東洋医学概論 |
第1回・按マ指
問題 108 陰陽の説明で正しいのはどれか。 1.  陰陽は絶対的な固定概念である。 2.  陰陽のバランスが崩れると異常が生ずる。 3.  人体を二分すると上半身が陰で下半身が陽である。 4.  血は陽に属し気は陰に属する。
第1回・鍼灸
問題 97 誤っているのはどれか。 1.  小腸は受盛の官である。 2.  胆は州都の官である。 3.  胃は水穀の海である。 4.  大腸は伝導の官である。
第1回・鍼灸
問題 100 心の臓の生理・病理について誤っているのはどれか。 1.  心は血脈をつかさどる。 2.  心は疏泄をつかさどる。 3.  心は神を蔵す。 4.  心は舌に開窮する。
第1回・鍼灸
問題 104 問診と関連する組合せはどれか。 1.  酸---苦---甘 2.  呼---笑---歌 3.  青---赤---黄 4.  臊---焦---香
第1回・鍼灸
問題 107 六部定位の脈診部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。 1.  右の寸口---肺・大腸 2.  左の関上---脾・胃 3.  右の尺中---腎・膀胱 4.  左の寸口---心包・三焦
第1回・鍼灸
問題 110 鍼の補瀉で正しいのはどれか。 1.  呼気に刺入し吸気に抜くのは瀉である。 2.  抜鍼後の鍼痕を素早く押さえるのは補である。 3.  経絡の流れに逆らって刺すのは補である。 4.  刺入した鍼に軽い振動を与えるのは瀉である。
第1回・鍼灸
問題 111 難経六十九難による治療では肺が虚している時、これを補するのに最も適している経穴はどれか。 1.  二間 2.  公孫 3.  列缺 4.  太白
第2回・按マ指
問題 109 相生関係で正しい記述はどれか。 1.  肝は胆を生じる。 2.  心は腎を生じる。 3.  脾は肺を生じる。 4.  小腸は大腸を生じる。
第2回・按マ指
問題 114 按摩法について正しい記述はどれか。 1.  軽擦法は瀉法である。 2.  古法按摩術には関節運動法はない。 3.  硬結を解きほぐすには揉揑法が適している。 4.  腹部への施術を禁じている。
第2回・鍼灸
問題 99 相克について正しい記述はどれか。 1.  肝は腎を克する。 2.  肺は心を克する。 3.  心は脾を克する。 4.  脾は肝を克する。
第2回・鍼灸
問題 103 喉の腫れ、鼻出血および下顎歯の痛みはどの経絡病証か。 1.  手の太陰肺経 2.  手の陽明大腸経 3.  足の少陽胆経 4.  足の太陽膀胱経
第2回・鍼灸
問題 105 脈について正しい記述はどれか。 1.  左手の関上の脈は肝・胆を診る。 2.  弦脈、緊脈は陰脈である。 3.  人迎気口脈診は経絡病証を診る。 4.  陰脈、陽脈は祖脈である。
第2回・鍼灸
問題 108 次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「咳、喘鳴、胸がハり満ちた感じがあり、上肢の内側に沿った冷えと痛みがある。」 1.  手の少陽三焦経 2.  手の少陰心経 3.  手の厥陰心包経 4.  手の太陰肺経
第2回・鍼灸
問題 109 鍼の刺法について正しい組合せはどれか。 1.  半刺---肺 2.  豹文刺---腎 3.  輸刺---血絡 4.  報刺---腹痛
第2回・鍼灸
問題 110 補法となる艾の取扱いはどれか。 1.  底面を広くする。 2.  皮膚に密着させる。 3.  柔らかくひねる。 4.  火力を強める。
第2回・鍼灸
問題 111 難経六十九難による補法で正しい組合せはどれか。 1.  肝虚---中封、湧泉 2.  脾虚---隠白、然谷 3.  肺虚---大敦、魚際 4.  腎虚---経渠、復溜
第3回・按マ指
問題 113 内因はどれか。 1.  窓を開けて一晩中夜風にあたった。 2.  寝る前に冷たいビールを多量に飲んだ。 3.  相手のミスに怒りが治まらない。 4.  猛暑の中でテニスをした。
第3回・按マ指
問題 114 四診について誤っている組合せはどれか。 1.  望診---五色 2.  聞診---圧痛 3.  問診---食欲 4.  切診---脈状
第3回・按マ指
問題 115 次の文で示す経絡はどれか。「手の示指から始まり、肩関節外側を通り、胸腔内、腹腔内をめぐり、側頸部を経て顔面に終わる。」 1.  手の陽明大腸経 2.  手の太陰肺経 3.  手の少陰心経 4.  手の少陽三焦経
第3回・鍼灸
問題 98 次の文で示す症状を訴えるのはどの経絡の病証か。「腋窩部の腫れ、上肢のひきつれ、手掌のほてり及び季肋部のつかえ。」 1.  手の太陽小腸経 2.  手の厥陰心包経 3.  手の陽明大腸経 4.  手の少陽三焦経
第3回・鍼灸
問題 100 脾の生理作用で正しい記述はどれか。 1.  飲食物を清と濁に分ける。 2.  目に開竅する。 3.  肌肉を主る。 4.  血を蔵す。
第3回・鍼灸
問題 102 次の文で示す外邪はどれか。「百病の長ともいわれ、春に多く発病し、多くは皮毛から侵入する。」 1.  風 2.  寒 3.  湿 4.  燥
第3回・鍼灸
問題 105 難経による五臓と腹診部位との組合せで正しいのはどれか。 1.  肝---臍の左側 2.  心---中胃部 3.  肺---心下部 4.  腎---臍の右側
第3回・鍼灸
問題 106 腹証で正しい組合せはどれか。 1.  小腹急結---腎 2.  小腹不仁---瘀血 3.  胸脇苦満---肝 4.  心下痞硬---脾
第3回・鍼灸
問題 110 難経六十九難による瀉法で正しい組合せはどれか。 1.  肺実証---商丘、経渠 2.  脾実証---行間、少府 3.  肝実証---尺沢、陰谷 4.  心実証---神門、太白
第3回・鍼灸
問題 111 実証に対する鍼治療の手技として正しい記述はどれか。 1.  呼気時に刺入し吸気時に抜く。 2.  鍼尖を経絡の流れに沿って刺入する。 3.  ゆっくり刺入しゆっくり抜く。 4.  抜鍼しても鍼孔を閉じない。
第4回・鍼灸
問題 97 五行色体表について正しい記述はどれか。 1.  目は腎に属する 2.  肌肉は脾に属する 3.  爪は肺に属する 4.  汗は肝に属する
第4回・鍼灸
問題 103 次の文で示す患者の病症はどれか。「顔に精気が感じられず、いつも腰がだるいという。小腹部は力がなくフワフワしている。最近、耳が聞こえにくくなった。」 1.  肝の病証 2.  心の病証 3.  脾の病証 4.  腎の病証
第4回・鍼灸
問題 104 湿邪について誤っている記述はどれか。 1.  陰性の邪気である 2.  津液を消耗しやすい 3.  重く停滞する 4.  脾・胃をおかしやすい
第4回・鍼灸
問題 105 舌診部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。 1.  舌根部---心 2.  舌辺部---肺 3.  舌中部---脾 4.  舌尖部---腎
第4回・鍼灸
問題 111 補瀉について誤っている記述はどれか。 1.  吸気に刺入し呼気に抜くと補法になる 2.  一般的に太い鍼は瀉法になる 3.  経絡の流れに沿って刺入すると補法になる 4.  速く刺入し速く抜くと瀉法になる
第5回・鍼灸
問題 100 五行色体でみた肺・大腸の症状はどれか。 1.  皮膚が色白で、弱い声で話す。 2.  目が青みがかって、手足の腱が痛む。 3.  顔がほてりのぼせて赤く、脈動が強い。 4.  顔や皮膚が黄ばみ、唇が荒れやすい。
第5回・鍼灸
問題 103 五悪(五気)と五腑との組合せで正しいのはどれか。 1.  暑---小腸 2.  寒---胃 3.  風---大腸 4.  燥---膀胱
第5回・鍼灸
問題 106 六部定位脈診の部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。 1.  右の関上---肝・胆 2.  左の尺中---腎・膀胱 3.  右の寸口---心・小腸 4.  左の寸口---肺・大腸
第5回・鍼灸
問題 110 施灸で補法になるのはどれか。 1.  風を送って燃やす。 2.  底面を広くする。 3.  灰に重ねてすえる。 4.  皮膚に密着させる。
第5回・鍼灸
問題 111 鍼治療の補瀉で誤っている記述はどれか。 1.  呼気に刺入し吸気に抜くのは補である。 2.  弾爪は補である。 3.  鍼孔を押さえるのは補である。 4.  経絡の流れに逆らって刺すのは補である。
