第27回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 |
医療概論
問題 2 医療保険制度と被保険者の組合せで正しいのはどれか。 1.  共済組合---民間企業従業員 2.  国民健康保険---自営業者 3.  健康保険組合---大学教員 4.  協会けんぽ---公務員
医療概論
問題 3 障害があっても健常者と同様の日常生活を送ることができる社会を実現するという考え方はどれか。 1.  バリアフリー 2.  ユニバーサルデザイン 3.  ノーマライゼーション 4.  ソーシャルインクルージョン
衛生学
問題 7 WHOの活動はどれか。 1.  労働災害の防止に関する活動 2.  食料や農産物の生産に関する活動 3.  予防接種に関する活動 4.  児童の支援に関する活動
衛生学
問題 9 職場における健康診断で労働者が毎年1回受けるのはどれか。 1.  定期健康診断 2.  雇入れ時健康診断 3.  特殊健康診断 4.  海外派遣労働者健康診断
衛生学
問題 10 我が国の2011年から2016年における人口動態統計による死因順位が第3位の疾患はどれか。 1.  悪性新生物 2.  心疾患 3.  脳血管疾患 4.  肺炎
関係法規
問題 12 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、30日以内にしなければならないのはどれか。 1.  免許取消し処分を受けたときの免許証返納 2.  滞在による業務をするときの届出 3.  氏名を変更したときの免許証の書換え申請 4.  施術者の死亡による登録の消除申請
関係法規
問題 13 あん摩マッサージ指圧師が、専ら出張による業務をする場合の届け出る期限で正しいのはどれか。 1.  開始前10日以内 2.  開始したとき 3.  開始後10日以内 4.  開始後30日以内
関係法規
問題 14 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、施術所の開設に関する届出事項でないのはどれか。 1.  開設者の氏名及び住所 2.  名称 3.  開設の場所 4.  業務に従事する施術者の数
関係法規
問題 15 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律で、正当な理由がなく臨検検査を拒んだときの罰則はどれか。 1.  1年以下の懲役 2.  50万円以下の罰金 3.  30万円以下の罰金 4.  施術所の使用制限
解剖学
問題 16 関節について正しいのはどれか。 1.  正中環軸関節は楕円関節である。 2.  顎関節は蝶形骨と下顎骨の間で形成される。 3.  胸鎖関節には関節円板がある。 4.  膝蓋骨は脛骨との間に関節面をもつ。
解剖学
問題 19 胸部の筋について正しいのはどれか。 1.  大胸筋は小結節稜に停止する。 2.  鎖骨下筋は第1肋骨から起始する。 3.  前鋸筋は胸背神経支配である。 4.  内肋間筋は吸気筋である。
解剖学
問題 21 肺について正しいのはどれか。 1.  肺尖は鎖骨の高さにある。 2.  肺底は縦隔に面している。 3.  栄養血管は気管支動脈である。 4.  右肺は2葉に分かれる。
解剖学
問題 22 胃について正しいのはどれか。 1.  入り口は幽門である。 2.  脾動脈の枝が分布する。 3.  胃底は横行結腸に接する。 4.  最外層に斜走する筋がみられる。
解剖学
問題 23 膵臓について正しいのはどれか。 1.  第4腰椎の高さにある。 2.  腹腔動脈の枝が分布する。 3.  膵管は空腸に開口する。 4.  ランゲルハンス島は膵頭部に多い。
解剖学
問題 26 尺骨神経について正しいのはどれか。 1.  腕神経叢の外側神経束から分かれる。 2.  上腕骨内側上顆の前面を通る。 3.  手根管を通る。 4.  手の骨間筋を支配する。
生理学
問題 27 細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。 1.  カリウムイオン 2.  カルシウムイオン 3.  ナトリウムイオン 4.  マグネシウムイオン
生理学
問題 30 シナプス伝達で正しいのはどれか。 1.  頻繁に使用してもシナプスは疲労しない。 2.  シナプス小胞内に受容体がある。 3.  両方向性伝達である。 4.  酸素不足による影響を受けやすい。
生理学
