいのはどれか。 1.  食道の前方に位置する。 2.  気管軟骨は輪状である。 3.  甲状軟骨の直下から始まる。 4.  第2胸椎の高さで左右に分岐する。
解剖学
問題 22 咽頭について正しいのはどれか。 1.  咽頭口部に耳管が開口する。 2.  咽頭喉頭部に声帯がある。 3.  咽頭筋は平滑筋である。 4.  第6頸椎の高さで食道に移行する。
解剖学
問題 23 肝臓について正しいのはどれか。 1.  肝鎌状間膜を臍動脈索が通る。 2.  方形葉は胆嚢の右側にある。 3.  肝門を肝静脈が通る。 4.  無漿膜野に横隔膜が接する。
解剖学
問題 24 精管について正しいのはどれか。 1.  精巣上体管から続く。 2.  閉鎖管を通る。 3.  左右合して射精管になる。 4.  前立腺が開口する。
生理学
問題 27 解糖系で正しいのはどれか。 1.  ミトコンドリアが関与する。 2.  酸素を消費する。 3.  内呼吸に含まれる。 4.  二酸化炭素が発生する。
生理学
問題 30 エネルギー代謝について正しいのはどれか。 1.  脂肪組織は筋組織より代謝が高い。 2.  基礎代謝量の測定は安静座位で行う。 3.  体表面積当たりの基礎代謝量は成人より小児の方が高い。 4.  エネルギー代謝率は活動時代謝量と基礎代謝量の比である。
生理学
問題 31 腎臓の集合管においてナトリウムイオンの再吸収を促進するのはどれか。 1.  アルドステロン 2.  インスリン 3.  グルカゴン 4.  コレシストキニン
生理学
問題 36 自然免疫の働きとして適切なのはどれか。 1.  好中球による食作用 2.  キラーT細胞による細胞傷害作用 3.  免疫記憶細胞による抗原の認識 4.  形質細胞による免疫グロブリンの産生
生理学
問題 37 覚醒時より睡眠時に顕著に認められるのはどれか。 1.  血圧上昇 2.  体温上昇 3.  カテコラミン分泌亢進 4.  メラトニン分泌亢進
病理学
問題 40 常染色体21トリソミーによる疾患はどれか。 1.  クラインフェルター症候群 2.  エドワーズ症候群 3.  ターナー症候群 4.  ダウン症候群
病理学
問題 44 腫瘍について正しいのはどれか。 1.  良性腫瘍では異型度が高い。 2.  間質に富む癌を髄様癌という。 3.  細胞が自律的に増殖する。 4.  進行癌では免疫力が亢進する。
臨床医学総論
問題 47 感覚鈍麻を伴う末梢神経障害がみられるのはどれか。 1.  パーキンソン病 2.  ギラン・バレー症候群 3.  ウィルソン病 4.  アルツハイマー病
臨床医学総論
問題 48 膝関節の診察法と障害部位の組合せで正しいのはどれか。 1.  後方引き出しテスト---後十字靱帯 2.  ラックマンテスト---内側側副靱帯 3.  マクマレーテスト---膝蓋大腿関節 4.  外反ストレステスト---外側側副靱帯
臨床医学総論
問題 49 小児運動器疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。 1.  発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)---股関節内転制限 2.  ペルテス病---外旋拘縮 3.  大腿骨頭すべり症---ドレーマン徴候 4.  内反足---扁平足
臨床医学総論
問題 50 触診について正しいのはどれか。 1.  聴診より先に行う。 2.  最初は力を強く加える。 3.  疼痛のある部位は最後に行う。 4.  体位変換は避ける。
臨床医学総論
問題 51 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)でみられるのはどれか。 1.  鶏歩 2.  はさみ脚歩行 3.  動揺性歩行 4.  トレンデレンブルグ歩行
臨床医学総論
問題 52 血圧測定に関して正しいのはどれか。 1.  マンシェットは肘窩を中心に巻く。 2.  触診法で拡張期血圧が測定できる。 3.  脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。 4.  収縮期血圧はスワン第5点で判断する。