第6回・按マ指
問題 113 虚の痛みはどれか。 1.  温めると気持ちがよい。 2.  赤く腫れて痛む。 3.  冷やすと快い。 4.  押さえると痛みが増す。
第6回・鍼灸
問題 98 胆の腑の作用で正しいのはどれか。 1.  津液の生成を主る。 2.  大便の排泄を主る。 3.  栄養の吸収を主る。 4.  決断を主る。
第6回・鍼灸
問題 99 津液について誤っているのはどれか。 1.  脳髄を養う。 2.  骨に潤いを与える。 3.  皮膚に潤いを与える。 4.  脈中を流れる。
第6回・鍼灸
問題 103 次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「頸が腫れ、肩から上腕後内側を経て小指にいたる部位の激しい痛み、難聴がある。」 1.  手の陽明大腸経 2.  手の太陽小腸経 3.  手の少陰心経 4.  手の太陰肺経
第7回・按マ指
問題 113 四診について正しい組合せはどれか。 1.  望診---脈状 2.  聞診---口臭 3.  問診---硬結 4.  切診---顔色
第7回・鍼灸
問題 97 衛気について誤っているのはどれか。 1.  水穀の悍気のことをいう。 2.  脈外をめぐる。 3.  そう理の開闔を行う。 4.  先天の精から得られる。
第7回・鍼灸
問題 98 臓腑について正しい組合せはどれか。 1.  心---将軍の官 2.  肺---作強の官 3.  胆---中正の官 4.  小腸---伝導の官
第7回・鍼灸
問題 111 補の施灸で誤っているのはどれか。 1.  小さい艾炷を用いる。 2.  艾炷を軟らかくひねる。 3.  風を送り燃焼させる。 4.  灰の上に重ねて施灸する。
第8回・按マ指
問題 107 相剋関係で正しい記述はどれか。 1.  肝は肺を剋す。 2.  脾は胃を剋す。 3.  腎は心を剋す。 4.  膀胱は胆を剋す。
第8回・鍼灸
問題 102 次の文で示す症状はどの経絡病証か。「空腹感はあるが食欲はなく、顔色は黒ずみ、呼吸が苦しくせき込む。」 1.  手の太陰肺経 2.  足の太陰脾経 3.  足の少陰腎経 4.  足の厥陰肝経
第8回・鍼灸
問題 108 脈について誤っている記述はどれか。 1.  祖脈には数脈がある。 2.  七表の脈には実脈がある。 3.  八裏の脈には結脈がある。 4.  四季に応じる脈には弦脈がある。
第8回・鍼灸
問題 111 補法に該当しない刺鍼法はどれか。 1.  細く柔らかい鍼を用いる。 2.  経気の流れにしたがって鍼を静かに刺入する。 3.  吸気に刺入し、呼気に抜く。 4.  抜鍼後は素早く鍼孔を閉じる。
第9回・按マ指
問題 107 次の病証を示す経絡はどれか。「顔色は黒く、喘鳴や立ちくらみがあり、よく恐れる。」 1.  肝経 2.  心経 3.  肺経 4.  腎経
第9回・按マ指
問題 111 四診について正しい組合せはどれか。 1.  望診---舌苔 2.  聞診---痛み 3.  問診---脈状 4.  切診---口臭
第9回・按マ指
問題 112 同じ経絡に属する経穴の組合せはどれか。 1.  天柱---風池 2.  大椎---命門 3.  尺沢---合谷 4.  血海---陰谷
第9回・鍼灸
問題 99 五臓の相生関係で正しい記述はどれか。 1.  肝は肺の子である。 2.  脾は心の母である。 3.  肺は心の子である。 4.  腎は肝の母である。
第9回・鍼灸
問題 100 次の文で示す病証を呈する経絡はどれか。「前胸部から心下部への圧迫感、腹部膨満感があり、下肢内側の腫れと痛み、足の母指の麻痺がある。」 1.  足の太陰脾経 2.  足の太陽膀胱経 3.  足の陽明胃経 4.  足の少陽胆経
第9回・鍼灸
問題 103 病因についての記述で適切でないのはどれか。 1.  房事過多は腎をおかしやすい。 2.  湿邪は心をおかしやすい。 3.  飲食労倦は脾をおかしやすい。 4.  風邪は肝をおかしやすい。
第9回・鍼灸
問題 104 腹診で誤っている記述はどれか。 1.  胸脇苦満は心実証でみられる。 2.  五臓診では肝の状態は臍の左側で診る。 3.  上実下虚の腹は脾実腎虚にみられる。 4.  天枢穴では大腸の異常を診る。
第9回・鍼灸
問題 107 脈についての記述で誤っているのはどれか。 1.  臍下丹田の動悸で先天の原気を診る。 2.  虚里の動で腎の働きを診る。 3.  四季の移り変わりに応じて変動する。 4.  祖脈は脈状の基本である。
第9回・鍼灸
問題 109 迎随の補瀉で瀉法となるのはどれか。 1.  太白穴に踵の方向に向けて刺す。 2.  復溜穴に足関節の方向に向けて刺す。 3.  経渠穴に手関節の方向に向けて刺す。 4.  陽池穴に肘関節の方向に向けて刺す。
第10回・按マ指
問題 107 東洋医学の用語についての記述で誤っているのはどれか。 1.  臓とは中腔臓器のことである。 2.  虚とは正気の不足した状態である。 3.  証とは治療方針を示した症状群である。 4.  実の体質とは一般に体力のある人である。
第10回・按マ指
問題 111 五臓とその機能との組合せで誤っているのはどれか。 1.  肝---統血 2.  脾---運化 3.  肺---宣散 4.  腎---納気
第10回・按マ指
問題 113 実痛はどれか。 1.  温めると痛みは和らぐ。 2.  押えると気持ちが良い。 3.  冷やすと心地良い。 4.  痛みは鈍く持続性である。
第10回・鍼灸
問題 97 臓腑とその生理作用との組合せで正しいのはどれか。 1.  肝---神を蔵す。 2.  心---血を蔵す。 3.  胆---営を蔵す。 4.  腎---精を蔵す。
第10回・鍼灸
問題 98 血について誤っているのはどれか。 1.  営気と共に脈中を流れる。 2.  後天の精から造られる。 3.  体表部を潤し体温調節に関与する。 4.  肝、心との関係が深い。
第10回・鍼灸
問題 104 次の病証を示す経絡はどれか。「空腹でも食欲がなく膝から下が冷える。腰痛があって臥すことを好む。」 1.  足の太陰脾経 2.  足の少陽胆経 3.  足の少陰腎経 4.  足の陽明胃経
第10回・鍼灸
問題 106 四季と脈状との組合せで誤っているのはどれか。 1.  春---緩脈 2.  夏---洪脈 3.  秋---毛脈 4.  冬---石脈
第10回・鍼灸
問題 107 六部定位脈診で腎を診る方法はどれか。 1.  右の寸口を浮かせて診る。 2.  左の関上を沈めて診る。 3.  右の関上を浮かせて診る。 4.  左の尺中を沈めて診る。
第10回・鍼灸
問題 108 六部定位脈診で左手関上の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴で適切なのはどれか。 1.  曲泉と陰谷 2.  労宮と大都 3.  太淵と太白 4.  復溜と経渠
第10回・鍼灸
問題 111 陽実証に対する刺法で適切なのはどれか。 1.  抜鍼後に直ちに鍼孔を閉じる。 2.  速刺速抜で刺鍼する。 3.  経気の流れに沿って刺鍼する。 4.  呼気時に刺入し、吸気時に抜く。
第11回・按マ指
問題 108 相生関係で正しい記述はどれか。 1.  土は金を生じる。 2.  火は木を生じる。 3.  木は水を生じる。 4.  金は火を生じる。
第11回・按マ指
問題 111 瘀血の症状として適切でないのはどれか。 1.  固定性の刺痛がある。 2.  顔色が黒い。 3.  皮膚湿潤がある。 4.  腫瘤がある。
第11回・鍼灸
問題 97 陰陽法則で陰陽消長を表現しているのはどれか。 1.  陰中に陽あり、陽中に陰あり。 2.  陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。 3.  陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。 4.  陰実するときは陽も実し、陰虚するときは陽も虚す。
第11回・鍼灸
問題 99 宗気について適切なのはどれか。 1.  胸中に宿る。 2.  脈外をめぐる。 3.  経絡の機能を維持する。 4.  栄養を主る。
第11回・鍼灸
問題 101 五臓とその役割りとの組合せで正しいのはどれか。 1.  心---臣使の官 2.  脾---伝導の官 3.  肺---相傅の官 4.  腎---中正の官