問題 31 骨格筋の神経支配で正しいのはどれか。 1.  1本の筋線維は複数の運動ニューロンに支配される。 2.  α運動ニューロンは錘内筋線維を支配する。 3.  γ運動ニューロンはα運動ニューロンに比べて細胞体は大きい。 4.  神経筋接合部は興奮性シナプスである。
生理学
問題 33 大腸の蠕動運動について正しいのはどれか。 1.  大蠕動は起こらない。 2.  逆蠕動は起こらない。 3.  胃の充満によって抑制される。 4.  副交感神経活動の亢進によって促進される。
生理学
問題 34 温熱性発汗について正しいのはどれか。 1.  外気温に影響されない。 2.  エクリン腺が関与する。 3.  副交感神経により調節される。 4.  大脳皮質により統御される。
病理学
問題 39 ダウン症候群の原因となる常染色体異常はどれか。 1.  13トリソミー 2.  18トリソミー 3.  21トリソミー 4.  22トリソミー
病理学
問題 44 胃癌の病期分類に必要な情報はどれか。 1.  遠隔転移の有無 2.  体重減少の有無 3.  免疫力低下の有無 4.  腫瘍マーカー上昇の有無
臨床医学総論
問題 50 徒手検査と検査対象の組合せで正しいのはどれか。 1.  ファレンテスト---膝関節 2.  トーマステスト---股関節 3.  マクマレーテスト---肘関節 4.  スパーリングテスト---腰椎
臨床医学総論
問題 51 MMTにおいて「抵抗には打ち勝てないが、重力に抗して運動域を完全に動かせる。」のはどれか。 1.  MMT1 2.  MMT2 3.  MMT3 4.  MMT4
臨床医学総論
問題 53 対症療法はどれか。 1.  糖尿病に対する食事療法 2.  腰痛に対する鎮痛薬の投与 3.  虫垂炎に対する外科手術 4.  肝不全に対する生体肝移植
臨床医学各論
問題 55 脳塞栓について正しいのはどれか。 1.  緩徐に発症する。 2.  心房細動に合併する。 3.  高血圧はリスクファクターである。 4.  激しい頭痛を伴う。
臨床医学各論
問題 56 胃潰瘍について正しいのはどれか。 1.  ヘリコバクター・ピロリが関与する。 2.  下腹部痛が多い。 3.  内視鏡所見ではボルマンの分類を用いる。 4.  治療は非ステロイド性抗炎症薬を使用する。
臨床医学各論
問題 57 多発ニューロパチーについて正しいのはどれか。 1.  運動障害が優位である。 2.  デルマトームに沿った感覚障害を認める。 3.  深部腱反射が亢進する。 4.  アルコール多飲が原因となる。
臨床医学各論
問題 58 腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けている患者が今朝から急に尿閉となった。速やかに行うべき治療法はどれか。 1.  ベッド上安静 2.  副腎皮質ステロイドの投与 3.  腰部硬膜外ブロック 4.  椎間板切除術
臨床医学各論
問題 59 骨肉腫について正しいのはどれか。 1.  好発年齢は60歳代である。 2.  初発症状は運動時痛が多い。 3.  好発部位は手指骨である。 4.  化学療法は行わない。
臨床医学各論
問題 60 外傷と合併する神経麻痺の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  上腕骨骨幹部骨折---腋窩神経麻痺 2.  橈骨遠位端骨折---正中神経麻痺 3.  肩関節前方脱臼---尺骨神経麻痺 4.  股関節後方脱臼---大腿神経麻痺
臨床医学各論
問題 62 鉄欠乏性貧血について正しいのはどれか。 1.  男性に多い。 2.  スプーン状爪がみられる。 3.  大球性貧血となる。 4.  血清フェリチンは増加する。
臨床医学各論
問題 63 急性膀胱炎について正しいのはどれか。 1.  女性に多い。 2.  高熱をきたす。 3.  水分摂取を控える。 4.  原因菌は黄色ブドウ球菌が多い。
臨床医学各論
問題 65 続発性脂質異常症の原因とならないのはどれか。 1.  糖尿病 2.  高尿酸血症 3.  ネフローゼ症候群 4.  甲状腺機能低下症
臨床医学各論
問題 67 虚血性心疾患について正しいのはどれか。 1.  労作性狭心症は冠動脈攣縮で起こる。 2.  不安定狭心症は心筋梗塞に移行しない。 3.  心筋梗塞は致死的不整脈を起こす。 4.  禁煙は治療としての効果は乏しい。
臨床医学各論
問題 68 緑内障について正しいのはどれか。 1.  水晶体が混濁する。 2.  細菌感染症である。 3.  急性発作では頭痛を伴う。 4.  中心視野は初期から障害される。