臨床医学総論
問題 53 歩行異常と疾患の組合せで正しいのはどれか。 1.  間欠跛行---小脳変性症 2.  失調性歩行---多発筋炎 3.  突進歩行---パーキンソン病 4.  痙性歩行---筋ジストロフィー
臨床医学各論
問題 56 子宮頸癌について正しいのはどれか。 1.  閉経後に多い。 2.  ヒト乳頭腫ウイルスとの関連がある。 3.  腺癌が多い。 4.  CEAが腫瘍マーカーとして適している。
臨床医学各論
問題 58 子宮内膜症について正しいのはどれか。 1.  月経痛を起こしやすい。 2.  不妊の原因として頻度は低い。 3.  卵巣に病変がみられることは少ない。 4.  ホルモン補充療法が行われる。
臨床医学各論
問題 59 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。 1.  皮膚筋炎---ヘリオトロープ疹 2.  全身性硬化症(強皮症)---陰部潰瘍 3.  ベーチェット病---蝶形紅斑 4.  全身性エリテマトーデス---ブドウ膜炎
臨床医学各論
問題 60 疾患と検査所見の組合せで正しいのはどれか。 1.  前立腺癌---PSA高値 2.  関節リウマチ---CRP陰性 3.  尿崩症---バソプレシン高値 4.  アトピー性皮膚炎---血清IgE低値
臨床医学各論
問題 61 肩関節周囲炎について正しいのはどれか。 1.  原因は外傷が多い。 2.  肩関節可動域制限はない。 3.  安静時の疼痛が特徴である。 4.  腱板の変性が認められる。
臨床医学各論
問題 62 骨肉腫について正しいのはどれか。 1.  老年期に好発する。 2.  骨端部に好発する。 3.  手指骨に好発する。 4.  骨幹端に好発する。
臨床医学各論
問題 66 感染症で正しいのはどれか。 1.  猩紅熱はウイルス感染症である。 2.  マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する。 3.  ブドウ球菌感染症には耐性菌はない。 4.  細菌性赤痢の潜伏期は約2週間である。
臨床医学各論
問題 67 慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。 1.  原因は細菌感染である。 2.  20~40歳に好発する。 3.  労作時息切れを呈する。 4.  エックス線写真で含気量低下を認める。
臨床医学各論
問題 68 二次性高血圧の原因となる疾患はどれか。 1.  褐色細胞腫 2.  バージャー病 3.  ラムゼイハント症候群 4.  上大静脈症候群
総合問題(基礎科目)
問題 70 「36歳の女性。発汗過多、心悸亢進を主訴に来院した。食欲はあるが体重は減少傾向で、興奮しやすい。手指には振戦がみられた。血圧は正常、心電図検査では洞性頻脈が認められた。」本疾患に特徴的な所見はどれか。 1.  浮腫 2.  口内炎 3.  満月様顔貌 4.  眼球突出
総合問題(基礎科目)
問題 71 「36歳の女性。発汗過多、心悸亢進を主訴に来院した。食欲はあるが体重は減少傾向で、興奮しやすい。手指には振戦がみられた。血圧は正常、心電図検査では洞性頻脈が認められた。」本疾患の治療として適切なのはどれか。 1.  ホルモン補充療法 2.  抗甲状腺薬 3.  抗生物質 4.  副腎皮質ステロイド薬
総合問題(基礎科目)
問題 72 「45歳の男性。腰から殿部にかけての痛みを訴える。腰を反らせると痛みは増悪し、大腿部に放散する。前屈では痛みを生じない。神経学的異常所見はみられない。」本疾患で最も考えられる病態はどれか。 1.  椎間板髄核の脱出 2.  脊柱管の狭窄 3.  椎間関節の炎症 4.  前縦靱帯の肥厚
総合問題(基礎科目)