第11回・鍼灸
問題 102 五臓の生理機能について誤っている記述はどれか。 1.  肝は筋を主る。 2.  心は血脈を主る。 3.  脾は運化を主る。 4.  肺は統血を主る。
第11回・鍼灸
問題 103 肝について正しいのはどれか。 1.  体温調節を行う。 2.  第5胸椎に付着する。 3.  鼻に開竅する。 4.  魂を蔵す。
第11回・鍼灸
問題 104 次の文で示す経絡病証について適切なのはどれか。「のどが渇き、側胸部が痛む。上肢の前面内側がしびれて痛み、手掌が熱をもって痛む。」 1.  三焦経 2.  心経 3.  肺経 4.  小腸経
第11回・鍼灸
問題 108 補の施灸法として誤っているのはどれか。 1.  灰を取らずに施灸する。 2.  底面を狭くする。 3.  自然に燃やす。 4.  皮膚に密着させる。
第11回・鍼灸
問題 109 東洋医学の治療について誤っている記述はどれか。 1.  標治法は経絡の変動を調整する。 2.  弁証施治は八綱病証を用いる。 3.  補瀉は虚実に応じて行う。 4.  正治とは順証に対する治法である。
第11回・鍼灸
問題 110 十二刺の刺法で正しい組合せはどれか。 1.  骨痺を治す---短刺 2.  寒痺を治す---偶刺 3.  心痺を治す---恢刺 4.  筋痺を治す---浮刺
第11回・鍼灸
問題 111 遠道刺の刺法はどれか。 1.  病、分肉にあればその間を刺す。 2.  病、右にあれば左に取る。 3.  病、上にあれば下に取る。 4.  病、体表にあれば皮毛を刺す。
第12回・按マ指
問題 112 内因によって起こる症状で正しいのはどれか。 1.  多忙でだるさがとれない。 2.  心配ごとが多くて常に憂うつである。 3.  階段の昇降で膝が痛む。 4.  体を冷やして風邪をひく。
第12回・鍼灸
問題 97 東洋医学の特色で適切でないのはどれか。 1.  本治による治療では奇穴を用いる。 2.  四診によって証の決定を行う。 3.  虚実に基づいて補瀉を施す。 4.  未病を治す。
第12回・鍼灸
問題 98 五行論で誤っている記述はどれか。 1.  五行論は陰陽論を含む。 2.  相生と相剋の法則がある。 3.  難経六十九難による治療法に活用される。 4.  色体表は臓腑の病変の診断に応用される。
第12回・鍼灸
問題 100 津液について誤っているのはどれか。 1.  心により代謝が促進される。 2.  水穀から分離される。 3.  体温調節に関与する。 4.  皮膚を潤す。
第12回・鍼灸
問題 102 臓腑と生理作用との組合せで正しいのはどれか。 1.  肺---運化 2.  腎---統血 3.  小腸---清濁の分別 4.  胆---水穀の受納
第12回・鍼灸
問題 106 次の文で示す病証に関係する臓はどれか。「手足の筋のひきつれ、季肋部痛、めまいや目の乾燥がある。」 1.  心 2.  肝 3.  肺 4.  腎
第12回・鍼灸
問題 107 次の文で示す是動病の経脈はどれか。「食するともどし、胃部が痛み、腹が張る。よくおくびし、放屁すればすっきりする。全身が重く感じる。」 1.  大腸経 2.  胃経 3.  肺経 4.  脾経
第12回・鍼灸
問題 108 次の文で示す経絡病証について適切なのはどれか。「目の痛みが強く、頭痛もある。背中は張って腰は折れんばかりに痛み、下腿後面の筋がひきつれる。」 1.  肝経 2.  勝胱経 3.  胆経 4.  腎経
第13回・按マ指
問題 108 胆について誤っているのはどれか。 1.  奇恒の腑である。 2.  第10胸椎に付着する。 3.  決断を主る。 4.  君主の官である。
第13回・按マ指
問題 113 津液について正しいのはどれか。 1.  臓腑を栄養する。 2.  汗や尿となって体外に排泄される。 3.  精神活動の基本物質である。 4.  生命活動の原動力となる。
第13回・按マ指
問題 114 八綱病証について正しい記述はどれか。 1.  陰陽は正邪の盛衰を示す。 2.  表裏は八綱を統括する。 3.  寒熱は疾病の性質を示す。 4.  虚実は病位の深浅を示す。
第13回・鍼灸
問題 97 気について誤っている記述はどれか。 1.  衛気は水穀の精気のことをいう。 2.  真気は温煦作用を持つ。 3.  宗気は胸中に集まる。 4.  営気は血とともに脈中を流れる。
第13回・鍼灸
問題 98 陰陽関係で、陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる法則はどれか。 1.  陰陽可分 2.  陰陽転化 3.  陰陽消長 4.  陰陽互根
第13回・鍼灸
問題 99 経脈における五行の関係について誤っている記述はどれか。 1.  腎経の母経は肺経である。 2.  膀胱経の子経は胆経である。 3.  肺経の相剋の経は脾経である。 4.  心経の相生の経は肝経である。
第13回・鍼灸
問題 100 肺の臓について正しいのはどれか。 1.  第3胸椎に付く。 2.  口唇に開竅する。 3.  作強の官である。 4.  統血を主る。
第13回・鍼灸
問題 103 三焦について正しいのはどれか。 1.  第12胸椎に付着する。 2.  伝導の官である。 3.  納気を主る。 4.  気血津液を調整する。
第13回・鍼灸
問題 108 次の文で示す経絡病証はどれか。「咳が出て胸苦しく、胸に熱感があり息切れし、手掌がほてる。」 1.  心経 2.  脾経 3.  肺経 4.  腎経
第13回・鍼灸
問題 109 鍼治療の補瀉で正しい記述はどれか。 1.  抜鍼後に鍼孔を押さえるのは瀉である。 2.  経絡の流注方向に沿って刺入するのは補である。 3.  太い鍼を用いるのは補である。 4.  呼気に刺入し、吸気に抜鍼するのは瀉である。
第14回・按マ指
問題 106 五臓の相生関係で誤っている記述はどれか。 1.  肝は心をたすける。 2.  心は肺をたすける。 3.  肺は腎をたすける。 4.  腎は肝をたすける。
第14回・按マ指
問題 110 五臓について誤っている記述はどれか。 1.  肝は精を蔵する。 2.  心は血脈を主る。 3.  肺は水道を通調する。 4.  腎は二陰に開竅する。
第14回・按マ指
問題 113 不内外因によるものはどれか。 1.  寝冷えをして下痢をする。 2.  食べ過ぎて上腹部がはる。 3.  炎天下に運動し熱がでる。 4.  仕事がうまくいかず気がめいる。
第14回・鍼灸
問題 96 臓腑とその付着部で正しい組合せはどれか。 1.  胃---第9胸椎 2.  肝---第10胸椎 3.  脾---第11胸椎 4.  胆---第12胸椎
第14回・鍼灸
問題 97 小腸について誤っているのはどれか。 1.  受盛の官である。 2.  蘭門で大腸に連なる。 3.  清濁を分ける。 4.  中焦に属する。
第14回・鍼灸
問題 105 次の文で示す経絡病証はどれか。「腰が痛み、季肋部が張って苦しく、顔色は青黒い。」 1.  小腸経 2.  脾経 3.  肝経 4.  三焦経
第14回・鍼灸
問題 106 五臓とその症状との組合せで誤っているのはどれか。 1.  肝---汗をよくかく。 2.  脾---肌肉がやせる。 3.  肺---体臭が生臭い。 4.  心---顔色が赤い。
第14回・鍼灸
問題 107 三陰三陽六病位と体幹の部位との組合せで誤っているのはどれか。 1.  厥陰---側面の裏 2.  太陽---背面の表 3.  陽明---腹面の表 4.  太陰---背面の裏
第14回・鍼灸
問題 109 五刺について正しい組合せはどれか。 1.  輸刺---骨 2.  関刺---血脈 3.  豹文刺---肌肉 4.  合谷刺---筋
第15回・按マ指
問題 104 脾について誤っているのはどれか。 1.  水穀の撒を吸収する。 2.  精神活動の中心である。 3.  肌肉を主る。 4.  血を脈内に留める。
第15回・按マ指
問題 109 次の文で示す経脈病証はどれか。「咽頭・喉頭に炎症があり、耳鳴りがする。汗をよくかき薬指がしびれる。」 1.  小腸経 2.  三焦経 3.  大腸経 4.  心包経
第15回・按マ指
問題 110 次の文で示す腹証はどれか。「季肋下部に充満感があり、肋骨弓の下縁に指を入れようとすると抵抗、圧痛がある。」 1.  胸脇苦満 2.  心下痞硬 3.  小腹不仁 4.  小腹急結