総合問題(基礎科目)
問題 70 「30歳の男性。人間ドックで高血圧を指摘された。頭痛、発汗、手指振戦、痩せを認めた。家族歴には特記事項なし。腹部CTでは副腎に腫瘍を認めた。」本症例の血液検査で高値を示すのはどれか。 1.  コルチゾール 2.  副腎皮質刺激ホルモン 3.  カテコラミン 4.  アルドステロン
総合問題(基礎科目)
問題 71 「30歳の男性。人間ドックで高血圧を指摘された。頭痛、発汗、手指振戦、痩せを認めた。家族歴には特記事項なし。腹部CTでは副腎に腫瘍を認めた。」本症例の症状を起こす物質が合成・分泌される副腎の部位はどれか。 1.  球状層 2.  束状層 3.  網状層 4.  髄質
総合問題(基礎科目)
問題 72 「36歳の女性。以前から頭痛もちであった。最近、月に2回くらい拍動性の頭痛が数時間以上続き、家事や子どもの面倒をみることができない。」痛みが出現した際の指導で正しいのはどれか。 1.  適度な運動を勧める。 2.  うつむき姿勢を正す。 3.  入浴を勧める。 4.  患部を冷やす。
総合問題(基礎科目)
問題 73 「36歳の女性。以前から頭痛もちであった。最近、月に2回くらい拍動性の頭痛が数時間以上続き、家事や子どもの面倒をみることができない。」診断のために患者に聞いておくべき項目で最も重要なのはどれか。 1.  家族歴 2.  海外渡航歴 3.  既往歴 4.  職業歴
総合問題(基礎科目)
問題 74 「50歳の男性。肩の痛みで来院。2日前に左肩から上腕外側の疼痛が出現し、昨日から前腕橈側のしびれを認めた。左肩関節の挙上時痛、関節拘縮はない。」本症例で障害されている神経根はどれか。 1.  C2 2.  C4 3.  C6 4.  Th1
総合問題(基礎科目)
問題 75 「50歳の男性。肩の痛みで来院。2日前に左肩から上腕外側の疼痛が出現し、昨日から前腕橈側のしびれを認めた。左肩関節の挙上時痛、関節拘縮はない。」本症例で避けるべき動作はどれか。 1.  上肢を挙上する。 2.  肩甲骨を中央に寄せる。 3.  肩甲骨を挙上する。 4.  頸椎を後屈する。
臨床医学各論
問題 76 感染症について正しいのはどれか。 1.  ポリオは細菌感染症である。 2.  細菌性赤痢の潜伏期は約3週間である。 3.  日本脳炎はネズミの媒介によって感染する。 4.  ニューモシスチス肺炎は日和見感染症の一つである。
臨床医学各論
問題 78 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。 1.  肝硬変---静止時振戦 2.  急性胆嚢炎---右季肋部痛 3.  慢性膵炎---女性化乳房 4.  潰瘍性大腸炎---便秘
リハビリテーション医学
問題 79 社会的リハビリテーションに該当するのはどれか。 1.  職業訓練 2.  障害者支援施設利用 3.  特別支援教育 4.  廃用症候群予防
リハビリテーション医学
問題 80 リハビリテーションについて正しいのはどれか。 1.  安静のため発症後1週間は行わない。 2.  急性期から介護保険の利用が可能である。 3.  回復期には機能訓練を積極的に行う。 4.  高齢者では維持期のリハビリテーションは不要である。
リハビリテーション医学
問題 81 理学療法士が中心的に行うリハビリテーションで正しいのはどれか。 1.  運動療法 2.  言語訓練 3.  嚥下訓練 4.  自助具作製
リハビリテーション医学
問題 82 脳卒中片麻痺患者に最もよく用いられるのはどれか。 1.  短下肢装具 2.  長下肢装具 3.  膝関節装具 4.  足関節装具
リハビリテーション医学
問題 83 異常歩行と疾患の組合せで正しいのはどれか。 1.  鶏歩---筋ジストロフィー 2.  小刻み歩行---変形性股関節症 3.  失調性歩行---小脳梗塞 4.  トレンデレンブルグ歩行---パーキンソン病
リハビリテーション医学
問題 84 脳血管障害における嚥下障害で正しいのはどれか。 1.  絶食により誤嚥性肺炎を防止できる。 2.  食事中にむせなければ誤嚥は否定できる。 3.  口腔ケアは誤嚥性肺炎予防に有効である。 4.  意識障害があるときでも積極的に経口摂取を行う。
リハビリテーション医学
問題 85 脳卒中の急性期リハビリテーションについて正しいのはどれか。 1.  廃用症候群予防のため早期離床を目指す。 2.  急性期にはリスクが高いために行わない。 3.  理学療法を行うには医師の処方は不要である。 4.  自立活動が期待できない重度障害者は対象にならない。