問題 73 「45歳の男性。腰から殿部にかけての痛みを訴える。腰を反らせると痛みは増悪し、大腿部に放散する。前屈では痛みを生じない。神経学的異常所見はみられない。」本疾患で陽性を示す所見はどれか。 1.  椎間関節に一致した圧痛 2.  ケンプ徴候 3.  SLRテスト 4.  パトリック徴候
総合問題(基礎科目)
問題 74 「70歳の男性。右手足がふるえ、動作が緩慢となり受診した。顔面は無表情で、立位では前かがみであった。認知症はない。」本症例の主な障害部位はどれか。 1.  大脳皮質 2.  視床 3.  小脳 4.  黒質
総合問題(基礎科目)
問題 75 「70歳の男性。右手足がふるえ、動作が緩慢となり受診した。顔面は無表情で、立位では前かがみであった。認知症はない。」本疾患にみられる身体所見はどれか。 1.  固縮 2.  強直 3.  痙縮 4.  けいれん
臨床医学各論
問題 76 1型糖尿病について正しいのはどれか。 1.  中高年者に好発する。 2.  肥満者に多い。 3.  罹患者数は2型糖尿病より多い。 4.  インスリン分泌が低下している。
臨床医学各論
問題 78 特発性肺線維症について正しいのはどれか。 1.  湿性咳嗽がみられる。 2.  樽状胸がみられる。 3.  拘束性換気障害を呈する。 4.  予後は良好である。
リハビリテーション医学
問題 79 介護保険法による「訪問リハビリテーション」を行う職種はどれか。 1.  看護師 2.  作業療法士 3.  介護福祉士 4.  あん摩マッサージ指圧師
リハビリテーション医学
問題 80 失調症の検査として正しいのはどれか。 1.  指鼻試験 2.  徒手筋力検査 3.  カロリックテスト 4.  トレンデレンブルグ徴候
リハビリテーション医学
問題 82 慢性期の脳卒中片麻痺患者に最もよく用いられる装具はどれか。 1.  長下肢装具 2.  膝関節装具 3.  短下肢装具 4.  足関節装具
リハビリテーション医学
問題 84 脳卒中の運動療法を開始する際にアンダーソン・土肥の基準で訓練を行わない方が良い場合はどれか。 1.  安静時に息切れがある。 2.  下肢に筋肉痛がある。 3.  脈拍が100回/分である。 4.  収縮期血圧が140mmHgである。
リハビリテーション医学
問題 85 脊髄損傷後に生じる合併症で最もよくみられるのはどれか。 1.  肝硬変 2.  膀胱結石 3.  慢性膵炎 4.  慢性閉塞性肺疾患
リハビリテーション医学
問題 87 アテトーゼ型脳性麻痺にみられる二次的合併症で最も多いのはどれか。 1.  認知症 2.  痙性片麻痺 3.  変形性肩関節症 4.  頸椎症性脊髄症
リハビリテーション医学
問題 88 慢性閉塞性肺疾患に対する運動療法でボルグ・スケールによる負荷量として最も適切なのはどれか。 1.  かなり楽である 2.  楽である 3.  ややきつい 4.  かなりきつい
リハビリテーション医学
問題 89 ウィリアムズ体操で正しいのはどれか。 1.  体幹の伸展を促す。 2.  腰椎の前弯を増強させる。 3.  肩甲骨周囲筋を強化する。 4.  股関節屈筋群を伸張させる。
リハビリテーション医学
問題 90 パーキンソン病のリハビリテーションについて正しいのはどれか。 1.  末期には無効である。 2.  寒冷療法が有効である。 3.  筋力訓練は無効である。 4.  薬が効いているときに行う。
東洋医学概論
問題 93 五臓に関する組合せで正しいのはどれか。 1.  目---疏泄を主る 2.  鼻---血脈を主る 3.  耳---統血を主る 4.  口---発育を主る
東洋医学概論
問題 95 血の作用で最も適切なのはどれか。 1.  全身の組織を栄養する。 2.  体温を正常に維持する。 3.  成長・発育を促進する。 4.  人体を外邪から防御する。
東洋医学概論
問題 98 肝を傷りやすい病因はどれか。 1.  妻を亡くし気力が湧かない。 2.  炎天下で野球観戦をした。 3.  水を多量に飲んだ。 4.  口論で逆上した。
東洋医学概論
問題 100 次の文で示す経脈の病証はどれか。「65歳の女性。3週間前から全身の倦怠感がある。胸が苦しくて、みぞおちの痛みがあり、腹の膨満感がある。下肢内側に腫れを認め、足の母指が動かしにくい。」 1.  肝経 2.  心経 3.  脾経 4.  腎経