第15回・鍼灸
問題 93 五臓と五労との組合せで誤っているのはどれか。 1.  肺---久しく臥す。 2.  肝---久しく視る。 3.  脾---久しく坐す。 4.  腎---久しく立つ。
第15回・鍼灸
問題 94 血について誤っている記述はどれか。 1.  肝に貯蔵される。 2.  営気とともに脈中をめぐる。 3.  心によって推動される。 4.  脾が各器官に配分する。
第15回・鍼灸
問題 95 臓腑について誤っている組合せはどれか。 1.  腎---二陰に開闔する。 2.  胆---作強の官である。 3.  胃---腐熟を主る。 4.  肺---水道を主る。
第15回・鍼灸
問題 97 三焦について誤っているのはどれか。 1.  皮膚に潤いを与える。 2.  体温を調節する。 3.  体液を心へ運搬する。 4.  衛気を全身にめぐらせる。
第15回・鍼灸
問題 98 経絡について誤っている記述はどれか。 1.  経絡は経脈、絡脈、孫絡で構成される。 2.  経脈は奇経八脈、十二経別をも含んでいる。 3.  十二経脈は三陰三陽に分類される。 4.  奇経八脈は表裏関係を有する。
第15回・鍼灸
問題 99 臓腑と病因との組合せで誤っているのはどれか。 1.  肝---扇風機をかけたまま眠った。 2.  心---炎天下で農作業をした。 3.  脾---受験のためにイライラした。 4.  腎---不審者に追いかけられた。
第15回・鍼灸
問題 103 六経病証について正しい組合せはどれか。 1.  少陽経病---陰嚢が縮む。 2.  太陰経病---咽喉が渇く。 3.  少陰経病---難聴が起こる。 4.  厥陰経病---腹背が強ばる。
第15回・鍼灸
問題 105 九変に応じる刺法について誤っている組合せはどれか。 1.  毛刺---皮膚に浮痺があるとき 2.  分刺---肌肉に邪気があるとき 3.  遠道刺---病が上部にあるとき 4.  輸刺---深部に熱があるとき
第16回・按マ指
問題 102 相剋関係について正しい記述はどれか。 1.  胆は大腸を剋する。 2.  小腸は膀胱を剋する。 3.  肝は脾を剋する。 4.  心は腎を剋する。
第16回・按マ指
問題 107 五臓の生理機能について誤っている記述はどれか。 1.  肝は疏泄を主る。 2.  心は血脈を主る。 3.  肺は皮毛を主る。 4.  腎は統血を主る。
第16回・鍼灸
問題 94 衛気について誤っているのはどれか。 1.  腠理を開闔する。 2.  脈外をめぐる。 3.  分肉を温める。 4.  陰性の気である。
第16回・鍼灸
問題 97 鼻に開竅する臓の作用で正しいのはどれか。 1.  清濁を分ける。 2.  納気を主る。 3.  治節を主る。 4.  昇清を主る。
第16回・鍼灸
問題 98 顔面と舌の五臓配当で正しい組合せはどれか。 1.  オトガイ---舌根 2.  鼻---舌尖 3.  左の頬---舌中 4.  右の頬---舌辺
第16回・鍼灸
問題 99 次の文で示す病証から最も考えられる邪気はどれか。「冷たいビールを飲み、そのままクーラーの効いた部屋で寝て、下痢をした。」 1.  寒邪 2.  燥邪 3.  風邪 4.  湿邪
第16回・鍼灸
問題 101 五臓の病証で誤っている組合せはどれか。 1.  心---譫語 2.  脾---脱肛 3.  肺---陽萎 4.  腎---五更泄瀉
第16回・鍼灸
問題 102 次の文で示す経脈病証はどれか。「口が苦い、缺盆の部分と腋下が腫れ、膝の外側が痛む。」 1.  腎経 2.  胃経 3.  脾経 4.  胆経
第16回・鍼灸
問題 103 次の文で示す奇経八脈病証はどれか。「腹がはり、腰は弛緩して、力が入らず、水の中に座っているような無力と寒気を覚える。」 1.  督脈 2.  任脈 3.  衝脈 4.  帯脈
第17回・按マ指
問題 101 五味と五香との組合せで正しいのはどれか。 1.  苦い---腐れくさい 2.  甘い---脂くさい 3.  塩からい---焦げくさい 4.  辛い---生ぐさい
第17回・按マ指
問題 105 「40歳の男性。食欲がなく、食べると腹が張り、便は軟らかい。四肢が冷えて疲れやすい。」患者の病証として適切なのはどれか。 1.  肺気虚証 2.  心血虚証 3.  脾陽虚証 4.  肝陰虚証
第17回・按マ指
問題 107 舌診部位と臓腑との組合せで正しいのはどれか。 1.  舌中部---肝 2.  舌根部---肺 3.  舌辺部---腎 4.  舌尖部---心
第17回・按マ指
問題 109 小腹不仁について誤っているのはどれか。 1.  小腹の動悸 2.  小腹の無力空虚 3.  小腹の知覚麻痺 4.  腎虚の腹証
第17回・按マ指
問題 110 経脈流注で正しい記述はどれか。 1.  手の陰経は手から始まり胸で終わる。 2.  手の陽経は顔から始まり手で終わる。 3.  足の陽経は顔から始まり足で終わる。 4.  足の陰経は足から始まり顔で終わる。
第17回・鍼灸
問題 93 臓腑とその生理作用について正しい組合せはどれか。 1.  肺---治節を主る。 2.  心包---血を蔵す。 3.  胆---清濁を分別する。 4.  胃---糟粕を伝化する。
第17回・鍼灸
問題 94 五行色体に基づく肝の症状で誤っている記述はどれか。 1.  顔色が青い。 2.  涙がよく出る。 3.  うなり声が出る。 4.  爪が変形する。
第17回・鍼灸
問題 96 寒邪の特徴でないのはどれか。 1.  収歛作用をもつ。 2.  気血を阻滞する。 3.  遊走性をもつ。 4.  陰性の外邪である。
第17回・鍼灸
問題 97 病邪と損傷する対象との組合せで正しいのはどれか。 1.  燥邪---血 2.  火邪---気 3.  湿邪---津液 4.  風邪---営気
第17回・鍼灸
問題 100 胸苦しさと手掌のほてりを呈する経脈病証の所見で適切でないのはどれか。 1.  頭痛 2.  咽の渇き 3.  腋の腫れ 4.  前腕の痛み
第17回・鍼灸
問題 103 難経六十九難に基づく腎虚証の治療穴の部位はどれか。 1.  太谿の上方3寸でアキレス腱の前 2.  神門の上方1寸5分で尺側手根屈筋腱の橈側 3.  膝窩横紋の内端で半腱様筋腱と半膜様筋腱の間 4.  太淵の上方1寸で橈骨動脈の拍動部
第17回・鍼灸
問題 104 「咽喉の閉塞感、怒りっぽい、抑うつ、胸脇苦満」最も考えられる脈状はどれか。 1.  濡脈 2.  弦脈 3.  濇脈 4.  結脈
第17回・鍼灸
問題 105 「咽喉の閉塞感、怒りっぽい、抑うつ、胸脇苦満」本病証に用いる鍼の補瀉法で適切なのはどれか。 1.  細い鍼を用いる。 2.  経穴をよく按じてから刺入する。 3.  呼気に刺入し、吸気に抜鍼する。 4.  抜鍼後、鍼孔を指で塞がない。
第18回・按マ指
問題 102 真気の作用のうち「汗や尿がむやみに漏れ出るのを防ぐ」のはどれか。 1.  気化作用 2.  固摂作用 3.  推動作用 4.  防御作用
第18回・按マ指
問題 104 風邪について誤っているのはどれか。 1.  陽の邪気である。 2.  百病の長といわれる。 3.  下部を犯す。 4.  衛気を犯す。
第18回・鍼灸
問題 94 外邪とその性質との組合せで誤っているのはどれか。 1.  湿邪---脾胃を犯しやすい。 2.  寒邪---内風を生じる。 3.  暑邪---気と津液を消耗する。 4.  風邪---衛気を犯し、変化しやすい。
第18回・鍼灸
問題 95 次の文で示す患者の病証として適切なのはどれか。「38歳の男性。半年前の失職以来、不安と不眠がある。起立時のめまいと軽度の動悸とを訴えている。」 1.  脾陽虚証 2.  肝陰虚証 3.  心血虚証 4.  腎気虚証
第18回・鍼灸
問題 99 「おくび」について正しい記述はどれか。 1.  肺気が鼻に上衝して起こる。 2.  胃気の上逆によって起こる。 3.  労倦で起こる。 4.  宿食で起こる。
第18回・鍼灸
問題 100 痛みの性質と病証との組合せで誤っているのはどれか。 1.  酸痛---虚証 2.  重痛---湿証 3.  刺痛---血瘀 4.  隠痛---気滞
第18回・鍼灸
問題 101 季節と脈状との組合せで正しいのはどれか。 1.  春---緩脈 2.  夏---洪脈 3.  秋---石脈 4.  冬---毛脈
第18回・鍼灸