リハビリテーション医学
問題 88 痙直型脳性麻痺について正しいのはどれか。 1.  運動療法の開始は2歳以降とする。 2.  成長に伴い関節拘縮や変形が合併する。 3.  頸部の不随意運動を特徴とする。 4.  原因に進行性の疾患が含まれる。
リハビリテーション医学
問題 89 肩関節周囲炎に対するリハビリテーションで正しいのはどれか。 1.  ウィリアムス体操 2.  コッドマン体操 3.  フレンケル体操 4.  バージャー体操
東洋医学概論
問題 93 清濁を分ける腑と表裏関係にある臓の生理作用はどれか。 1.  疏泄を主る。 2.  納気を主る。 3.  運化を主る。 4.  血脈を主る。
東洋医学概論
問題 94 胃の生理作用で正しいのはどれか。 1.  栄養素を全身に供給する。 2.  体内の水路を調える。 3.  食物の受納を行う。 4.  水液を吸収する。
東洋医学概論
問題 96 心を犯しやすい外邪の特徴はどれか。 1.  気を傷つける。 2.  経過が長くなる。 3.  痛みを引き起こす。 4.  症状の変化が速い。
経絡経穴概論
問題 102 交感神経を介した反応で皮膚電気抵抗が低下するのはどれか。 1.  良導点 2.  ヘッド帯 3.  電気運動点 4.  エアポケット現象
経絡経穴概論
問題 103 「前腕後面の内側、上腕の後内側を上り、肩関節に出る。」を流注する手の経脈と表裏関係にあるのはどれか。 1.  少陰経 2.  厥陰経 3.  陽明経 4.  太陽経
経絡経穴概論
問題 104 足の太陰経の流注で正しいのはどれか。 1.  足の第2指内側端に起こる。 2.  脛骨内縁の後ろに沿って上る。 3.  腹部では前正中線の外方2寸を上る。 4.  胸部では前正中線の外方4寸を上る。
東洋医学臨床論
問題 112 気の固摂作用を最も高める必要があるのはどれか。 1.  下肢がむくみやすい。 2.  風邪を引きやすい。 3.  息切れしやすい。 4.  動くと汗をかきやすい。
東洋医学臨床論
問題 113 次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「60歳の女性。梅雨時になってめまいや立ちくらみが起こりやすく、手足に内出血が目立つようになった。血尿や下血はなく、近医を受診したが異常はない。」 1.  肺気を補う。 2.  脾気を補う。 3.  心気を補う。 4.  肝気を補う。
東洋医学臨床論
問題 114 次の文で示す患者の病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。「30歳の女性。主訴は倦怠感と息切れ。月経周期が短く、月経量は多く、色は薄い。舌質は淡、舌苔は薄、脈は弱。」 1.  防衛作用を高める。 2.  統血作用を高める。 3.  疏泄作用を改善する。 4.  滋潤作用を改善する。
東洋医学臨床論
問題 115 次の文で示す頭痛の治療方針として最も適切なのはどれか。「痛みは長く続き、活動時に軽減する。めまい、ふらつき、精神疲労、動悸を伴う。舌質は淡、脈は細。」 1.  風邪を散じる。 2.  逆気を降ろす。 3.  津液を補う。 4.  気血を養う。
東洋医学臨床論
問題 116 次の文で示す患者の経脈病証に対して原穴に施術する際に正しいのはどれか。「65歳の男性。普段から食欲があまりなく、食事をすると心下につかえを感じ、嘔吐することがあるが排便により症状は軽快する。舌の強ばりや尿閉もみられる。」 1.  太衝 2.  衝陽 3.  太渓 4.  太白
東洋医学臨床論
問題 117 次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切な経穴の組合せはどれか。「38歳の女性。職業はシステムエンジニア。日頃から目が乾き、仕事が忙しくなると気分が落ち着かなくなり不眠となる。最近では腰に重だるさがみられる。舌質は紅、脈は細数。」 1.  章門---京門 2.  期門---京門 3.  期門---章門 4.  神門---京門
東洋医学臨床論
問題 118 次の文で示す病証に対する治療として最も適切な足の経脈はどれか。「36歳の男性。主訴は目の疲れと痒み。2日前から右目の内眼角に痒みを自覚し始め、すぐにこすりたくなる。右内眼角部の結膜は軽度充血して、目やにが付きやすい。また、背部のつっぱり感がある。」 1.  厥陰経 2.  少陰経 3.  陽明経 4.  太陽経