東洋医学概論
問題 101 五臓と症状の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  肝---多言 2.  肺---噯気 3.  腎---喘鳴 4.  脾---吃逆
経絡経穴概論
問題 104 同身寸法について正しいのはどれか。 1.  中指末節骨の指幅を1寸とする。 2.  母指第1節の横幅を1寸5分とする。 3.  示指・中指・薬指の第1節を合わせた幅を2寸とする。 4.  示指から小指までの第1節を合わせた幅を3寸とする。
経絡経穴概論
問題 105 同一経脈の原穴と絡穴の組合せで正しいのはどれか。 1.  丘墟---風市 2.  太白---地機 3.  京骨---承筋 4.  太衝---蠡溝
経絡経穴概論
問題 110 募穴との位置関係で最も適切なのはどれか。 1.  肝の募穴の下方に乳根がある。 2.  胆の募穴の下方に不容がある。 3.  大腸の募穴の内方に大横がある。 4.  腎の募穴の内方に志室がある。
経絡経穴概論
問題 111 経穴現象の説明で正しいのはどれか。 1.  エアポケット現象がみられるのは皮膚電気抵抗低下部位である。 2.  良導点は皮膚温の低下部位である。 3.  撮診点は皮膚の知覚過敏部位である。 4.  圧診点は皮膚の硬結部位である。
東洋医学臨床論
問題 113 パラフィン浴が適応となる疾患で最も適切なのはどれか。 1.  腱鞘炎 2.  腰痛症 3.  肩関節周囲炎 4.  変形性股関節症
東洋医学臨床論
問題 114 パラフィン浴を実施する際の最適温度はどれか。 1.  38~40℃ 2.  42~44℃ 3.  46~48℃ 4.  50~52℃
東洋医学臨床論
問題 115 次の文で示す患者の病証で適切な治療部位はどれか。「46歳の男性。日頃から冷たいものを好んで摂取していたところ、食欲不振、食後の腹部膨満感、四肢の倦怠・無力感、軟便をきたすようになった。臍周囲は冷たく、動悸がある。脈は軟。」 1.  下腿後面 2.  腓骨前縁 3.  脛骨内縁 4.  脛骨内側面
東洋医学臨床論
問題 116 大腸の走行を考慮した施術で、弛緩性便秘に用いる経穴として適切なのはどれか。 1.  日月 2.  盲兪 3.  大横 4.  石門
東洋医学臨床論
問題 117 EDに対する支配神経を考慮した施術部位で最も適切なのはどれか。 1.  恥骨結合上際 2.  尾骨外側部 3.  鼠径部 4.  腰三角部
東洋医学臨床論
問題 118 次の文で示す症例に対する適切な局所治療穴はどれか。「40歳の女性。職業は調理師。痛みとしびれが第1~第3指の掌側にある。ファレンテスト陽性。」 1.  大陵 2.  列欠 3.  陽池 4.  偏歴
東洋医学臨床論
問題 120 次の文で示す患者の病証に対する治療で、原穴の組合せとして最も適切なのはどれか。「68歳の男性。主訴は立ちくらみ。最近しゃがんだ状態から急に立ち上がった際に気を失いそうになった。細身で食が細く、軟便になりやすい。また腰痛、難聴、手足のだるさと冷えを自覚している。舌質は淡胖。脈は沈細。」 1.  太淵---太衝 2.  太衝---太白 3.  太白---太渓 4.  太渓---太淵
東洋医学臨床論
問題 121 次の文で示す患者の病証に対するあん摩施術で対象となる経脈の組合せとして正しいのはどれか。「27歳の男性。5年前に就職してから腹部にガスがたまりやすく、便秘と下痢を繰り返すようになった。仕事でストレスが増えると症状は増悪する。内科受診をしても特に器質的疾患はないと言われた。」 1.  手の太陰経---手の厥陰経 2.  手の陽明経---足の陽明経 3.  手の少陰経---足の少陰経 4.  足の太陰経---足の厥陰経
東洋医学臨床論
問題 122 「38歳の女性。3年前に関節リウマチを発症。手首と足首の頑固な固定性の痛みと腫れがある。天候が悪化すると症状が増悪することが多い。下腿のむくみを伴う。舌苔は白膩。脈は滑。」本患者の病証はどれか。 1.  行痹 2.  着痹 3.  痛痹 4.  熱痹