問題 102 目のかすみ、めまい、脇部の隠痛および手足のふるえを呈する病証で最も考えられる舌質はどれか。 1.  淡白舌 2.  淡紅舌 3.  紅舌 4.  紫舌
第18回・鍼灸
問題 104 瀉法はどれか。 1.  艾炷に風を送って燃やす。 2.  灰の上から施灸する。 3.  前揉揑してから刺鍼する。 4.  抜鍼後、鍼孔を閉じる。
第18回・鍼灸
問題 105 補瀉迎随による経穴刺鍼で瀉法となるのはどれか。 1.  尺沢へは手関節の方向に向けて刺す。 2.  陽谿へは肘関節の方向に向けて刺す。 3.  委中へは足関節の方向に向けて刺す。 4.  陰谷へは足関節の方向に向けて刺す。
第19回・按マ指
問題 101 五行色体で共に金に属するものの組合せはどれか。 1.  腥---哭 2.  香---呻 3.  焦---商 4.  臊---羽
第19回・按マ指
問題 109 四診で実の反応はどれか。 1.  経脈に沿った陥凹 2.  力のない声 3.  診察者の指を力強く押し上げる脈 4.  按圧すると軽減する疼痛
第19回・鍼灸
問題 92 「陰が不足すれば陽が優勢となり、陽が不足すれば陰が優勢となる」を表現するのはどれか。 1.  陰陽互根 2.  陰陽消長 3.  陰陽転化 4.  陰陽制約
第19回・鍼灸
問題 93 次の組合せのうち各々が属する五行が相剋関係にあるのはどれか。 1.  唾---涙 2.  坐---臥 3.  魄---魂 4.  握---憂
第19回・鍼灸
問題 95 次の文で示す経脈病証はどれか。「顔面の麻痺、下腿前面外側と足背の痛み。」 1.  大腸経 2.  胃経 3.  胆経 4.  肝経
第19回・鍼灸
問題 96 次の文で示す経脈病証はどれか。「耳鳴りがして音が聞こえにくい。目尻から頬にかけて痛み、発汗を呈する。」 1.  小腸経 2.  胆経 3.  三焦経 4.  腎経
第19回・鍼灸
問題 97 「55歳の女性。皮下出血しやすく、皮膚はかさつき、腹が脹る。月経時に血塊を伴う。」この文で示す患者について、最も考えられる病証はどれか。 1.  水滞 2.  血虚 3.  気逆 4.  瘀血
第19回・鍼灸
問題 98 「55歳の女性。皮下出血しやすく、皮膚はかさつき、腹が脹る。月経時に血塊を伴う。」この文で示す患者の舌証として正しいのはどれか。 1.  紫舌 2.  燥苔 3.  胖舌 4.  灰苔
第19回・鍼灸
問題 100 六経病証の頭痛分類で正しい組合せはどれか。 1.  頭頂部---厥陰経頭痛 2.  前頭部---太陽経頭痛 3.  後頭部---少陽経頭痛 4.  側頭部---陽明経頭痛
第19回・鍼灸
問題 101 所見と病証との組合せで正しいのはどれか。 1.  口淡---脾気虚証 2.  口苦---脾陽虚証 3.  厭食---胃寒証 4.  消穀善飢---脾気虚証
第19回・鍼灸
問題 102 八綱病証で実証はどれか。 1.  疼痛部を押すと痛みが増強する。 2.  長期間微熱が続いている。 3.  小便の回数が多い。 4.  鈍痛が持続している。
第19回・鍼灸
問題 103 施灸で補法はどれか。 1.  取穴数を多くする。 2.  間を置かず施灸する。 3.  艾炷を強く押しつけて置く。 4.  艾炷の底面を小さくする。
第19回・鍼灸
問題 104 六部定位脈診で左手尺中の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく配穴で適切な組合せはどれか。 1.  中衝---大敦 2.  尺沢---陰谷 3.  陰谷---曲泉 4.  経渠---復溜
第19回・鍼灸
問題 105 迎随の補瀉で補法はどれか。 1.  孔最に肘関節に向けて刺す。 2.  地機に足関節に向けて刺す。 3.  三陽絡に手関節に向けて刺す。 4.  陰市に膝関節に向けて刺す。
第20回・按マ指
問題 104 脾の生理作用で正しいのはどれか。 1.  目に開竅する。 2.  肌肉を主る。 3.  血を蔵す。 4.  飲食物の清濁を分ける。
第20回・按マ指
問題 107 疫癘に該当するのはどれか。 1.  新型インフルエンザの蔓延 2.  肉親との死別 3.  徹夜の連続勤務 4.  急性アルコール中毒
第20回・按マ指
問題 110 脾経の経脈病証について正しい記述はどれか。 1.  睾丸が腫れる。 2.  耳鳴りがする。 3.  口が苦い。 4.  心窩部が痛む。
第20回・按マ指
問題 111 臓腑について正しい記述はどれか。 1.  五臓は精気を内に蔵している。 2.  肝は水分の吸収の働きをもつ。 3.  奇恒の腑は伝化の腑ともいう。 4.  六腑は実質器官である。
第20回・鍼灸
問題 93 津液について正しい記述はどれか。 1.  津液は腎と膀胱で生成される。 2.  津液の代謝機構を三焦気化という。 3.  津液は経脈を通じて全身に流れる。 4.  津液が停滞する病理変化を津傷という。
第20回・鍼灸
問題 94 所見と病証との組み合わせで正しいのはどれか。 1.  隠痛---陰実証 2.  潮熱---陽実証 3.  盗汗---陰虚証 4.  拒按---陽虚証
第20回・鍼灸
問題 96 食滞について誤っている記述はどれか。 1.  食を嫌う。 2.  呑酸がある。 3.  大便に酸臭がある。 4.  消渇が起こる。
第20回・鍼灸
問題 97 次の文で示す経脈病証に用いる経穴について適切なのはどれか。「舌の根元の痛み、腹部膨満感、下痢、全身倦怠感、下肢内側の痛み。」 1.  太渓 2.  衝陽 3.  太白 4.  侠渓
第20回・鍼灸
問題 99 「45歳の男性。首や肩のこりが強く、寝汗をよくかき熟睡できない。便が硬く排便しづらい。」最も考えられる病証はどれか。 1.  気虚証 2.  血虚証 3.  陽虚証 4.  陰虚証
第20回・鍼灸
問題 100 「45歳の男性。首や肩のこりが強く、寝汗をよくかき熟睡できない。便が硬く排便しづらい。」この患者の舌の所見と脈状との組合せで正しいのはどれか。 1.  胖舌---結脈 2.  痩舌---滑脈 3.  紅舌---細脈 4.  淡舌---弦脈
第20回・鍼灸
問題 102 「頭痛、首と肩がこる、手足の関節が痛む、厚着をしても寒い、微熱、薄白苔、緊脈。」最も考えられる病証はどれか。 1.  表熱 2.  裏熱 3.  表寒 4.  裏寒
第20回・鍼灸
問題 103 「頭痛、首と肩がこる、手足の関節が痛む、厚着をしても寒い、微熱、薄白苔、緊脈。」この患者の症状として正しいのはどれか。 1.  口渇 2.  食欲不振 3.  無汗 4.  泄瀉
第21回・按マ指
問題 102 三焦気化について正しいのはどれか。 1.  臓腑機能の亢進 2.  血液循環の促進 3.  体内の水分量調節 4.  生体の防御作用
第21回・按マ指
問題 106 外因となるのはどれか。 1.  蒸し暑くて一睡もできなかった。 2.  癌の再発におびえていた。 3.  宝くじに当たって歓喜した。 4.  妻子を亡くし生きる意欲を失った。
第21回・鍼灸
問題 102 肺の病証でみられるのはどれか。 1.  暑くなくても汗が出る。 2.  臓腑が下垂する。 3.  腹痛のない下痢が起こる。 4.  よくため息が出る。
第22回・按マ指
問題 107 頭痛の部位と分類との組合せで正しいのはどれか。 1.  前頭部---太陽経頭痛 2.  側頭部---陽明経頭痛 3.  頭頂部---厥陰経頭痛 4.  後頭部---少陽経頭痛
第22回・按マ指
問題 109 骨度で最も長いのはどれか。 1.  胸骨体下端から臍中央 2.  肘窩から手関節横紋 3.  膝蓋骨尖から内果尖 4.  膝窩から外果尖
第22回・鍼灸
問題 92 血の説明で正しいのはどれか。 1.  衛気と共に脈中を流れる。 2.  生成に営気が関与する。 3.  量は脾が調節する。 4.  温煦作用により循環する。
第22回・鍼灸
問題 93 臓腑とその作用との組合せで正しいのはどれか。 1.  肝---納気を主る 2.  大腸---清濁を分別する。 3.  脾---昇清を主る。 4.  膀胱---糟粕を伝化する。
第22回・鍼灸
問題 96 外邪の特徴で正しいのはどれか。 1.  暑邪は肺を傷る。 2.  湿邪は身体下部を侵す。 3.  燥邪は体表を侵す。 4.  風邪は津液を消耗する。
第22回・鍼灸
問題 102 次の文で示す経脈病証はどれか。「首が腫れ、後ろを振り返ることができない。難聴があり、上肢後面内側が痛む。」 1.  手の太陽小腸経 2.  手の陽明大腸経 3.  手の太陰肺経 4.  手の少陰心経