東洋医学臨床論
問題 119 徒手検査の陽性所見と局所施術部位の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  ブラガードテスト---腰部 2.  ルーステスト---手関節部 3.  グラスピングテスト---頸部 4.  ゲンスレンテスト---膝関節部
東洋医学臨床論
問題 120 COPDの患者で、呼吸補助筋である小胸筋に過緊張がみられる場合の局所治療穴として最も適切なのはどれか。 1.  肺兪 2.  期門 3.  日月 4.  中府
東洋医学臨床論
問題 121 次の文で示す症例の罹患部への施術部位として最も適切なのはどれか。「45歳の男性。主訴は腰痛。2か月前から発症し、後屈時に主訴が再現する。後正中の外方約2cmの深部に圧痛がみられる。」 1.  腰椎椎間関節部 2.  仙腸関節部 3.  腰方形筋部 4.  棘筋部
東洋医学臨床論
問題 122 次の文で示す症例について、身体診察でみられる可能性が最も高いのはどれか。「72歳の男性。半年ほど前から歩行時に右腰部から下腿後面、第5指にかけて疼痛が生じるようになった。疼痛は前屈姿勢での休息により軽減する。膀胱直腸障害はない。」 1.  SLRテスト陽性 2.  膝蓋部の触覚鈍麻 3.  アキレス腱反射減弱 4.  足関節内反背屈力の低下
東洋医学臨床論
問題 123 末梢性顔面神経麻痺の罹患筋と局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  前頭筋---陽白 2.  眼輪筋---下関 3.  頬骨筋---攅竹 4.  口輪筋---四白
東洋医学臨床論
問題 124 後頭部痛を訴える患者で、痛みの領域から大後頭神経が罹患神経と考えた。それを確認するために押圧する最も適切な経穴はどれか。 1.  翳風 2.  完骨 3.  天柱 4.  風池
東洋医学臨床論
問題 125 次の文で示す患者の病態に対する局所施術の対象として最も適切なのはどれか。「60歳の男性。4か月前から左肩関節外側部に痛みがある。肩関節外旋位で肩峰下に圧痛が認められる。インピンジメントテスト陽性。」 1.  肩甲挙筋 2.  棘上筋 3.  棘下筋 4.  広背筋
東洋医学臨床論
問題 126 肩関節を90度外転位で内旋動作をすると可動域制限とともに肩関節後面に牽引痛がみられる。罹患筋として最も適切なのはどれか。 1.  三角筋 2.  肩甲下筋 3.  小円筋 4.  大円筋
東洋医学臨床論
問題 127 理学検査でC7神経根障害を疑うのはどれか。 1.  上腕二頭筋反射減弱 2.  三角筋の筋力低下 3.  ホフマン反射陽性 4.  中指背側の知覚鈍麻
東洋医学臨床論
問題 128 次の文で示す症例に対し、局所治療点として最も適切なのはどれか。「55歳の女性。1週間前に長距離の歩行をした後から右殿部痛を自覚した。K・ボンネットテスト陽性。」 1.  上後腸骨棘と大転子頂点の中点 2.  仙骨裂孔と大転子頂点を結ぶ線の外3分の2の点 3.  仙骨角と大転子頂点の中点 4.  尾骨先端と大転子頂点の中点
東洋医学臨床論
問題 129 高齢者の認知機能の評価法はどれか。 1.  MMSE 2.  バーセルインデックス 3.  ロコモ度テスト 4.  改訂PGCモラールスケール
東洋医学臨床論
問題 131 徒手検査法の陽性所見と罹患部への局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  アイヒホッフテスト---偏歴 2.  ファレンテスト---陽池 3.  トムゼンテスト---小海 4.  インピンジメントテスト---大陵
東洋医学臨床論
問題 132 オスグッド病の進行抑制を目的としてストレッチを行う場合、最も適切なのはどれか。 1.  大腿筋膜張筋 2.  大腿四頭筋 3.  下腿三頭筋 4.  前脛骨筋
東洋医学臨床論
問題 133 肩甲挙筋の緊張を有する肩こりに対して局所施術を行う場合、最も適切な治療穴はどれか。 1.  身柱 2.  風池 3.  肩外兪 4.  肩井
東洋医学臨床論
問題 134 コレステロール型胆石症の既往をもつ患者の胆石生成予防に対する食事指導で、最も制限すべきなのはどれか。 1.  食事回数 2.  塩分 3.  高脂質食品 4.  アルコール
総合問題(専門科目)