東洋医学臨床論
問題 123 「38歳の女性。3年前に関節リウマチを発症。手首と足首の頑固な固定性の痛みと腫れがある。天候が悪化すると症状が増悪することが多い。下腿のむくみを伴う。舌苔は白膩。脈は滑。」本患者のリハビリテーションで最も適切なのはどれか。 1.  スクワット 2.  重錘による筋力増強訓練 3.  寒冷療法 4.  最大可動域までのROM訓練
東洋医学臨床論
問題 124 肩関節90度外転位で行う内旋が制限されている場合、考えられる罹患筋はどれか。 1.  小円筋 2.  肩甲下筋 3.  棘上筋 4.  小胸筋
東洋医学臨床論
問題 125 大坐骨孔部に圧痛を認め、坐骨神経痛を呈する症例で陽性となる可能性が最も高いのはどれか。 1.  パトリックテスト 2.  K-ボンネットテスト 3.  トーマステスト 4.  ニュートンテスト
東洋医学臨床論
問題 126 次の文で示す患者の病証でみられる舌所見はどれか。「38歳の男性。就職してからアトピー性皮膚炎を発症。仕事が忙しくなると顔が赤くなりイライラして体を掻きむしってしまう。冷やすと痒みが軽減する。」 1.  紅舌 2.  淡紅舌 3.  淡白舌 4.  紫舌
東洋医学臨床論
問題 127 次の文で示す患者の病証で最もみられやすい月経の不調はどれか。「41歳の女性。主訴はめまいとドライアイ。仕事はコンピュータ作業が中心で、最近視力も低下している。一日の終わりには手足のしびれを感じることもある。舌質は淡。脈は虚。」 1.  月経量の増加 2.  月経の遅れ 3.  血塊の混入 4.  刺すような激しい月経痛
東洋医学臨床論
問題 128 腎気について誤っているのはどれか。 1.  加齢と関連している。 2.  先天の元気ともいう。 3.  飲食の不摂生で消耗する。 4.  女性で最も充実するのは35歳である。
東洋医学臨床論
問題 130 徒手検査とその対象となる筋の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  チェアテスト---短橈側手根伸筋 2.  トムゼンテスト---棘上筋 3.  アプレイテスト---大腿四頭筋 4.  グラスピングテスト---半腱様筋
東洋医学臨床論
問題 131 大腿四頭筋のMMTが4の運動選手がさらに筋力を強化するための訓練で最も適切なのはどれか。 1.  トレッドミル 2.  自転車エルゴメータ 3.  マッスルセッティング 4.  デローム・ワトキンス法
東洋医学臨床論
問題 132 次の文で示す症例の患側への対応で適切なのはどれか。「31歳の男性。ランニング中に膝の外側に痛みを生じ徐々に増悪した。現在、痛みは特に大腿骨外側上顆付近で強い。」 1.  大腿外側のストレッチ 2.  患部のアイスマッサージ 3.  タオルギャザー訓練 4.  膝関節のモビリゼーション
東洋医学臨床論
問題 133 五労とその影響を受けやすい臓の募穴との組合せで正しいのはどれか。 1.  久しく視る---期門 2.  久しく坐す---中府 3.  久しく立つ---京門 4.  久しく行く---巨闕
総合問題(専門科目)
問題 135 「65歳の男性。3か月前に脳梗塞を発症し右半身に麻痺が残った。座位にて患側の股関節・膝関節・足関節の集団屈曲運動はできるようになったが、個々の関節の単独運動はできない。」下肢のブルンストロームステージで該当するのはどれか。 1.  ステージⅡ 2.  ステージⅢ 3.  ステージⅣ 4.  ステージⅤ
総合問題(専門科目)
問題 136 「65歳の男性。3か月前に脳梗塞を発症し右半身に麻痺が残った。座位にて患側の股関節・膝関節・足関節の集団屈曲運動はできるようになったが、個々の関節の単独運動はできない。」この時期の回復期リハビリテーションで、主に健脚の支持性を高める目的で行われる訓練はどれか。 1.  寝返り訓練 2.  階段昇降訓練 3.  斜面台による立位訓練 4.  椅子からの立ち上がり訓練