第22回・鍼灸
問題 105 迎随の補瀉で補法はどれか。 1.  太淵穴では肘関節に向けて刺す。 2.  外関穴では手関節に向けて刺す。 3.  足臨泣穴では足関節に向けて刺す。 4.  三陰交穴では膝関節に向けて刺す。
第23回・按マ指
問題 94 臓腑の付着位置とその臓腑の機能の組合せで正しいのはどれか。 1.  第3胸椎---納気を主る 2.  第9胸椎---運化を主る 3.  第12胸椎---腐熟を主る 4.  第1仙椎---貯尿を主る
第23回・按マ指
問題 96 三焦の働きで最も適切なのはどれか。 1.  水道を通調する。 2.  水気を膀胱へ送る。 3.  大便を体外に排出する。 4.  気血津液を全身にめぐらす。
第23回・按マ指
問題 98 平人の腹はどれか。 1.  心下部に痞えがある。 2.  上腹部が平らである。 3.  下腹部に抵抗がある。 4.  季肋下部に充満感がある。
第23回・按マ指
問題 100 「55歳の女性。1か月前から大腿部・下腿部の後側にだるい痛みがあり、その部位を押さえると痛みは和らぎ、気持ちが良い。」本患者の八綱病証で適切なのはどれか。 1.  表証 2.  熱証 3.  虚証 4.  陽証
第23回・按マ指
問題 101 「55歳の女性。1か月前から大腿部・下腿部の後側にだるい痛みがあり、その部位を押さえると痛みは和らぎ、気持ちが良い。」本症例の経脈病証はどれか。 1.  膀胱経 2.  胆経 3.  腎経 4.  肝経
第23回・鍼灸
問題 91 臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。 1.  精を蔵する---爪 2.  神を蔵する---毛 3.  血を蔵する---面色 4.  営を蔵する---唇
第23回・鍼灸
問題 92 元気の説明で正しいのはどれか。 1.  血とともに脈中を行く。 2.  清気とも言う。 3.  夜間に人体の陰の部を二十五周する。 4.  先天の精が変化生成したものである。
第23回・鍼灸
問題 93 経脈で表裏関係にある組合せはどれか 1.  太陰経---陽明経 2.  厥陰経---太陽経 3.  少陰経---陽明経 4.  少陽経---少陰経
第23回・鍼灸
問題 97 次の文で示す経脈病証はどれか。「上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。」 1.  肺経 2.  心経 3.  心包経 4.  三焦経
第23回・鍼灸
問題 98 次の文で示す患者の病証で適切なのはどれか。「16歳の男子。試験前になると食欲不振、腹部膨満感が起こる。腹鳴や腹痛を伴う下痢を頻発する。」 1.  脾胃の湿熱 2.  肝腎の陰虚 3.  脾腎の陽虚 4.  肝脾の不調
第23回・鍼灸
問題 99 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」最も適切な病証はどれか。 1.  気滞 2.  陽虚 3.  陰虚 4.  湿熱
第23回・鍼灸
問題 100 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。 1.  濇脈 2.  滑脈 3.  結脈 4.  細脈
第23回・鍼灸
問題 101 次の文で示す経脈病証に対し、難経六十九難の治療法則を考慮して施術を行う場合、最も適切な経穴はどれか。「顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳がでる、立ちくらみ、食欲がない、寝ることを好んで起きたがらない。」 1.  太渓 2.  大都 3.  曲泉 4.  経渠
第24回・按マ指
問題 93 五臓に関する組合せで正しいのはどれか。 1.  目---疏泄を主る 2.  鼻---血脈を主る 3.  耳---統血を主る 4.  口---発育を主る
第24回・按マ指
問題 95 血の作用で最も適切なのはどれか。 1.  全身の組織を栄養する。 2.  体温を正常に維持する。 3.  成長・発育を促進する。 4.  人体を外邪から防御する。
第24回・按マ指
問題 98 肝を傷りやすい病因はどれか。 1.  妻を亡くし気力が湧かない。 2.  炎天下で野球観戦をした。 3.  水を多量に飲んだ。 4.  口論で逆上した。
第24回・按マ指
問題 100 次の文で示す経脈の病証はどれか。「65歳の女性。3週間前から全身の倦怠感がある。胸が苦しくて、みぞおちの痛みがあり、腹の膨満感がある。下肢内側に腫れを認め、足の母指が動かしにくい。」 1.  肝経 2.  心経 3.  脾経 4.  腎経
第24回・按マ指
問題 101 五臓と症状の組合せで最も適切なのはどれか。 1.  肝---多言 2.  肺---噯気 3.  腎---喘鳴 4.  脾---吃逆
第24回・鍼灸
問題 89 陰陽学説で同じ属性の組合せはどれか。 1.  内部---上部 2.  奇数---老年 3.  左側---衛気 4.  静止---急性
第24回・鍼灸
問題 93 外邪とその特徴の組合せで正しいのはどれか。 1.  火邪---動血 2.  風邪---収斂 3.  湿邪---遊走性 4.  寒邪---粘滞性
第24回・鍼灸
問題 94 次の文で示す症状の病因はどれか。「2日前から喉が痛む。鼻がつまり、頭が痛く、顔がむくむ。」 1.  風邪 2.  湿邪 3.  暑邪 4.  燥邪
第24回・鍼灸
問題 96 病証と症状の組合せで正しいのはどれか。 1.  肝血虚---目の充血 2.  脾気虚---内臓下垂 3.  心陽虚---盗汗 4.  肺陰虚---壮熱
第24回・鍼灸
問題 97 次の文で示す経脈の病証はどれか。「48歳の女性。発汗、喉の腫れがあり、耳が聞こえにくく、耳鳴りが続く。」 1.  足の陽明経 2.  手の太陽経 3.  足の少陰経 4.  手の少陽経
第24回・鍼灸
問題 99 次の文で示す患者の腹診所見はどれか。「75歳の女性。半年前から膝に力が入らない。姿勢は前かがみで、1回の尿量が少なく、足がむくむ。」 1.  胸脇苦満 2.  虚里の動 3.  少(小)腹急結 4.  小腹不仁
第24回・鍼灸
問題 100 次の文で示す症状に対し、難経六十九難に基づく適切な治療穴はどれか。「食欲がなく、腹部膨満感、下痢があり、手足に無力感がある。」 1.  足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部。 2.  手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨間 3.  前腕、橈骨下端の橈側で外側に最も突出した部位と橈骨動脈の間、手関節掌側横紋の上方1寸 4.  足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
第24回・鍼灸
問題 101 次の文で示す症状に用いる刺法はどれか。「足から膝にかけて冷えがあり、水様便が出る。」 1.  短刺 2.  偶刺 3.  陰刺 4.  報刺
第25回・按マ指
問題 92 血瘀の特徴的な症状はどれか。 1.  月経血量が少ない。 2.  浮腫がある。 3.  刺すような痛みがある。 4.  ものを言うのがおっくうである。
第25回・按マ指
問題 93 五臓とその働きの組合せで正しいのはどれか。 1.  肝---蔵血 2.  心---蔵精 3.  肺---納気 4.  腎---統血
第25回・鍼灸
問題 89 相剋関係にある経脈の絡穴の組み合わせはどれか。 1.  外関---通里 2.  蠡溝---大鍾 3.  公孫---偏歴 4.  飛揚---内関
第25回・鍼灸
問題 94 次の文で示す患者の症状を引き起こす六淫はどれか。「55歳の女性。梅雨の頃より頭や体が重く、四肢がだるくなり、関節が腫れ、下痢をするようになった。」 1.  風邪 2.  暑邪 3.  湿邪 4.  寒邪
第25回・鍼灸
問題 95 五労と傷られる臓が現す症状の組合せで正しいのはどれか。 1.  久視---語 2.  久臥---欠 3.  久坐---呑 4.  久立---咳
第25回・鍼灸
問題 96 経脈病証で前胸部、心下部、腋下部の圧迫感、下腿内側の腫れや痛みがみられるのはどれか。 1.  陽明胃経病証 2.  太陰脾経病証 3.  少陽胆経病証 4.  厥陰肝経病証