問題 135 「31歳の男性。主訴は腹痛と下痢。勤務時間が長く、ストレスが続いている。腹痛と腹部膨満感は排便により軽減する。噯気が多い。過敏性腸症候群と診断された。」本症例で認める腹痛部位で最も適切なのはどれか。 1.  心窩部 2.  左季肋部 3.  臍部 4.  左下腹部
総合問題(専門科目)
問題 136 「31歳の男性。主訴は腹痛と下痢。勤務時間が長く、ストレスが続いている。腹痛と腹部膨満感は排便により軽減する。噯気が多い。過敏性腸症候群と診断された。」本症例の臓腑の病証で最も適切なのはどれか。 1.  肝 2.  心 3.  肺 4.  腎
総合問題(専門科目)
問題 137 「58歳の男性。子どものときに左肘を骨折した。最近、小指にしびれを感じるようになった。上腕骨内側上顆と肘頭の間を押すと放散痛がみられる。」ティネル徴候で放散痛が走る部位と一致する経脈として、最も考えられるのはどれか。 1.  太陽小腸経 2.  太陰肺経 3.  陽明大腸経 4.  厥陰心包経
総合問題(専門科目)
問題 138 「58歳の男性。子どものときに左肘を骨折した。最近、小指にしびれを感じるようになった。上腕骨内側上顆と肘頭の間を押すと放散痛がみられる。」本症例の罹患神経が重度に障害された場合に呈する症状はどれか。 1.  猿手 2.  鷲手 3.  下垂手 4.  尺側偏位
総合問題(専門科目)
問題 139 「18歳の女性。バスケット選手。主訴は膝痛。膝蓋骨下端に限局した圧痛、自発痛、運動痛がみられる。」本症例の発症機序で最も適切なのはどれか。 1.  膝伸展機構への過度の牽引の繰り返し 2.  ハムストリングスの筋力低下 3.  膝のアライメントの異常 4.  下腿三頭筋の筋力低下
総合問題(専門科目)
問題 140 「18歳の女性。バスケット選手。主訴は膝痛。膝蓋骨下端に限局した圧痛、自発痛、運動痛がみられる。」本症例に対する対応で適切でないのはどれか。 1.  大腿前面のストレッチ 2.  膝部位への極超短波の照射 3.  運動後の膝部位へのアイシング 4.  下肢のウォームアップ
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 141 あん摩の手技で主に上肢に用いるのはどれか。 1.  母指揉捏 2.  手根揉捏 3.  錐揉状揉捏 4.  櫓盪揉捏
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 142 マッサージの手技で表在静脈の還流促進効果が最も期待されるのはどれか。 1.  圧迫 2.  軽擦 3.  叩打 4.  揉捏
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 144 緊張型頭痛患者の上項線部に対する手技で筋緊張軽減が期待できるのはどれか。 1.  手掌軽擦 2.  四指振戦 3.  手掌叩打 4.  母指圧迫
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 145 軽擦法による心地良さをもたらす脳内物質として適切なのはどれか。 1.  ドパミン 2.  ヒスタミン 3.  アドレナリン 4.  プロスタグランジン
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 146 前腕への軽擦法の刺激を伝える一次性ニューロンが二次性ニューロンに交代する部位はどれか。 1.  脊髄神経節 2.  延髄 3.  中脳 4.  視床
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 147 筋性防御の出現に関与しないのはどれか。 1.  内臓求心性神経 2.  後索核 3.  興奮性介在ニューロン 4.  α運動ニューロン
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 148 経皮的神経電気刺激法(TENS)の開発につながった学説はどれか。 1.  ホメオスタシス 2.  圧自律神経反射 3.  サイバネティックス 4.  ゲートコントロール
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 149 圧自律神経反射において皮膚圧迫側の変化はどれか。 1.  発汗の増加 2.  血圧の上昇 3.  皮膚温の低下 4.  鼻粘膜の毛細血管収縮
按摩・マッサージ・指圧理論
問題 150 汎適応症候群の学説において交絡感作がみられる時期はどれか。 1.  ショック期 2.  抗ショック期 3.  抵抗期 4.  疲憊期