総合問題(専門科目)
問題 137 「53歳の女性。近頃、ほてりとのぼせがあり、倦怠感、ふらつき、頭痛、肩こり、喉の渇きもみられる。最近受けた人間ドックの検査では異常は指摘されなかった。舌質は紅、脈は細数。」最も考えられるのはどれか。 1.  うつ病 2.  慢性疲労 3.  更年期障害 4.  パニック障害
総合問題(専門科目)
問題 138 「53歳の女性。近頃、ほてりとのぼせがあり、倦怠感、ふらつき、頭痛、肩こり、喉の渇きもみられる。最近受けた人間ドックの検査では異常は指摘されなかった。舌質は紅、脈は細数。」本患者に対し、東洋医学的な観点から治療する場合の治療穴で最も適切なのはどれか。 1.  三陰交 2.  頭維 3.  肩髎 4.  内関
総合問題(専門科目)
問題 139 「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」最も考えられるのはどれか。 1.  統合失調症 2.  アルツハイマー病 3.  ピック病 4.  パーキンソン病
総合問題(専門科目)
問題 140 「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられない。」マッサージで改善が期待できるのはどれか。 1.  記億障害 2.  見当識障害 3.  睡眠障害 4.  遂行機能障害
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 141 胸鎖乳突筋の揉揑法で使用頻度が最も高いのはどれか。 1.  母指揉揑法 2.  二指揉揑法 3.  手根揉揑法 4.  手掌揉揑法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 142 腹部に用いる揉揑法で使用頻度が最も高いのはどれか。 1.  錐揉状揉揑法 2.  櫓盪揉揑法 3.  縦行揉揑法 4.  鋸切状揉揑法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 143 指圧の基本圧法のうち通常圧法に比べて反射作用を喚起する効果が高いのはどれか。 1.  緩圧法 2.  衝圧法 3.  持続圧法 4.  吸引圧法
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 144 関節モビリゼーションの目的はどれか。 1.  関節周囲筋の筋力増強 2.  関節液の分泌促進 3.  関節包内運動の改善 4.  関節周囲の皮膚の伸張性の改善
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 あん摩・マッサージ・指圧の相対禁忌はどれか。 1.  片頭痛 2.  過敏性腸症候群 3.  慢性気管支炎 4.  胃潰瘍
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 手指消毒に関して正しいのはどれか。 1.  次亜塩素酸ナトリウムを用いる。 2.  流水での洗浄は10秒間行う。 3.  ベースン法を行う。 4.  ラビング法では約3mlの消毒薬を用いる。
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 けいれん性便秘に対して体性-自律神経反射を介した治療を行う場合、適切なデルマトームはどれか。 1.  C5~C8 2.  Th1~Th4 3.  Th7~Th11 4.  L1~L5
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 神経痛に対する神経伸展法で期待できる作用はどれか。 1.  鎮静作用 2.  誘導作用 3.  反射作用 4.  消炎作用
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 キャノンが提唱する緊急反応でみられるのはどれか。 1.  縮瞳 2.  心拍数減少 3.  胃腸運動亢進 4.  グリコーゲン分解