第25回・鍼灸
問題 98 次の文で示す患者の病証でみられ舌象はどれか。「43歳の男性。主訴は頭痛。めまい、目赤、胸脇苦満を伴う。最近、仕事上のストレスを抱えている。」 1.  紫舌 2.  紅舌 3.  青舌 4.  淡白舌
第25回・鍼灸
問題 99 難経六十九難により腎虚の補法を行う選穴部位はどれか。 1.  上腕二頭筋腱外方の陥凹部、肘窩横紋上 2.  手関節前面横紋上で、橈骨動脈拍動部 3.  足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 4.  太渓の上方2寸で、アキレス腱と長指屈筋との間
第25回・鍼灸
問題 100 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が憎悪し、下腹部痛も出現する。月経血に血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の痛みの特徴はどれか。 1.  夜間に痛みが増悪する。 2.  だるい感じの痛みが現れる。 3.  冷やすと疼痛が軽減する。 4.  痛む部位が移動する。
第25回・鍼灸
問題 101 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が憎悪し、下腹部痛も出現する。月経血に血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。 1.  浮いていて細軟の脈 2.  ざらざらとして渋滞したような脈 3.  弾力に富み、琴の弦を按じるような脈 4.  絹糸のように細くて力があり、按じて左右に移る脈
第26回・按マ指
問題 91 治未病の意味で最も適切なのはどれか。 1.  気の力により病気が自然に治っていくこと。 2.  病気の発症を予兆で知り予防すること。 3.  気のもちようで病気にならないいこと。 4.  将来の病気を不安がること。
第26回・按マ指
問題 96 小腸の働きで正しいのはどれか。 1.  決断や勇気を主る。 2.  水穀の気を全身に巡らせる。 3.  糟粕を水分と固形分に分ける。 4.  水分を体外に排泄する。
第26回・按マ指
問題 97 外因について正しいのはどれか。 1.  燥邪は脾を犯す。 2.  暑邪は肺を犯す。 3.  湿邪は関節の腫れを起こす。 4.  寒邪は素早く病を変化させる。
第26回・按マ指
問題 98 病因について適切なのはどれか。 1.  飲食不節は肺を損傷しやすい。 2.  風邪は肺を損傷しやすい。 3.  房事過多は肝を損傷しやすい。 4.  湿邪は心を損傷しやすい。
第26回・按マ指
問題 100 朝起きたら下顎が腫れ、頸が回りにくくなった。この病証の経脈はどれか。 1.  胃経 2.  大腸経 3.  小腸経 4.  三焦経
第26回・鍼灸
問題 90 次の分で示す傷寒論の六経病証はどれか。胸中の灼熱様の痛み、激しい口渇、空腹だが飲食ができない、四肢厥冷、嘔吐、下痢。 1.  陽明病 2.  太陽病 3.  少陰病 4.  厥陰病
第26回・鍼灸
問題 91 次の文で示す経脈病証はどれか。「心煩、心下痛、舌の強ばり、舌痛、鼠径部や膝の腫痛や冷え。 1.  手の少陰経 2.  足の太陰経 3.  手の陽明経 4.  足の太陽経
第26回・鍼灸
問題 92 下肢と体幹の両側の陰陽を調節し、下肢の陰経と陽経の協調に関与するのはどれか。 1.  陽蹻脈 2.  陽維脈 3.  帯脈 4.  督脈
第26回・鍼灸
問題 94 体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか。 1.  前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方 2.  第4・第5中足骨間、第4中足趾節関節近位の陥凹部 3.  足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 4.  第5中足趾節関節の近位陥凹部、赤白肉際
第26回・鍼灸
問題 95 次の文で示す患者の症状を引き起こす六淫で最も適切なのはどれか。40歳の女性。昨日、外出後、頭痛、鼻づまり、咽頭部の痒み、眼瞼および顔面の浮腫が発生した。顔面麻痺様の症状もある。 1.  寒邪 2.  風邪 3.  湿邪 4.  暑邪
第26回・鍼灸
問題 96 次の文で示す患者の病証はどれか。最近、息切れと無力感があり動くと汗が出る。顔色は蒼白く、不眠、舌質は淡嫩。脈は細弱。 1.  気虚血瘀 2.  気血両虚 3.  気滞血瘀 4.  気不摂血
第26回・鍼灸
問題 97 病証と症因の組合せで正しいのはどれか。 1.  肝胆湿熱---肝血虚が胆火に波及したもの 2.  心火亢盛---心陰が亢進したもの 3.  脾胃湿熱---湿が脾胃に長く影響し化熱したもの 4.  腎陰虚---腎気虚が進行し気の温煦作用が低下したもの
第26回・鍼灸
問題 98 足の太陽膀胱経の病証はどれか。 1.  前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺 2.  前頭部・後頭部・脊柱の痛み・精神異常 3.  側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみ 4.  腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみ
第26回・鍼灸
問題 99 次の文で示す患者の病証でみられる脈診所見はどれか。52歳の男性。主訴は腰痛。不眠や手のほてりを伴う、仕事の疲れがたまると眩暈や盗汗が起こる。 1.  滑脈 2.  弦脈 3.  細脈 4.  緊脈
第26回・鍼灸
問題 100 六部定位に配当される脈診部位と絡穴部位の組み合わせで正しいのはどれか。 1.  右寸口---尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋の上方1寸 2.  右関上---長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分 3.  右関上---前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸 4.  左尺中---長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方2寸
第26回・鍼灸
問題 101 肘関節に向けて刺入すると補法になる経穴の部位はどれか。 1.  尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸 2.  長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方5寸 3.  肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方2寸 4.  肘後外側、上腕骨外側上顆の上縁、外側顆上稜の前縁
第27回・按マ指
問題 93 清濁を分ける腑と表裏関係にある臓の生理作用はどれか。 1.  疏泄を主る。 2.  納気を主る。 3.  運化を主る。 4.  血脈を主る。
第27回・按マ指
問題 94 胃の生理作用で正しいのはどれか。 1.  栄養素を全身に供給する。 2.  体内の水路を調える。 3.  食物の受納を行う。 4.  水液を吸収する。
第27回・按マ指
問題 96 心を犯しやすい外邪の特徴はどれか。 1.  気を傷つける。 2.  経過が長くなる。 3.  痛みを引き起こす。 4.  症状の変化が速い。
第27回・按マ指
問題 98 肝血虚証でみられる症状はどれか。 1.  腰がだるい。 2.  皮下出血がある。 3.  手足が冷える。 4.  目が乾燥する。
第27回・鍼灸
問題 89 気について正しいのはどれか。 1.  宗気は臍下丹田に集まる。 2.  原気は津液を血に変化させる。 3.  衛気は臓腑を温める。 4.  営気は呼吸を推動する。
第27回・鍼灸
問題 91 「関節がだるく痛み、頭が重くなる。」の症状を引き起こす病邪の特徴はどれか。 1.  粘滞性 2.  昇散性 3.  開泄性 4.  収引性
第27回・鍼灸
問題 92 臓腑と生理作用の組合せで正しいのはどれか。 1.  小腸---受納 2.  胃---降濁 3.  大腸---化物 4.  胆---腐熟
第27回・鍼灸
問題 95 次の文で示す患者の病証で最もみられる脈状はどれか。「45歳の女性。主訴は膝痛。10日前に転倒して膝を打撲した。現在も膝内側が腫れて痛み、夜間も痛む。」 1.  滑脈 2.  洪脈 3.  濡脈 4.  濇脈
第27回・鍼灸
問題 96 経脈病証で「顔がすすけて黒く、腰が痛く、陰嚢が腫れて痛み、小便が出ない。」のはどれか。 1.  足の厥陰経脈病証 2.  足の少陰経脈病証 3.  足の少陽経脈病証 4.  足の太陽経脈病証
第27回・鍼灸
問題 97 舌診で気陰両虚の所見はどれか。 1.  舌体が腫れて大きい。 2.  舌苔が剥落している。 3.  舌の色が青紫色である。 4.  舌下静脈の怒張がある。
第27回・鍼灸
問題 98 六部定位脈診で左手尺中の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴の部位はどれか。 1.  足の第1指、末節骨外側、爪甲角の近位外方1分 2.  足内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際 3.  膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上 4.  下腿後内側、アキレス腱の前縁、内果尖の上方2寸
第27回・鍼灸
問題 101 次の文で示す患者の治療方針で最も適切なのはどれか。「27歳の女性。月経過多に悩む。食欲不振で大便溏薄、臍部に力がなく、四肢が冷える。面色萎黄。」 1.  胃熱を除く。 2.  腎精を補う。 3.  痰湿を除く。 4.  脾気を補う。
第28回・按マ指
問題 92 五行色体における五主と五官の組合せで正しいのはどれか。 1.  肌肉---鼻 2.  皮毛---口 3.  筋---舌 4.  骨---耳
第28回・按マ指
問題 93 血の生理作用はどれか。 1.  臓腑を温める。 2.  外邪の侵入を防ぐ。 3.  組織を栄養する。 4.  体温を一定に維持する。
第28回・按マ指
問題 96 腐熟を主る臓腑と表裏関係にある臓腑の生理作用はどれか。 1.  全身の気機を調節する。 2.  水穀の精微を心に送る。 3.  津液を全身に散布する。 4.  精が漏れ出ることを防ぐ。
第28回・按マ指
問題 98 六淫とその特徴の組合せで正しいのはどれか。 1.  暑邪---症状が変化しやすい 2.  風邪---陽気を損傷しやすい 3.  寒邪---津液を損傷しやすい 4.  湿邪---気機を停滞しやすい
第28回・按マ指
問題 99 第3胸椎に付着する臓と表裏関係にある腑の生理作用はどれか。 1.  胆汁の貯蔵 2.  清濁の分別 3.  水穀の受納 4.  糟粕の伝化
第28回・鍼灸
問題 89 次の文で示す患者の病因で最も適切なのはどれか。「34歳の男性。1週間前に上司から販売業績が悪いことを責められた。やる気がでない。声に力がなく、食欲もない。」 1.  飲食不節 2.  労倦 3.  湿邪 4.  怒
第28回・鍼灸
問題 90 五行色体における五脈と五病の組合せで正しいのはどれか。 1.  弦---呑 2.  代---咳 3.  毛---語 4.  石---欠
第28回・鍼灸
問題 92 六腑に属する奇恒の腑が、剋する腑の生理作用はどれか。 1.  貯尿を主る。 2.  受納を主る。 3.  決断を主る。 4.  昇清を主る。
第28回・鍼灸
問題 93 五臓と生理作用の組合せで正しいのはどれか。 1.  肝---封蔵 2.  心---蔵血 3.  腎---治節 4.  脾---昇清
第28回・鍼灸
問題 95 五労で正しいのはどれか。 1.  久しく視ると血を傷る。 2.  久しく歩くと肉を傷る。 3.  久しく坐ると気を傷る。 4.  久しく立つと筋を傷る。
第28回・鍼灸
問題 96 次の文で示す患者の病証で最もみられる汗の状態はどれか。「36歳の男性。主訴は咳嗽。水様の鼻汁を伴い、息切れ、倦怠感も訴える。脈は弱。」 1.  自汗 2.  盗汗 3.  大汗 4.  絶汗
第28回・鍼灸
問題 97 経脈病証で「顔がくすみ、皮膚がかさかさして艶がない。口が苦く、よくため息をつく。痛みで寝返りが打てない。」のはどれか。 1.  手の太陰経病証 2.  手の太陽経病証 3.  足の少陽経病証 4.  足の厥陰経病証
第28回・鍼灸
問題 99 次の文で示す患者の病証で最もみられる舌所見はどれか。「54歳の女性。主訴は肩こり。2週間前に感冒にかかり咳が強く出た。現在も透明な鼻汁が出て痰が多い。」 1.  膩苔 2.  燥苔 3.  黄苔 4.  剥落苔
第29回・按マ指
問題 84 疏泄を主る臓を剋する関係にある臓の生理作用はどれか。 1.  神志を主る。 2.  運化を主る。 3.  宣発を主る。 4.  納気を主る。
第29回・按マ指
問題 85 津液について正しいのはどれか。 1.  関節運動を円滑にする。 2.  身体を温める。 3.  精神活動の基本となる。 4.  情報を伝達する。
第29回・按マ指
問題 87 疫癘について正しいのはどれか。 1.  季節性がある。 2.  強い伝染性をもつ。 3.  発病は緩慢である。 4.  生理物質の失調により起こる。
第29回・按マ指
問題 88 外邪と疼痛の組合せで正しいのはどれか。 1.  寒邪---重痛 2.  湿邪---酸痛 3.  風邪---灼痛 4.  熱邪---掣痛
第29回・按マ指
問題 90 脾虚による内湿が熱化して生じた病証として最も適切なのはどれか。 1.  肝胆湿熱 2.  心火亢盛 3.  脾陰虚 4.  腎陰虚
第29回・按マ指
問題 91 足の太陽経の経脈病証でみられるのはどれか。 1.  季肋部の腫れ 2.  腹部膨満感 3.  腓腹筋の痛み 4.  下肢外側のほてり
第29回・按マ指
問題 93 今朝から急に悪寒、頭痛、無汗を呈した症例でみられるのはどれか。 1.  顔面紅潮 2.  五更泄瀉 3.  沈脈 4.  上背部のこわばり
第29回・鍼灸
問題 94 胸中に集まる気について正しいのはどれか。 1.  発育を促す。 2.  発声に関わる。 3.  発汗を調整する。 4.  栄養分をもつ。
第29回・鍼灸
問題 96 決断を主る臓腑と表裏関係にある臓腑の生理作用はどれか。 1.  気を主る。 2.  血流量を調節する。 3.  全身の陽気を主る。 4.  水分代謝を調節する。
第29回・鍼灸
問題 98 三陰三陽病と症状の組合せで正しいのはどれか。 1.  少陰病---臥床を好む 2.  太陰病---便秘 3.  少陽病---項のこわばり 4.  陽明病---めまい
第29回・鍼灸
問題 99 次の文で示す症状を引き起こす六淫の性質に含まれるのはどれか。「梅雨の時期から体が重く下肢がむくみ、下痢をするようになった。」 1.  遊走性 2.  昇散性 3.  粘滞性 4.  収引性
第29回・鍼灸
問題 100 五労で正しいのはどれか。 1.  久しく臥すは脾を傷る。 2.  久しく視るは心を傷る。 3.  久しく行くは腎を傷る。 4.  久しく坐すは肺を傷る。
第29回・鍼灸
問題 102 次の文で示す経脈の病証はどれか。「48歳の女性。発汗、目尻から頬の痛みがあり、耳鳴りが続き耳が聞こえにくい。」 1.  足の陽明経 2.  手の太陽経 3.  足の少陰経 4.  手の少陽経
第29回・鍼灸
問題 103 次の文で示す患者の病証で最もみられる症状はどれか。「42歳の女性。主訴は月経周期の乱れ。子どもの面倒をみながらの在宅勤務でイライラすることが多い。」 1.  太息 2.  呵欠 3.  短気 4.  噴嚔
第29回・鍼灸
問題 104 経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。 1.  手の陽明経脈 2.  手の太陽経脈 3.  足の陽明経脈 4.  足の太陽経脈
第29回・鍼灸
問題 105 六部定位脈診で右手関上の沈の部が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴はどれか。 1.  中渚 2.  商丘 3.  労宮 4.  曲泉
第29回・鍼灸
問題 106 腰殿部外側と大腿外側の脹痛に対して、侠渓を取穴した治療の法則はどれか。 1.  局所取穴 2.  循経取穴 3.  分刺による取穴 4.  難経六十九難の取穴